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Phrase of the Day

聞こえよがし(に言う) (say) in a stage whisper

“How much longer do we have to wait?” said Bob in a stage whisper.
(「いつまで待たせるんだ」と、ボブが聞こえよがしに言いました)

Vocab Aid:
how much longer (どのくらい長く)

 皮肉や悪口を、わざと本人に聞こえるように呟くのが「聞こえよがし」。当の相手に面とむかっては言わないところは、高等戦術と言えば高等戦術ですね。英語ではin a stage whisper(舞台上の囁きで)と言います。舞台の上の悪徳商人が「…」と耳打ちすると、聞いていた悪代官が「そちも悪(わる)よのう、ムフフ」と含み笑いをする。お芝居がこんな筋書だと、肝心の「…」が聞こえなければ観客は何のことだかわからない。そこで、本来は聞こえないことになっている「…」を観客の耳にも届くようにしゃべる――。これがこの慣用句の由来ですが、「意図的に聞かせる」というところから、我々の「聞こえよがしに」とまったく同じ意味で使われます。

How to use:

  1. Why did the boss grant a coffee break all of a sudden?
  2. Because Jim said he was bored in a stage whisper. It worked.
  1. なんでまた部長は突然コーヒーブレークにしようと言いだしたの?
  2. 「あぁ退屈だ」と、ジムが聞こえよがしに言ったからだよ。それが効いたんだ。

Further Study:

 聞こえよがしでもないかぎり、人に聞かれたくない話をするときは声をひそめます。これをunder ~’s breath(息の下で)と言いますが、このフレーズをひとつ覚えておくだけで、この先どれだけ重宝するかわかりません。声をひそめて何かを言う、クスクスと小さく笑う、人には聞こえないように小声で悪態をつく――。こんなことは、みんなこれひとつで対応できます。

“This is between you and me,” said Tom under his breath.
(「ここだけの話だぜ」と、トムは声をひそめました)

Seeing him slip on a banana peel, Jane chuckled under her breath.
(彼がバナナの皮で滑って転ぶのを見て、ジェーンはクスクス笑いました)

Jack cursed under his breath when he was sent for by the boss.
(部長に呼びつけられて、ジャックは「#&$%!0」と小声で悪態をつきました)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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