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Phrase of the Day

黙ってない not take ~ lying down

If Joe goes back on his word, I will not take it lying down.
(もしジョーが約束を無視したら、私は黙っていません)

Vocab Aid:
go back on ~’s word(約束を破る)

 数ある脅し文句のなかでも、「~が黙ってない」というのはとくにすご味がありますね。ゴマメの歯ぎしり的な「俺が黙ってない」なら誰も驚きはしませんが、これが「そんなことは社長が黙ってないぞ」とか「アメリカや中国が黙ってないだろう」という話になると、「それは大変、なんとかしなきゃ」という気になります。英語でこの迫力を出すとすれば表題のnot take ~ lying downが一番。take ~ lying down(~を寝転がったまま受けいれる=文句を言わずに受けいれる=甘んじて受ける)という、もともとある慣用句にnotをつけて「大人しくしていない」にしたもので、言葉を替えれば「黙ってない」ということですね。

How to use:

  1. Let’s get John out of this plan.
  2. If John hears of it, he will not take it lying down.
  1. ジョンはこの計画から外すことにしよう。
  2. そんなことジョンが聞いたら黙ってないわよ。

Further Study:

 go down swingingという決まり文句があります。「腕を振り回しながら倒れる」が直訳。ボクシングでいえば、最後の最後までパンチを繰り出しながらマットに沈む、野球でなら同じ三振でも見送りではなく、バットを3回振って三振する――。つまり、「(敗けるにしても)むざむざとはやられない」ことの比喩になります。昔の言葉で言えば「敵わぬまでも一太刀」とか「一矢を報いる」。「黙ってない」に通じるものがあるフレーズですが、「敗北」を前提にしている分、こっちの言い方には一種の「滅びの美学」が感じられます。

Though defeated, they put up a good fight against the opponent. They went down swinging.
(敗けはしたけど、彼らは強敵相手に善戦しました。むざむざとはやられなかった)

I think Beth will not give up easily. She will go down swinging.
(ベスは簡単にはギブアップしないと思う。最後まで闘うわよ)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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