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Phrase of the Day

(世話になった人/会社などを)足蹴にする kick away the ladder

Jill kicked away the ladder when she refused to help Bob. Mind you, she had been greatly indebted to him.
(ジルはボブを足蹴にしたわね。言っとくけど、彼女は彼にずい分、世話になったのよ) 

Vocab Aid:
mind you(言っとくけどね) be indebted to ~(~に恩義がある)

 何のためかはともかく、木に登ったり屋根に上がったりするときにははしごの世話になります。その恩を忘れて、登ったあとはしごを「蹴りとばす」のがkick away the ladder。はしごを捨ててどうやって降りるのかと心配する方もおられるかもしれませんが、今日の問題はそこにはありません。このフレーズが「(お世話になった人や会社を)足蹴にする、袖にする」ということの比喩になるというのが、今日のお話です。登ってしまえばこっちのものと、はしごをさっさと捨てる――。目的を達したら、お世話になった人や会社を恩知らずにも用済みにすることを言う決まり文句です。

How to use:

  1. Once he becomes successful, I’m afraid he’ll forget how we’ve supported him.
  2. No, he is not that kind of person. He won’t kick away the ladder.

  1. 彼はいったん成功したら、我々がどれだけ彼をサポートしたかを忘れてしまうと思うわ。
  2. いや、彼はそんな人間じゃない。世話になった人を足蹴にするようなことはしないさ。

Further Study:

 世の中はさまざまですから、世話になったはしごを蹴りとばす恩知らずがいれば、人をおだてて木や屋根に登らせておいて、はしごをはずす性悪もいます。それをpull the rug out from under ~’s feet(~の足元の絨毯を引く)と言います。いきなり絨毯を引いて、その上に立っている人をよろめかすことですね。比喩として「急に支援や支持を取り下げて人を困惑させる」という意味になるところは、我々の「はしごをはずす」と同じ。「はしごをはずされる」なら、形を変えてhave the rug pulled out from under ~’ feet(足元の絨毯を引かれる)にすればいいだけの話です。

They certainly promoted you, but who knows? They might pull the rug out from under your feet later.
(連中は確かにお前を昇進させたけど、あとではしごをはずすかもしれんぞ)

Be careful not to have the rug pulled out from under your feet.
(はしごをはずされないように気をつけなさいよ)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

 

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