「社会人としての自立⇒自律」を支援する新入社員研修
「人財のAGC」を体現するために必要なことを学び、スタートを切る

会社情報

企業名
AGC株式会社 様
事業内容
ガラス、エレクトロニクス、化学品、セラミックス
対象者
新入社員
研修内容
導入背景
  • 受け身ではなく、自分事として考え、自ら動く。そして周囲を巻き込み、社会によい影響を与える。こうした人財を目指す良いスタートラインを切ってほしい。
  • 研修終了後、配属先や現場に「文章力」という武器を携えて乗り込んでいってほしい。
  • 外部環境における大きな問題と自社の状況を踏まえて自分事化し、自分にできることを考え、提案・行動に移していく。その意識を少しでも持ってほしい。

日経の新入社員研修では、情報収集力や文章力など長期的な成長につながるプログラムを取り揃えています。

AGCの新入社員研修における3つの目的とは

人事部 人財開発グループ AGCモノづくり研修センター 山下貴晃 様

Q. AGC様が新入社員教育で重視していることを教えてください。

山下様:新入社員研修では、①同期同士のつながりや、AGCモノづくり研修センター(以後、研修C)と新入社員のつながりをつくること ②社会人として自立したマインドを持つこと ③仕事に必要なノウハウのインプット――の3点に重きを置いています。

①「同期同士のつながり」は、このコロナ禍でその尊さを痛感し、オンラインで醸成することの難しさを感じました。また、今まで以上に、研修Cのスタッフが彼らのHUBとなり、新入社員にとって「安心して話せる相手」になることを目指しています。それにより、若手が意見を言いやすい場を作ることができると考えています。彼らが現場に出て、悩みを抱えたとき、しかもそれが自分の職場の仲間に打ち明けにくい時は、私たちがそれを受け止めたいのです。研修Cが「何かあったときに戻って来られる場」なのです。

②「社会人として自立したマインド」は、「環境が大きく変わっても自走する人財であり続けることを、会社として支援したい」との思いから、掲げています。自ら学び、会社を頼らずとも、自分たちから発信していく。会社や職場をどう変えていくか、あるいは会社を利用して自分たちがどう成長していくのかという自立的な意識を持ち続けてほしいと考えています。それは年月を経て、より高い次元の自律に成長させていきます。

③「仕事に必要なノウハウのインプット」では、自社に関する知識やメンタルヘルスの保ち方に加えて、一番大きなインプットとして日本経済新聞社が提供する研修を盛り込んでいます。研修は「相手に伝わる文章の書き方」「決算短信から読み解く企業の成長性」「経済・ビジネストレンド講座」の3つです。

社会人になった新入社員に習得してもらいたい一番の武器は「文章力」

Q. なぜ日本経済新聞社の文章の書き方研修を取り入れたのでしょうか?

山下様:日本経済新聞社の文章の書き方研修には、圧倒的な「納得感」がありました。「この講座であれば、如何に言葉が重要であるかが伝わり、彼らが仕事を始める時にも役立てられるに違いない」と確信し、2020年から導入いたしました。
当社の新入社員は大学時代に多くのことを学んでいます。個性豊かで魅力的な人財ばかりです。しかし、新入社員にとって、自分より年齢が上の人ばかりの集団で仕事をするのは初めてですし、緊張も強いられます。自分が思っていることを周囲にうまく伝えることができるのだろうかという不安を持っています。
でも論理的にわかりやすい文章を書く力があれば、上手にコミュニケーションがとれます。きちんとした文章が書ければ、年上の人からないがしろにされることもありません。
上司や同僚との信頼関係構築において、自分の個性をアピールする「武器」が文章力だと思います。この武器は社内だけでなく、お客様やお取引先様と一緒に仕事をする上でも重要です。
研修終了後、配属先や現場に「文章力」という武器を携えて乗り込んでいってほしい、と思っています。

外部環境を踏まえて自走できる人財を育成する

Q. なぜ日本経済新聞社の決算短信・ビジネストレンドの研修を取り入れたのでしょうか?

山下様:新入社員が決算短信を読み解けるようになったからといって、すぐに仕事に役立てられるわけではありません。しかし、彼らもゆくゆくは役職者になり、会社全体の業績を見ていく立場になります。その時初めて企業会計に触れるのではなく、いったん忘れてしまうかもしれないけれど、入社直後のフラットな心持ちのときに決算短信の基本的な知識を学ばせる。やがて彼らが事業を俯瞰して自分の仕事と向き合う立場になり、改めて学び直したときに「昔ちょっとやった、あれかな・・・」と抵抗感なく受け入れる素地ができると考えています。
ビジネストレンドでは、社会人としての意識を持ってもらうことを主眼としています。「大人の知識」と言ってもいいかもしれません。学校では、社会で実際に起きていることを学ぶ機会は限定的と考えています。どうしても過去の出来事を学ぶことが中心になります。しかし、企業で働くということは、今、実際に起きている課題に向き合い、明確な答えが無い中でベターやベストな提案をし、解決することです。試行錯誤の毎日のはずです。「こういうことにも日々アンテナを張りながら仕事をするのか」と、新入社員の視座を一段上げて、ワクワクさせてくれる講座として、ビジネストレンドの研修は非常に有用だと考えています。
たとえば、「カーボン・ネットゼロ」などの外部環境における大きなテーマと自社の取り組みを結びつけて自分事化し、自分にできることを考え、提案・行動に移していく。その意識を少しでも持ってほしい。

「人財のAGC」
山下様:「AGCといえば人財だよね」「AGCの人財は本当に、良い」そう周囲から仰って頂けるように、また自分たち自身がそう自認できるような会社を目指しています。だから敢えて「人材」ではなく「人財」と表現しています。受け身ではなく、自分事として考え、自ら動く。そして周囲を巻き込み、社会によい影響を与える。そんな人財を目指すスタートを切ってほしい。自己成長実感を味わいつつ、意識を外(社会)に向けることを忘れない。その観点から捉えると、日本経済新聞社の研修は非常に有効です。これからもぜひ活用していこうと考えています。

文章を「構造化」し、論理的に相手に伝えることの重要性を学んだ

AGC株式会社 金川正弥 様

Q. 文章力の研修でどんなことを学びましたか?

金川様:(今までで)一番印象に残った研修でした。コミュニケーションギャップを解消するのが文章の役割だと思うので、相手と自分との認識のかい離をどう埋めるかが問われていると思います。日本経済新聞社の文章の書き方の研修では、文章だけでなく口頭でのコミュニケーションにおいても「構造化」を意識し、論理的に相手に伝えることの重要性を学びました。

まず、結論を考え、次に文章全体で言いたいことを端的に表現する「見出し」を考え、構造化する。新聞記者が原稿を書く時の流れに沿うことで相手に伝わりやすい文章が書けます。この点はいつも心掛けています。できる人の考え方や文書の書き方は、これに似ていることを思い起こしました。
研修を終えて、実際に議事録やメールを書いたり、上司に報告したりする時に、伝えたいことの要点を整理し、構造化しないと正確に伝わらないと強く実感しています。指示されていない時も文章で情報を構造化してまとめる習慣が身につきました。

目の前の業務に追われずに、「鳥の目」で会社全体、競合を俯瞰するきっかけに

Q. 大学院時代は理科系のご専攻とうかがっています。決算短信やビジネストレンドの講座は縁遠かったのではありませんか。

金川様:確かに決算短信をはじめとする企業会計に関する勉強はほとんどしていませんでした。それでも具体事例をもとにわかりやすく解説していたので、よく理解できました。会社全体を「鳥の目」でながめることができるのが決算短信なのだと思いました。競合他社の状況もわかりますし、何よりも自分が就職したAGCという会社がどんな強みを持っているのかを知ることができてよかったです。

効率よく仕事を進められる人は「仮説」を使っていると実感

金川様:また、ビジネストレンドでは、仮説を立てることの重要性を知ることができました。目指すべき目標やゴールを定め、それにそって効率的に情報を収集する。そうしていくと自分が立てた仮説の精度が上がっていきます。
誤っているところや勘違いをしていたところを修正し、より確かな仮説に仕上げていく。これは学生時代にも行っていましたが、社会人になれば、この作業がより多く求められることもわかりました。職務に就いてから、自分の仕事のやり方を見つめなおす際にも役立っています。

来年には先輩となり、将来はマネージャーになることを見据えて

金川様:相手が何を考えているのか、何を求めているのかを知り、その上で自分の希望をどのように通すのか。企業で働くには、コミュニケーションや交渉に関わるスキルが必ず必要になると思っています。今後はそういったソフトスキルを更に強化していきたいなと思っています。
それには情報を整理できなければなりませんし、整理した情報を相手にわかりやすく伝えなければなりません。そう考えると改めて、文章を書くことをはじめとしたコミュニケーション能力の強化は非常に重要であることに気づきます。
3つの研修を通して、会社から「長期的に使えるスキル」を与えていただいたと思います。アンテナを高く張って情報収集をし続ける、また、会社や世の中全体を俯瞰してみる「鳥の目」など、1年目から意識していくと将来の業務に活きてくるものと感じています。

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