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Phrase of the Day

留守番する keep the home fires burning

Our grandma kept the home fires burning while we were abroad.
(私たちが外国に行っているあいだ、家はお祖母ちゃんが留守番してくれていました)

Vocab Aid:
be abroad(外で食事をする)

 太古の昔、男たちが狩りに出かけたあとの村や集落では、お年寄りや女性がカマドの火を絶やさぬよう留守居をつとめたに違いありません。言ってみれば、それがkeep the home fires burning。直訳で「家にあって火を守る」、転じて「留守番する」ことの比喩になります。和英辞典を引くと出てくる「house-sitting(留守家の面倒を見る)」や「look after the house(同)」の「留守番」とは「留守番」が違う。仕事で部下が出払った営業A課を、課長が孤塁を守ってしっかり留守番する――。例えばこんなときの「留守番」は「留守家の面倒をみる」では説明になりません。フレーズ自体は第1次世界大戦時に、イギリスで作られた『Till the Boys Come Home』(若者たちが帰ってくるまで)という歌にある一節です。

How to use:

  1. Where is Jane? She didn’t come?
  2. Poor Jane’s got a bad cold. She is keeping the home fires burning at the dorm.
  1. ジェーンはどうした。来ないの?
  2. かわいそうにジェーンはひどい風邪をひいて、寮でお留守番よ。

Further Study:

 『若者たちが帰ってくるまで』の歌詞には、胸をうたれるところがあります。一部をご紹介させていただくと、こんな風です―― Keep the home fires burning(留守をしっかりお守りなさい)/While your hearts are yearning(痛む心に耐えながら)/Though your lads are far away(若者たちは遠くにあろうとも)/They dream of home(彼らが夢みるはふるさと)/There’s a silver lining(黒き雲の周りを彩る銀のふちどり)/Through the dark clouds shining(それはひとすじの希望の光)/Turn the clouds inside out(黒雲の裏なるものを信じ続ける)/Till the boys come home(若者たちが帰ってくるまで)――。直訳では日本語として意味が通じなくなるイディオムは思いきった意訳にしてありますが、大体こんなところです。息子を戦場に送った親の心情に想いを馳せた詞。与謝野晶子の『君死にたまふことなかれ』を思い起こします。

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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