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Phrase of the Day

(~するのは)結構ですが… (be) all very well, but …

It’s all very well for you to apologize, but how will you make up what I lost?
(謝るのは結構ですがね、私がこうむった損失はどうしてくれるんですか?)

Vocab Aid:
apologize(謝罪する) make up(償う)

 「それは結構ですがね……」と相手が切り出すと、こっちはちょっと身構える。あとに続くせりふは、聞く側にとってはほおかむりしておきたいことに決まっています。「それはそれでよい」とひと安心させておいて、「だがな」と来るのが表題の日本語での言いまわし。英語にも全く同じ言い方の決まり文句があります。It’s all very well(それは、非常に良い)と始めてbut(しかし)と続けるフレーズで、こう言われたら聞く方はやはり身構えなければならない。「それはいいけど、然し……」ということですから。日本語では「結構ですが」の「が」、英語では「but=だが」がくせものというわけです。

How to use:

  1. Dad, I’ve worked out a plan to spend our summer vacation in Hawaii.
  2. Well, working out a plan is all very well, son, but who’s going to pay for it?
  1. お父さん、我が家の夏休みハワイバケーションの計画を立てましたよ。
  2. 計画を立てるのは結構だがな、お前、カネは誰が払うんだ。

Further Study:

 英語も日本語も、表題のフレーズは不賛成を表明するときの前置きですね。似たようなケースで、beg to differという前置きもあります。「異を唱えることを許してほしい」――。「自分の意見、考えは違う」ことをはっきりさせるときの枕ことばで、とくに目上の立場にある人にはこれで丁重さを出します。日本語にしてみれば「お言葉ですが」とか「失礼ながら」というところ。よく日本語で議論をする知り合いのオーストラリア人は、異論をはさむときは「失礼けれど」と断りを入れます。beg to differのつもりなら「失礼ながら」と言いなさいと、何度正してもこう言う。これも愛嬌です。

Sir, I beg to differ with you on this one.
(お言葉ですが、これについては賛成できかねます)

Jane begged to differ and told her boss that he was wrong.
(ジェーンは、失礼ながらあなたは間違っていると部長に言いました)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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