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Phrase of the Day

(~の)先を越す beat ~ to the draw

Bob’s company beat its competitors to the draw with a new line of computers.
(ボブの会社は新型コンピューターで競合他社の先を越しました)

Vocab Aid:
competitor(s)(競争相手、ライバル)

 相手を出し抜いて先にものごとを行うのが「先を越す」。「先手を打つ」とも言うし、くだけた雰囲気でなら「先にツバをつける」などとも言います。英語でならbeat ~ to the draw。ここでのbeat(叩く)は「打ち負かす」、draw(引く、引き)は西部の早撃ちが拳銃を引き抜くことを指しています。つまり「相手より先に拳銃を引っこ抜く」――。これがこのフレーズの直訳です。beat ~ to the punch(先にパンチを喰わす)、beat ~ to it(先にやる)と言っても同じ。ここからは日本語の問題ですが、「彼は私の先を越した」も「私は彼に先を越された」も、He beat me to the draw.で済ませられます。あえて英文も受け身にする必要があるのならI was beaten to the draw by him.ですね。

How to use:

  1. I think I’m going to ask Jane to be my date for tonight’s party.
  2. Then, you’d better get a move on, or someone else may beat you to the draw.
  1. ジェーンを今夜のパーティに誘おうと思ってるんだ。
  2. だったら急がないと、誰かに先を越されるかも知れないわよ。

Further Study:

 例外はあるにしても、ものごとは他に先んじる方が後々の展開が有利になります。新商品の開発だって、競合他社より先に完成させることが成功へのカギですね。発売の段階で大きく時間差をつけることが出来る。これを英語ではget/have a head start(スタートで頭ひとつ先んじる)と言います。日本語訳としては「一歩先んじる」、「有利なスタートをきる」などなど。もともとはスターティングゲート(発馬機)がなかったころの競馬場で、他より頭ひとつ先に飛び出す出走馬がいたことが、このフレーズの由来です。

We need to pick up the pace of production to get a head start on our rivals.
(ライバルより有利なスタートをきるために、我々はもっと生産ペースを上げる必要がある)

Meg lived in Paris for a year, so she has a head start on other students in French.
(メグはパリに1年住んでいたことがあるので、フランス語は他の生徒より一歩先んじています)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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