出世ナビ 記事セレクト

Phrase of the Day

丸投げする throw it over the wall

All they do is work out a business plan and throw it over the wall to us.
(連中がやることは、営業計画をたてて我々に丸投げするだけです)

Vocab Aid:
work out(考え出す)

 表題の日本語はもとをただせばゼネコン業界の用語だそうです。大手の元請けが受注した仕事を、そのまま下請け業者に卸して差額を得る――。今では本来自分がやるべき仕事をそっくりそのまま第三者に流すことの一般用語になっています。同じことを英語にするのならthrow it over the wall(壁越しに放り投げる)が感覚的に一番近そう。自分が抱えている仕事や問題を人に任せることを、こう言います。慣用句でも何でありませんが、アメリカの新聞・雑誌などで頻繁に見かける表現。自分がやるべきことを、壁の向こうにいるだれかに「やっといて!」とヒョイと投げる――。我々の言う「丸投げ」そのままですね。

How to use:

  1. This is our new product. I want you to put it in the sales network soon.
  2. Look, you just can’t manufacture a product and throw it over the wall to someone.
  1. これが新製品だ。早速販売網にのせてくれ。
  2. あのさぁ、造ったらあとは誰かに丸投げすればいいというものじゃないだろう。

Further Study:

 すべてをお任せするということでなら、我々には「ゲタを預ける」という表現がありますね。「後は向こうにゲタを預ける」のように使います。ゲタは滅多に履かなくなった今でも慣用句として一般に通用しています。英語で言うとすればleave everything to ~(すべてを~に任せる)が最も簡単な言い方。もうひとつ「責任を押しつける」という意味になるpass the buck(目印を回す)も、いけそう。以前に取り上げたことがあるので詳しい説明は省きますが、ここでのbuckは昔ポーカーゲームで「親」の目印にした鹿の皮の一片を指します。

I’m busy already. Stop trying to leave everything to me.
(私は忙しいのよ。なんでもかんでも私にゲタを預けようとするのはやめて)

Take care. He has the habit of trying to pass the buck to someone else.
(気をつけろよ。彼は人にゲタを預けようとするクセがあるからな)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

この連載の一覧

  • 会計の基本がわかる・財務諸表マスター講座

    会計・財務の苦手意識を克服できる続きを読む

  • 管理会計マスターコースⅠ・Ⅱ

    業績管理から戦略策定まで、経営管理に必要な知識・ノウハウ続きを読む

  • 財務3表の「つながり」がわかる 財務諸表マスター講座 <オンライン講座>

    続きを読む

バックナンバー

NIKKEI STYLE

最新記事一覧

おすすめの講座

  • 日経からのお知らせ
  • NBSベーシック300
  • オンライン講座
  • 実践的MBA基礎講座2018
  • 日経緊急解説Live!
  • 日経ビジネススクール アジア
  • 日本版エグゼクティブ研究会
  • お気に入り登録&マイページ便利な使い方
  • 次代を拓く日経オオテマチ会議2018