取締役・執行役員の法律知識とコンプライアンス

会社役員に必須の法律知識と実際の企業経営での活用方法を解説するプログラム。
会社法をはじめ、金融商品取引法、独占禁止法や労働法など理解が必要な法的知識のポイントをつかみ、コンプライアンス経営やリスクマネジメントの実践に役立てる。多くの参考事例をセレクトし、実践ポイントを臨場感を持って学ぶのが特徴。

受講後の期待効果

  • 会社役員に必須の法律知識を理解できる。
  • 実際の企業経営での活用方法を学習できる。

基本情報

所要時間 4時間
受講対象者 経営幹部

プログラム例

1日目

第Ⅰ講 会社役員の義務と責任

1.取締役の法律上の地位~取締役・監査役とは
(1) 取締役・監査役と会社との法律関係 ~議論のはじまり:会社法330条の意味
(2) 執行役員とは ~取締役との共通点と違いは?
(3) 使用人との身分の相違 ~雇用と委任でどう違うのか?
2.経営の意思決定スキーム:取締役会と取締役・監査役
(1) 取締役会とは ~経営事項の決定機関:その専権事項とは?
(2) 取締役会の決議と各役員の責任 ~連帯責任が問われる意味
(3) 取締役・執行役員・その他経営幹部 ~業務執行の担い手
3. 役員の義務 ~取締役・監査役・執行役員がしなければならないこと
(1) 善管注意義務・忠実義務 ~役員の義務の中核
(2) 経営判断の原則 ~司法判断のカラクリを解明する
(3) 監視義務とリスク管理体制の構築義務 ~責任が問われる具体的場面とは
4.取締役の責任 ~取締役・監査役がしてはならないこと
(1) 役員の民事上の責任(取締役を中心に)
・任務の懈怠 ~損害賠償責任の基本構造を解明する
・競業と利益相反取引 ~不誠実さに対する非難可能性の高さを知る
・違法配当,利益供与 ~経営層だけがなしうる違法行為
(2) 役員の刑事上の責任 ~刑事責任が問われる場合とは?

第Ⅱ講 内部統制とコンプライアンス

1.内部統制システムの構築・整備と取締役・監査役
(1) 内部統制の意味内容 ~ビジネスリスクを管理できる組織づくり
(2) リスクマネジメントにおける取締役・執行役員の職責 ~何をすればよいのか?
2.コンプライアンス経営の実体 ~経営幹部に必要な法律知識のポイントを解説
(1) 消費者保護法制 ~偽装・不当表示
(2) 経済法・独禁法 ~カルテル・優越的地位の濫用
(3) 労働法 ~パワハラ等の労務問題
(4) 情報管理 ~個人情報保護と営業秘密管理
(5) 金融商品取引法 ~インサイダー取引
(6) その他

第Ⅲ講 総括と補足

1.改正会社法の概要と実務への影響
2.パンデミックと会社役員の責務