She’ll be bullied? Don’t worry about her. She can give as good as she gets.
(彼女はいじめられるだろうって?大丈夫。彼女は負けてないから)
Vocab Aid:
be bullied(いじめられる) don’t worry(心配するな)
表現は似ていても、「負けない」と「負けてない」には大きなニュアンスの違いがあります。相手が強いか弱いかに関係なく、とにかく勝つのが「負けない」。簡単な英語でならnot loseでもnot get beatenでも、言い方はいろいろです。一方、相手にやられたら、やられただけやり返すのが「負けてない」。英語ではgive as good as ~ gets(もらうのと同じものを与える)と言います。野球で言えばホームランを5本打たれたら、こっちも5本打ち返す。ボクシングでならパンチを10発もらったら10発お返しする。このフレーズが意味するものはこんなところです。「負けない」と「負けてない」――。「て」の1字が入るか入らないかで、ずいぶん違った英語表現になるものですね。
How to use:
- How did Jane do in the debate session with all those experienced politicians?
- She did fine. She gave as good as she got.
- あんなベテラン政治家たち相手の討論会で、ジェーンはどうだったの?
- よかったわよ。負けてなかったもの。
Further Study:
「負け/敗けない」で思い出しましたが、しばらく前、パ・リーグの日本ハムが15連勝して自チームの連勝記録を更新していましたね。「連勝」のことを英語ではwinning streak(勝ち続け)と言います。「15連勝」なら15-game winning streak。「15連勝する」と動きのある表現にするときはwin 15 straight games (ストレートに15試合勝つ)とかwin 15 games in a row(続けて15試合勝つ)のように言います。win(勝つ)をlose(敗ける)に変えるだけで真逆のことが言えるので、覚えておくと便利な表現です。
The team extended its winning/losing streak to 15 games.
(チームは連勝/連敗を15に延ばしました)
McIlroy won/lost two straight major championships.
(マキロイはメジャー大会2つを連勝/連敗しました)
=McIlroy won/lost two major championships in a row.(同)
コスモポリタン・インスティテュート(CI)