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Phrase of the Day

はっきりと言って反応を見る run ~ up the flagpole

The government ran a new tax plan up the flagpole to see what the rank and file would think of it.
(政府は新しい税制案をはっきりさせて、世間の反応を見ました)

Vocab Aid:
rank and file(一般の人、大衆、平社員)

 自分が考えている案や計画を人がどう思うかを知りたいのは人情です。こんな時は、自分の旗印をはっきりさせて相手の反応を探ります。これがrun ~ up the flagpole(旗竿に掲げる)。比喩としての意味をひと口で日本語にするのが難しいフレーズで、「反応を見る」だけでも「はっきりさせる」だけでも舌足らずの感が否めない。表題の日本語が長くなったのはそのせいです。1900年代の中ごろにアメリカで流行ったフレーズですが、run it up the flagpole to see who salutes it(旗を掲げて誰が敬礼するかを見る)が元々の形。「はっきりと言ってみて、誰が賛成して誰がしないかを見る」ということですね。

How to use:

  1. Do you think they will buy into our offer?
  2. I don’t know. Let’s run it up the flagpole and see what they say.
  1. 向こうはこっちのオファーに乗ると思う?
  2. わからないよ。はっきりと言って反応を見よう。

Further Study:

 反応を見ることを我々は「アドバルーンを上げる」とも言います。実現したい重要な政策や案件を意識的にリークしてみて、一般がどう受け止めるかを探ることですね。老練な政治家や経営者がよく使う手。「アドバルーン」というのはad(広告)+balloon(風船)、つまり「広告気球」のことですから上に挙げた文脈で使うのであれば、あまり正確とは言えません。英語国でならsend up a trial balloon(観測気球をあげる)――。これが我々の「アドバルーンを上げる」にあたる英語です。

When we sent up a trial balloon about the new system, the public response was very negative.
(アドバルーンを上げてみたら、新制度の一般受けは極めてよくありませんでした)

Don’t forget to send up a trial balloon before you start something new.
(新しいことを始めるときは、前もって世間の反応を見ておくことを忘れないように)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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