You may be her mother, but you are not supposed to listen in on her phone calls.
(あなたは彼女の母親かもしれないけど、娘の電話を立ち聞きするのはよくないわよ)
Vocab Aid:
be not supposed to ~(~するべきでない)
立ち聞きするシーンが多いね――と、視聴者からの指摘がネットに相次いだそうです。NHKの連続テレビ小説の話。なるほどそう言われてみると、登場人物が障子やフスマの陰で人の話を立ち聞きする場面が多い。物語の主人公もその夫も、それにお手伝いさんたちも。
物かげから人の話をこっそり聞くのが「立ち聞き」。座ったままの姿勢で聞いていても、やはり「立ち聞き」。英語でならlisten in on ~が、ちょうどこれにあたります。listen inは「盗み聞きする」、on ~は「~について」という意味ですから、「~について盗み聞きする」がこのフレーズの直訳。つまりは「立ち聞きする」ということですね。
How to use:
- Will you stop listening in on us? This is our private conversation.
- I’m not listening in. You people are talking too loud for me not to hear.
- 立ち聞きしないでくれる?私たちプライベートな話をしてるんだから。
- 立ち聞きなんかしてませんよ。あなたたちの声が大きいから聞こえてくるだけですよ。
Further Study:
先ほどのテレビ小説での「立ち聞き」は、たまたまそこを通りかかったら話し声が聞こえてきたので、という設定ですが、もっと積極的に耳を澄まして何かを聞こうとすることを英語ではprick ~'s ears up/prick up ~'s ears(耳をピンと上に向ける)と言います。もともとは馬や犬などが音をよく聞こうとするときに、耳をピンと立てる(prick up)ところから来たフレーズ。比喩として使う場合には「耳をそばだてる」という訳が原語との相性がよさそうです。
John pricked his ears up to catch what they were talking about.
(彼らが何を話しているのかと、ジョンは耳をそばだてました)
Hey, guys. Prick up your ears. I have an announcement to make.
(いいかみんな、よーく聞け。今から発表することがある)
コスモポリタン・インスティテュート(CI)