

営業総本部営業企画室 主査高瀬谷 尚也 様
営業総本部営業企画室 総務部人事グループ藤居 健 様
企業 | 建設業界|10,000人以上 |
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研修カテゴリ | 新入社員、ビジネス基礎力強化、オンラインライブ配信 |
研修内容 | 経済知力研修|日経TEST研修ドリル |
導入背景 |
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背景・課題
シミズの姿勢である顧客第一を意識し、学生から社会人への「マインドセット」と 「基礎力」を早いうちに身に着けるために、日経のプログラムを選びました。

当社の営業部門教育の一環として実施される新入社員教育では、「人・組織を知る」「配置部署の仕事の流れを知る」「自ら学んで考える姿勢の定着」に加え、「文章力の向上」を重点実施事項とした4つの狙いを軸に、新入社員育成プログラムを企画しました。
その中で、業務に直結する知識やスキルはもちろんですが、社会人として必要な「書く」「知る」「考える」「聞く」「話す」といった基礎力の大事さを、早いうちに気づいて、身に着けてほしいという思いで、日経ビジネススクールの経済知力研修を導入しました。
例えば「自分が言いたいことだけの文章を書いていないか?」、「新聞を読んだり、自らビジネスに必要な情報をキャッチしたりしているか?」、「お客様との雑談に、最新の時事情報を活かそうとしているか?」、「相手の質問に答えるだけでなく、自分から聞くことはできているか?」といった、学生から社会人に変わるときに直面する課題があると、日頃から感じていました。
そのマインドセットや基礎力に関して、研修で早期に身に着けることで、良い社会人のスタートが切れると思います。
日経ビジネススクールを選んで良かったこと
内容や講師の質の良さと対応力です。当社の課題や要望を取り入れながら、一緒に最適な研修プログラムを作ることができました。

会社の特徴や感じている課題を共有したうえで、最適な研修プランを提案していただき、一緒に研修プログラムを作成しました。
1回目の研修後、「オンラインでもより受講者に集中してもらうには、どうしたらよいか」と相談したところ、話し方を工夫する、休憩時間を増やすなど、柔軟にこちらの要望に対応していただけました。
また、今回はオンラインライブ配信での研修でも研修満足度は高いと感じました。
研修では、チャット機能を使用して受講している社員に答えを書き込ませたり、グループワークで話し合って答えを出したりと、オンラインでも飽きさせない工夫があり、前向きに研修を受講できていました。
プログラム全体像とゴール
今回、4つのテーマでプログラム「伝わるビジネス文章」「新聞記者の情報術」「日本経済を理解するための10のモノサシ」「ビジネス雑談力」を組んでいただきました。

今回の新入社員研修プログラムのゴールは2つです。
- ゴール①:ビジネスパーソンの基礎となる「書く力」、「知る・考える力」、「話す・聴く力」を高めること
- ゴール②:潜在的な課題を生み、新しいビジネスチャンスのきっかけとなる、ビジネス変化への感度を高めること
そして、今回、設定したゴールと当社の希望をもとに、4つのテーマでプログラムを組んでいただきました。

そのうちの1つ「伝わるビジネス文章」では、ビジネス文章の構成や言葉のルールなどの基礎インプットから、実際にテーマに沿ったビジネス文章を書く演習までプログラムされています。
読み手を想定した伝わる文章を書けるように、研修内で徹底したトレーニングができることがポイントで、実際に受講した新入社員はコミュニケーションの質が変わったと思います。
日経ならではの受講プログラムと、講師の質の高さを実感しました。
導入効果・今後の取り組み
研修を受けた新入社員のアンケートでも満足度が高く、日経TEST研修ドリルのスコアも上がっています。
実際に、メールを書くスピードや、コミュニケーションの質が向上しています。

実際にメールを書くスピードが上がったという声もありました。先輩社員との会話を聞いていても、質問の質が変わってきたな、という印象を感じています。
新入社員が活躍するという、真の効果が出てくるのはこれからだと思いますが、研修を受ける中でこういった力が必要だと気づいて、行動に変化があったのは良かったと思います。
今後の成長を楽しみにしています。
また、今回は新入社員向けの研修を導入しましたが、今後若手の営業系社員に向けた研修の導入を検討しています。
今回、新入社員向けの基礎的な研修を取り入れましたが、日経ビジネススクールには様々な研修があるので、基礎力補強という点で少しレベルの高い研修も取り入れてみたいです。