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Phrase of the Day

(乗り込んでいって)捨て身で対決する beard the lion in his den

He didn’t return my call, so I bearded the lion in his den.
(電話を返してこないので、乗り込んでいって捨て身で彼と対決しました) 

Vocab Aid:
return ~’s call(~に電話を返す)

 ご存知のbeard(あごひげ)は「~の髭をつかむ」という動詞にもなります。つまり、例文を直訳すると「ライオンの巣に乗り込み、ひげをつかんで闘う」。ライオンの巣ですから「強敵の本拠地」、そこに乗り込んで「ひげをつかんで格闘する」わけですから「捨て身で闘う、対決する」――。この2つが上のフレーズが比喩に転じたときの要点です。社長の言うことが納得できないので、社長室に乗り込んで直言する――。もしこんな離れわざができれば、これがbeard the lion in his den。羊を盗まれたダビデが、盗んだライオンをその棲みかにまで追いかけていってやっつけたという、聖書にある話が出どころです。いまでは短くしてbeard ~ in ~’s denとか、ただbeard ~だけでもその意味として通用しています。

How to use:

  1. What are we going to do if they refuse to pay us the money?
  2. In that case, one of us has got to beard the lion in his den.

  1. もし相手がおカネを払ってくれなかったら、どうするの?
  2. その場合は、だれかが乗り込んでいって捨て身で対決するしかない。

Further Study:

 似たような慣用句にtake the bull by the hornsというのがあります。「牡牛のツノをつかむ」が直訳。猛牛の角をつかんで取り押さえるという意味ですから、「勇敢に立ち向かう」ことの比喩になります。とくに、難局や難問に敢然として立ち向かうことを言うときなどには最適。生半可な勇気でできることじゃありませんから。フレーズ自体はスペインの闘牛から来たという人もいれば、アメリカのロデオでカウボーイが牛を素手でねじ伏せる競技から来たという人もいます。

Is there anyone who will take the bull by the horns and tell the boss about it?
(勇気をもってそのことを部長に言えるのはだれかいないか)

Jane took the bull by the horns and told Bob to leave.
(ジェーンは敢然と、出て行けとボブに言いました)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

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