内部統制の基礎知識と実践の勘所

会社役員が内部統制を適切に機能させるために必要となる基礎知識と適切な運用のための考え方、判断する際の実践ポイントなどを要点を絞って解説するプログラム。会社の機能や株主をはじめとするステークホルダーとの関係性など原理原則から紐解き、理解を深める。財務関連や海外子会社関連などの最近の不正事例から、内部統制運用の課題と対応策も検討する。

受講後の期待効果

  • 内部統制の原理原則を理解する。
  • 内部統制運用の課題と対応策を理解する。

基本情報

所要時間 4時間
受講対象者 経営幹部

プログラム例

テーマ例

1.内部統制はなぜ必要なのか
(1) 会社という仕組みから紐解く、内部統制の必要性
(2) いま、知っておくべき資本市場の動向~ESG、コーポレートガバナンスコード、スチュワードシップコード、エンゲージメントのポイント

2.内部統制の目的とは何か
(1) 事業目的達成のための業務の有効性及び効率性
(2) 報告の信頼性~高まる非財務情報の重要性
(3) 事業活動での法令等の遵守

3. 内部統制の基本要素
(1) 統制環境 ~企業風土がベースになる
(2) リスク評価 ~変化しないことがリスク
(3) 統制活動(コントロール)~コントロール・サイクルとは
(4) モニタリング ~数値感覚の重要性
(5) 情報と伝達 ~風通しの良さ

4.金融商品取引法の内部統制と会社法の内部統制を理解する
(1) 金融商品取引法の内部統制プロジェクトの全体像 ~会計の本質がわかればポイントが見えてくる
(2) 会社法の求める18項目とは ~グループ経営と監査役監査の実効性

5.最近の不正事例やトラブルから学ぶ、内部統制のポイント
(1) 根拠に乏しい事業計画が招く、過度のプレッシャー
(2) 全社的な会計知識の不足
(3) 現場とのコミュニケーション不足
(4) 会計システムの不具合がもたらす不正会計
(5) 買収先との風土の違いがもたらすコントロールの機能不全
(6) 海外子会社での不正 ほか