Steve is a man of few words, but every now and then what he says hits the nail on the head.
(スティーブは無口な男なんだけど彼の言うことは時々的を射ているのよね)
Vocab Aid:
a man of few words(無口な男) every now and then(時々)
直訳すると「釘の頭を打つ」となるのが表題のhit the nail on the head。金槌で釘を打とうとすると、間違って指を叩いてしまったり、曲がって打ってしまったりとなかなかうまくいかないものです。このフレーズのイメージは、「小さな釘の頭を正確に捉えてまっすぐに打ち込む」ことで、そこから「的を射ている」とか「(物事の)本質をつく」といった意味に広がっていきます。場合によっては、「図星だ」と訳すのもいいかもしれませんね。会話の合いの手としてYou’ve hit the nail on the head. That’s what I want to do.(まさに図星。それが私がやりたいことのなのよ)などと返せば、ちょっとデキる人をアピールできそうです。
How to use:
- I think Roger is the one to be blamed as for the series of gaffes. What do you think?
- Yeah. You hit the nail on the head. I totally agree.
- 私は一連の失敗はロジャーに非があると思うのよね。どう思う?
- うん、まさに図星だね。まったく同感。
Further Study:
nailは名詞では「釘」のことですが、ここでは「釘を打つ」という動詞で使われています。実はこの動詞、日常会話ではnailed itの形で頻繁に登場します。「やったね」「うまくできたね」と何かがバッチリ決まったときに言う決まり文句。金槌が釘の頭にうまく命中したときをイメージすると納得ですね。made it(やったね)と同じニュアンスで使えます。何かポカをしたときに「やっちゃったよ」、と自虐的に言うこともできます。周囲の笑いを誘えるはず。
- How was the TOEIC test yesterday?(昨日のTOEICテストはどうだったの)
- I nailed it. I can’t wait for the results.(もうバッチリ。結果が楽しみだよ)
コスモポリタン・インスティテュート(CI)