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Phrase of the Day

(考えや気持ちが)コロコロ変わる blow hot and cold

You blow hot and cold. Will you make up your mind?
(あなた、言うことがコロコロ変わるじゃない。もう決めてくれない?)

Vocab Aid:
make up ~’s mind(決心する)

 寒い日には丸めた手の平に息を吹きこんで、指を温めようとします。熱い食べものにはフーフーと息をかけて、冷(さ)まそうとする。だれもがやることですが、それが気に障ったのがイソップの寓話に出てくるギリシャ神話のサテュロス。情けをかけた旅の男のそんな仕草を見て、この半人半獣の牧神は「こんな人間は信用ならん」と、せっかく与えた温かい食事を取り上げ寒い外に追い返します。冷たいからといって息をかけ、熱いからといってまた息をかける――。そんなご都合主義は許せんというわけ。blow hot and cold(冷たくても熱くても息を吹きかける)が「(気持ちなどが/を)コロコロ変わる/変える」ことの比喩になったのは、この話が元になっています。

How to use:

  1. Tom is a real problem. He is for it one minute and against it the next.
  2. I know. He always blows hot and cold.
  1. 賛成と言ってみたり反対と言ってみたり、トムにも困ったもんだ。
  2. そうなんだよ。あいつはいつも言うことがコロコロ変わるんだ。

Further Study:

 同じことをchop and changeとも言います。ここでのchopは現代の「ちょん切る」の意味ではなく、もう古語になった「突然変わる/変える」の意味で使われています。詳しいことは省きますが、pidgin English(ピジン・イングリッシュ=カタコト英語)の一種。She chops and changes.と言えば「彼女はよく気が変わる」で、この場合はblow hot and coldと同じです。ただ、こっちの方はもうちょっと用途が広くて、人やモノが(を)目まぐるしく入れ替わる(替える)ことなどにも使える便利な面があります。例えばThe coffee shop chops and changes staff all the time.(その喫茶店はコロコロとスタッフを替える)のようにも使えるということです。

After a lot of chopping and changing, we decided not to buy the car.
(さんざん迷ったあげく、我々はその車は買わないことにしました)

The company chops and changes its policy constantly.
(あの会社は朝令暮改ばかりです)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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