会計研修とは?メリットや内容例・実施手順5ステップをわかりやすく解説

2024.3.1
日経ビジネススクール

会計研修とは、企業会計に関する知識を身につけるための教育プログラムです。本記事では、会計研修を実施するメリット・デメリット、対象者、内容などを解説します。会計研修の実施の流れも紹介していきますので、人材育成担当の方はぜひ参考にしてみてください。

 

日経では、企業の課題に応じてカスタマイズした研修をご提案しています。経営戦略と連動した教育体系の見直し・構築から、教育施策の立案・実行まで、経験豊富なコンサルタントが一気通貫で伴走支援いたしますので、お気軽にご相談ください。

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会計研修とは

会計研修とは、会計の基礎知識を身につけるための教育プログラムです。


会計研修を受講すれば、財務諸表の読み方や作成方法、財務分析の基礎知識などを学べます。会計研修の説明の前に、まずは企業会計について解説します。

会計とは

会計とは、企業や公的機関などの経済主体が経済活動における金銭などの収支を認識して記録し、さらに結果としての財政状況や経営成績をステークホルダー(利害関係者)に報告する一連の行為をいいます。

 

会計の目的は、企業の財政状況や経営成績を利害関係者に正確に伝えることです。ステークホルダーは、企業の株主、債権者、取引先、顧客、従業員、政府など、企業の活動に影響を受ける人々を指します。

 

会計は、企業経営において欠かせない重要な機能です。会計の知識を身につけることで、企業の経営状況を理解したり、会計に関する仕事をしたりすることができます。

会計と経理・財務の違い

会計、経理、財務は、いずれも企業のお金の流れを管理する業務ですが、その対象や目的が異なります。

 
  • 会計

会計とは、企業の経済活動における収支を認識して記録し、さらに結果としての財政状況や経営成績をステークホルダーに報告する一連の行為をいいます。

 
  • 経理

経理とは、会計の一部で、日常的なお金の流れを記録する業務です。具体的には、伝票の作成、入出金の管理、帳簿への記帳、決算書の作成などを行い、企業の財政状況や経営成績を把握します。

 
  • 財務

財務とは、将来の資金需要を予測し、資金を調達・運用する業務です。具体的には、資金計画の立案、資金調達、投資判断などを行い、資金繰りを管理して企業経営を安定させます。

 

会計と経理の関係は、経理が会計の一部であるといえます。会計は経理の記録を報告する業務であり、会計は経理によって作成された財務諸表を基に、企業の財政状況や経営成績をステークホルダーに報告する業務です。

 

財務は会計や経理の情報を活用して、企業経営の安定に欠かせない資金繰りを管理する業務です。会計、経理、財務、これら3つの業務は、ひとつの部門が担当する企業が多く混同されがちですが、業務内容はこのように異なります。

 

会計・経理・財務の違いを以下にまとめます。

区分 会計 経理 財務
対象 企業の経済活動全体 日常的なお金の流れ 将来の資金需要
目的 利害関係者に財政状況や経営成績を報告する 企業の財政状況や経営成績を把握する 企業経営の安定に資金繰りを管理する
業務内容 財務諸表の作成、財務分析

伝票の作成、入出金の管理、帳簿への記帳、決算書の作成

資金計画の立案、資金調達の実行、投資の判断

 

会計、経理、財務は、いずれも企業経営において欠かせない重要な機能です。それぞれの業務内容や役割を理解することで、経営の理解がより深まります。

会計研修の対象者

会計研修は対象者によって目的が異なります。

新入社員

企業会計の知識がない新入社員にとっての会計研修の目的は、企業活動の流れ、売り上げ・コスト、利益の関係について理解し、利益を上げ企業活動を持続させる大切さを知ってもらうためです。会計分野は苦手意識を持つ人が多い傾向があります。新入社員や若手社員がさらに活躍していくには、早い段階から会計の基礎知識を備える必要があります。「鉄は熱いうちに打て」です。

 

例えば、以下のような内容で「自身の人件費を算出するワーク」をして、仕事への意欲を促し、個人の貢献と責任感を想起させるのも一業です。

 

  1. 会社にとって利益とは何か
  2. 企業活動の基本として、仕入れ、調達、生産、在庫管理や販売活動で使う各種伝票を知る
  3. 財務三表(損益計算書PL、貸借対照表BS、キャッシュフロー計算書CF)の特徴や項目、読み方について理解する

財務諸表の基礎知識を体系的に学べば、新聞に掲載される決算記事や、自社あるいは他社の有価証券報告書にも関心を持ち、自ら積極的に読みこなそうとする姿勢を期待できます。

会計担当者

日々の業務で会計を担当する従業員を対象に研修する目的は、以下の3つです。

1.会計の専門知識やスキルを向上させる

会計担当者は、企業の財務諸表を作成・分析する業務を担っています。会計の専門知識やスキルを向上させ、より正確で効率的な業務遂行が可能になります。

 

2.最新の会計知識やトレンドを習得する

会計は、常に変化を続けています。最新の会計知識やトレンドを習得し、時代の変化に応じて業務を遂行できます。

 

3.職業としての会計の理解を深める

職業としての会計の理解を深め、より高度な会計スキルやマネジメント能力を身につけることができます。

具体的には、業務の中で不足していると感じるスキルを補ったり、ケーススタディで実践的に学習したりするとよいでしょう。

営業担当者

営業担当者が会計研修を受講する目的は、以下の3つです。

1.取引先企業の経営状況を把握し、より効果的に営業活動を展開する

営業担当者は、取引先企業の経営状況を把握し、自社の商品やサービスを適切に提案することが求められます。会計研修の受講で、取引先企業の財務諸表を読み解く能力が高まり、より効果的な営業活動ができるようになります。

 

2.自社の経営状況を理解し、より適切な判断をする

営業担当者は、自社の経営状況を理解し、より適切に営業活動することが求められます。会計研修の受講で、自社の財務諸表を読み解く能力を引き上げ、より適切な判断を下せるようになります。

 

3.ビジネスパーソンとしてのスキルアップを目指す

会計は、ビジネスパーソンにとって欠かせない基礎知識です。会計研修の受講で、ビジネスパーソンとしてのスキルアップを目指すことができます。

例えば、以下のような内容で段階的に学んでいくのが効果的でしょう。

 初級編

財務諸表の読み解き、財務分析の基礎、取引先企業の財務状況の把握
中級編 財務分析の応用、自社の経営状況の理解、会計の基礎知識
上級編 財務分析の高度な手法、企業価値評価、会計の応用

 

管理職

管理職は経営者が策定した経営目標の達成に向けて、具体的な戦略を練る必要があります。

管理職向けの会計研修の目的は、以下の3つです。

1.経営判断に必要な財務分析能力を向上させる

管理職は、企業の経営戦略や予算策定などの重要な意思決定をする立場にあります。会計研修を受講すれば、財務諸表を読み解き、財務分析を通じて、自社の強み・弱みを把握し、判断の質を高め、より効果的に経営ができるようになります。

 

2.部下のマネジメントに活かす

管理職は、部下のマネジメントも重要な役割です。会計の基礎知識や財務分析の知識を身につけることにより、部下に対し前者的な視座から数字を交えた説得力のある指導ができるようになります。

 

3.担当部署の数値管理、数値分析能力を高める

管理職は、担当部署の業績向上や業務改善に責任を負っています。数値管理、数値分析能力を高め、業務上の判断や意思決定に活かすことが欠かせません。

具体的な研修内容として、例えば以下のような内容です。

 初級編

財務諸表の読み解きや財務分析の基礎

中級編 応用的な財務分析や部下のマネジメントに活かす会計知識
上級編 高度な財務分析や企業価値評価

 

日経ビジネススクールでは、経営幹部対象に「経営意思決定に必要な会計・財務知識」をはじめ、さまざまなプログラムを提供しています。企画の参考になさってください。

会計研修の利点

日本企業の若手社員、中堅社員から役員に至るまでびっくりするほどの割合で会計に苦手意識を持っているといいます。

 

会計研修は、会計の基礎から応用まで幅広い内容を学べます。会計に対する苦手意識を克服し、より深く理解できるようになる可能性があります。

 

会計研修の利点は以下の3つが挙げられます。具体的に説明していきましょう。

  • 経営者の視点で物事を考えられる
  • 論理的に説明できる能力が身につく
  • 決算を通じてマクロやミクロの経済動向に関心を持てる

 

経営者の視点で物事を考えられる

会計は、企業の経営状況を把握するツールです。会計研修の受講により、財務諸表を読み解き、財務分析を行う能力を身につけることができます。これにより、企業の収益性や財務状況を把握し、経営者の視点で物事を考えられるようになります。


例えば、財務諸表を分析することで、企業の強みや弱み、課題などを把握することができます。また、財務分析の結果を経営判断や意思決定に活用することで、新規事業の立ち上げやM&Aなどの意思決定をより効果的に行えます。このように、会計研修は経営者の視点で物事を考える力を養うための基礎となるものです。

論理的に説明できる能力が身につく

会計は、公正な情報伝達を担うものです。会計研修の受講で、会計のルールや基準を理解し、正しく財務諸表の作成ができるようになります。

 

会計研修では、財務諸表の読み解きや財務分析のスキルを身につけるだけでなく、財務諸表を論的に説明する方法についても学べます。例えば、売り上げが伸びたのに利益が減ったとすると、コストが増えた、採算のよくない商品が伸びたなどいくつか理由が考えられます。財務諸表の数字をどのように解釈すればよいか、財務諸表の数字をどのように伝えればよいかを学ぶことができるのです。

 

このように、会計研修を受講することで、数字に基づいて説明する能力が高まります。これは、倫理的に説明する能力の基礎となるもので、会計研修は倫理的に説明する能力を養うための機会となります。例えば、投資家や取引先などのステークホルダーに対して、企業の経営状況を説明するシーンで説得力のあるプレゼンができるでしょう。

 

部下や同僚に対して、業務に関する説明の際や、メディアや投資家への企業活動に関する説明会などでこの論理的な説明能力が役立つでしょう。

決算を通じてマクロやミクロの経済動向に関心を持てる

会計研修を受講することで、企業が公開する決算を通じて業界や経済全体の動向を把握できます。決算は企業の経営状況を投資家や取引先などに示す成績表です。決算の数字を読み解くことで、企業の経営状況を客観的に評価できるようになり、投資や取引の判断に役立てることができます。

 

また、個別企業の決算の集積はひいては日本、世界の経済の動向につながっていきます。会計研修は決算に関心を持つきっかけとなります。

会計研修の注意点

ここで、会計研修の注意点にも目を向けておきましょう。会計研修の際には、費用対効果の検証が重要です。

受講者のレベルやニーズに配慮する

会計研修を受講しても必ずしも効果が保証されるわけではありません。研修内容が受講者のレベルやニーズに合っていない場合、効果が薄れる可能性があります。研修内容が受講者のレベルやニーズに合っているか、しっかりと吟味することが重要です。

 

さらに、研修内容を受講者のレベルやニーズに合わせてカスタマイズすることで、効果を高めることができます。また、研修後のフォローアップは学習効果を定着させるのに有効です。研修の効果を検証する仕組みを整えることも重要です。

受講者のスケジュール調整が難しい

内容が盛りだくさんの会計研修には、一定の時間と労力が必要です。研修の期間や内容によっては、業務に支障をきたす可能性があります。新入社員であれば、新入社員研修プログラムに組み込む場合はあまり問題なくできますが、ほかの研修受講者の場合は、スケジュール調整が難しいのは悩ましいところです。

 

受講者のスケジュール調整は、会計研修において重要なポイントです。受講者のニーズや状況をしっかりと把握し、無理のないスケジュールを組みましょう。

 

受講者のスケジュール調整を円滑に進めるポイントを、以下にまとめます。

  • 受講者のニーズや状況を把握する
  • 複数の日程や時間帯を用意する
  • オンライン研修やeラーニングを活用する
  • 受講者および部署内の職員に協力を依頼する

受講者のスケジュール調整が円滑に進めば、会計研修の受講率や効果を高めることができます。

会計研修の内容例

それでは、会計研修について、内容の一例を具体的に説明していきましょう。

企業会計の基本

「企業会計の基本」は、企業会計の基礎的な知識とスキルを身につけることを目的とします。

 

主な内容は、以下のとおりです。

  • 会計の基礎知識(会計の目的、会計の要素、会計の処理)
  • 財務諸表の読み方(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)
  • 財務分析の基礎(財務比率分析、キャッシュフロー分析)

会計研修の受講は、以下の場面で役立ちます。

  • 企業の経営状況を把握する
  • 財務諸表を理解する
  • 財務分析を行う

財務三表の知識

財務三票とは、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つです。財務三票は、企業の経営状況を把握する基礎的な資料です。

 

財務三票の知識は、以下の場面で役立ちます。

  • 企業の経営状況を把握する…財務三票を読み解くことで、企業の収益性や財務状況を把握できます。
  • 財務分析を行う…財務三票を分析することで、企業の経営状況をより詳細に評価できます。
  • 経営判断や意思決定を行う…財務三票を活用することで、経営判断や意思決定をより効果的に行えます。

財務分析の手法

財務分析とは、財務諸表を分析して企業の経営状況を評価する手法です。

 

財務分析には、以下のような手法があります。

  • 財務比率分析
  • キャッシュフロー分析
  • 予測分析

財務分析の手法は、以下の場面で役立ちます。

  • 企業の経営状況の把握…財務分析で、企業の収益性や財務状況をより詳細に評価できます。
  • 効果的な経営判断や意思決定…財務分析で、経営判断や意思決定をより効果的にできます。
  • 適切な投資やM&Aの判断…財務分析で、投資やM&Aの判断をより適切にできます。

収益構造の知識

収益構造とは、企業の収益を構成する要素のことです。収益構造を理解することで、企業の収益力を把握できます。

 

収益構造の知識は、以下の場面で役立ちます。

  • 企業の収益力を把握する…収益構造を理解することで、企業の収益力をより詳細に評価できます。
  • 経営戦略を立てる…収益構造を理解することで、適切な経営戦略を立てる上で役立ちます。
  • 競合他社と比較する…収益構造を理解することで、競合他社と強みや弱みを比較できます。

会計研修の流れ

会計研修の流れは次の通りです。

順に詳しく説明していきます。

①課題を洗い出す

研修の前に、現時点での課題を洗い出します。経理担当者は当然のこと、人事担当者、経営層、営業部門、経理部門などさまざまな役割の従業員から聞き取りであったり話し合ったりする場を設けることで、できるだけ多くの課題を洗い出しましょう。

【洗い出しが必要な理由】

洗い出しが必要な理由は以下になります。

 
  • 現状を正しく把握する

課題を洗い出すことで、現状の問題点を把握できます。現状を正しく把握できれば、適切な改善策を検討できます。

 
  • 改善策の検討と実行を効率化する

課題を洗い出しておくことで、改善策の検討と実行を効率化できます。課題を洗い出しておけば、必要な情報やリソースを特定しやすくなります。

 
  • 目標達成を実現する

課題を洗い出し、改善策を実行することで、目標達成を実現できます。課題を洗い出し、改善策を実行すれば、現状の課題を解決し、目標達成に近づくことができます。

【洗い出しの方法】

洗い出しの方法は以下のとおりです。

 
  • ヒアリング:関係者へのインタビューで、課題を洗い出す方法
  • アンケート:関係者へのアンケートをで、課題を洗い出す方法
  • データ分析:業務データや顧客データなどを分析し、課題を洗い出す方法
  • フレームワーク:課題の洗い出しに役立つフレームワークを活用する方法

【課題の洗い出しのポイント】

課題の洗い出しのポイントは以下のとおりです。

 
  • 客観的に行う…課題を洗い出す際には、個人的な感情や偏見を排除して、客観的に行う必要があります。
  • 具体的にする…課題を洗い出す際には、漠然とした表現ではなく、具体的な表現にする必要があります。
  • 優先順位をつける…課題を洗い出した後は、優先順位をつけましょう。優先順位をつけることで、効率的に改善策を検討できます。

②目的・対象者を明確にする

会計研修の目的・対象者を明確にすべき理由は、以下のとおりです。

  • 研修の効果を高める

目的や対象者が明確になっていないと、研修内容が受講者のニーズに合わず、効果が薄れる可能性があります。

 

  • 研修の費用対効果を高める

目的や対象者が明確になっていないと、研修内容が不必要なものとなり、費用対効果が低くなる可能性があります。

 

  • 研修の運営を効率化する

目的や対象者が明確になっていないと、研修の実施方法やスケジュールが適切でなくなり、運営が効率化されない可能性があります。

研修の目的を踏まえて、部門や勤続年数などの条件を検討します。例えば、以下のような条件が考えられます。

部門 経理部門、営業部門、経営企画部門など
勤続年数 1年未満、1年以上3年未満、3年以上など
役職 課長、部長、役員など
スキルレベル 初級、中級、上級など

 

 条件を過度に絞りすぎると、対象者が限定されすぎて、研修の費用対効果が低くなる可能性があります。注意しましょう。

③実施計画を策定する

実施計画の策定とは、研修の実施に必要な事項を具体的に決めることです。

具体的には、以下の事項を決めます。

日程・時間

研修を実施する日程と時間を決めます。日程と時間は、対象者のスケジュールや研修の目的・内容に合わせなければなりません。また研修の内容や目的によって、必要な日数は異なります。研修の目的を達成するために必要な日数を検討して、日程を決めましょう。

会場

研修を実施する会場を決めます。会場は、研修の目的・内容や受講者の人数に合わせて決めなければなりません。研修の目的や内容、受講者の人数に合わせて、適切な会場を決めましょう。

講師

研修を担当する講師を決めます。講師は、研修の目的・内容や受講者のレベルに合わせて決めなければなりません。講師は、受講者とコミュニケーションを取りながら研修を進めていきます。コミュニケーション能力が高い講師であれば、受講者の理解度を把握しながら、わかりやすく伝えられるでしょう。社内に専門知識やスキルを持つ人材がいれば、その人を講師にすることもできます。

教材

研修で使用する教材を決めます。教材は、研修の目的・内容や受講者のレベルに合わせて作成、または選定する必要があります。

カリキュラム

研修の流れや内容を決めます。カリキュラムは、研修の目的・内容や受講者のレベルに合わせて作成する必要があります。

評価方法

研修の効果を測定するための評価方法を決めます。評価方法は、研修の目的・内容に合わせて決めましょう。

 

会計研修の形式には、以下のようなものがあります。

形式 方法 メリット
対面研修 講師と受講者が同じ場所に集まって行う研修 講師の説明や質問・回答、グループワークなど双方向のコミュニケーションが活発に行えます
オンライン研修 インターネットを介して行う研修 対面研修に比べて場所や時間の制約が少なく、遠隔地の受講者も参加することができます
 eラーニング 動画やテキストなどの教材をインターネット上で受講する研修 自分のペースで学習を進めることができ、時間や場所を選ばずに受講することができます

 

④研修実施後は振り返りを行う

研修実施後に定期的に振り返りが重要な理由は、以下のとおりです。

  • 研修の効果を測定する

研修の効果を測定することで、研修の成果を把握し、今後の研修の改善につなげることができます。

 

  • 受講者の理解度を把握する

受講者の理解度を把握することで、研修内容を改善し、受講者の学習効果を高めることができます。

 

  • 受講者のモチベーションを維持する

研修の効果や成果を定期的にフィードバックすることで、受講者のモチベーションを維持することができます。

振り返る方法としては、以下のようなものがあります。

  • アンケート:研修終了後に受講者にアンケートを実施し、研修の評価や感想を収集します。
  • レポート:受講者にレポートを提出させ、研修で学んだことや今後の課題などをまとめてもらいます。
  • 定期面談:研修担当者や上司と定期的に面談を行い、研修の効果や受講者の成長を把握します。
  • OJT:研修で学んだ知識やスキルを、実務を通して定着させます。

会計研修の成功のポイント

会計研修を成功させるポイントとして、受講者の知識レベルに合わせたプログラムを用意することは、非常に重要です。研修の難易度と受講者の知識レベルが乖離していた場合、以下の問題が発生する可能性があります。

  • 受講者の理解度が低下する

研修の難易度が受講者の知識レベルよりも高すぎる場合、受講者は内容を理解できず、学習効果が低下します。

 
  • 受講者のモチベーションが下がる

研修の難易度が受講者の知識レベルよりも低すぎる場合、受講者は退屈し、モチベーションが下がります。

 
  • 研修の効果が低下する

研修の難易度と受講者の知識レベルが乖離していると、研修の効果が低下してしまいます。

 

前述した研修実施の流れをふまえて、受講者に合わせた研修プログラムを用意しましょう。

会計研修を成功させるため、以下の点に注意が必要です。

 
  • 受講者の知識レベルを把握する

研修の前に、受講者の知識レベルを把握しておくことが重要です。受講者の知識レベルを把握することで、適切な研修プログラムを用意することができます。

 
  • 研修プログラムを柔軟に調整する

研修の途中で、受講者の理解度や反応を把握し、研修プログラムを柔軟に調整することも重要です。受講者の理解度に合わせて、難易度や内容を調整することで、受講者の学習効果を高めることができます。

 
  • 受講者の疑問や質問に丁寧に答える

受講者の疑問や質問に丁寧に答えることで、受講者の理解を深めることができます。受講者が理解できない部分がないように、サポート体制を整えておきましょう。

まとめ

今回は会計研修とは何か、会計研修の対象者、実施する利点と注意点、会計研修の内容例、実施する流れ、会計研修の成功のポイントを紹介しました。

 

会計研修を成功させるには、研修の目的や対象者を明確にし、受講者の知識レベルに合わせたプログラムの用意が必要です。また、研修の効果を測定し、改善を続けることも重要といえます。会計研修は、企業の成長や発展に欠かせない研修です。効果的な会計研修を実施することで、企業の未来を支える人材を育成していきましょう。

人材開発も、日経。

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