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Phrase of the Day

ふんどしを締めてかかる gird (up) ~’s loins

If you want to stay with the team, you’ll have to gird (up) your loins.
(チームに残りたいのなら、君はふんどしを締めてかからなけりゃな)

Vocab Aid:
stay with ~(~と共にいる)

 気を引きしめて難問・難題にあたるのが「ふんどしを締めてかかる」。この日本語に見合う英語句はいくらでも思い浮かびますが、今回はgird (up) ~’s loinsに話をしぼります。girdは「身構える」で、loinは腰から下、膝から上の間の「下半身」のことですから、直訳で「下半身を身構える」。具体的には、(大昔の衣装だった)丈(たけ)の長い衣(robe=ローブ)の裾をまくってベルトにはさみ、動きやすい態勢をつくることを指します。ユーモラスなニュアンスを含んだ表現で、我々の言葉でなら「尻からげする」「尻はしょりする」といったところ。もともとはgird up the loins of your mind(気持ちの裾をからげよ=気持ちを引きしめよ)という、聖書の一節が出どころです。

How to use:

  1. The yen is going up to sky high levels again.
  2. Right. The company has to gird (up) its loins for what will come as a result..
  1. また円が高騰してるわね。
  2. そうなんだ。会社もふんどしを締めて対処しなきゃな。

Further Study:

 gird (up) ~’s loinsと「ふんどしを締めてかかる」は、「下半身」つながりでちょうどうまく符牒が合っていますが、語感的にもっと合いそうなのがtighten ~’s belt(ベルトをきつく締める)。ただ、やや意味がずれるのが残念なところです。同じ「締める」でも、こっちが締めるものは財布のひもで、この慣用句はおカネを「節約する」「倹約する」ことを意味します。しかし、だんごと理屈はこね方ひとつ。実入りが減って「節約、倹約」するのは、広義には気持ちを引き締めて難局にあたることでもある――こう考えれば、これだって「ふんどしを締める」と訳して訳せないことはありません。

I want you all to know that we’ll have to tighten our belt to tide us over until the current recession ends.
(この不況を乗り切るために倹約しなければならないことを、わかってほしい)

I have to tighten my belt to stretch my money so I can pay the bills at the end of the month.
(月末の支払いのために、私は節約してお金をもたせなければなりません)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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