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Phrase of the Day

悪い予感がする see the writing on the wall

He quit before he was let go. He must have seen the writing on the wall.
(彼は辞めさせられる前に辞めました。悪い予感がしていたに違いありません)

Vocab Aid:
be let go(クビになる)

 「なんだか、よくないことが起きそうな気がする」ことを英語ではsee the writing on the wallと言います。「壁に落書きを見る」と、なんの変哲もないフレーズですが、この落書きがただの落書きじゃない。大昔、宴会好きのバビロンの王様がいつものようにどんちゃん騒ぎをやっていると、どこからともなく手が1本現れて、すらすらと「お前の国は滅びる」と壁に書いた。聖書にある話です。はたせるかな、王様はその夜に暗殺されて国は滅びる――。ざっと言えばこういうことですが、それ以来「壁の落書き」と言えば西欧では「不吉な前兆」の比喩になります。the writing is on the wall(壁に落書きがある)なら「よくない兆しがある」ということですね。

How to use:

  1. How did you feel when you heard that the U.S. might drop out of the TPP?
  2. Well, we had seen the writing on the wall so it wasn’t much of a shock.
  1. アメリカはTPPには参加しないと聞いて、どう思いましたか?
  2. まあ、悪い予感があったので、それほどのショックはなかったよ。

Further Study:

 国や会社がつぶれるとかつぶれないとかの話ではなく、例えば「バスが遅れそうな気がする」程度の嫌な予感なら、聖書の一節を借りなくても、that sinking feeling(あの落ちこむ気分)で十分。I have that sinking feeling she won’t come.で「彼女は来ないような、イヤな予感がする」になります。ついでにもうひとつ。I just have this feeling ~(私はこの気分を持っている)も覚えておくと重宝します。いい悪いにかかわらず、「私はそんな気がする」ということです。

I have that sinking feeling we are in for trouble with the law.
(この先、法的な問題が起きるるような、嫌な気がする)

The boss says the company is fine, but I just have this feeling that he is not telling us the truth.
(会社は大丈夫だと部長は言っていますが、ウソだという気がします)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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