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英文会計の理解 会社設立を想定してみる 第3回 会計の仕組みを理解しよう~5つの「つながり」に注目!

■「資本金8千ドルで会社を設立した」と仮定してみよう

 では早速、読者の皆さんご自身が新しい会社を設立するとして財務3表に数字を入れていきましょう。

 先ずは、資本金8千ドルで会社を設立したことにしましょう。あなたが単独の株主であり社長です。あなたの個人の通帳にある8千ドルを、あなたの会社の通帳に資本金として振り込むのです。

 図表2を見ながらこれからの解説を読み進めてください。資本金8千ドルはIncome statementに影響を与えますか。もちろん、影響を与えませんね。

 第1回のコラムで説明したように、財務諸表には全ての企業に共通する3つの活動が表されています。資本金8千ドルで会社を設立するというのは3つの活動のうちのどの活動でしょう。右端に書いてあった「お金を集める(Financing)」活動ですね。

 「お金を集める(Financing)」活動はBalance sheetの右側とCash flow statementの一番下のCash flows from financing activitiesに表れるのでした。Income statementには表れませんね。

 資本金がIncome statementに表れないことは少し冷静に考えればすぐにわかります。

 Income statementの売上高(Net sales)は商品やサービスを販売して初めて数字が積み上がります。資本金が売上高(Net sales)になるはずがありません。ましてや費用が出ていくはずもありません。つまり、資本金はIncome statementには影響を与えないのです。

 Income statementのNet incomeは「0」で、それがBalance sheetのRetained earningsの「0」とつながっています(①のつながり)。

 図表2 資本金8千ドルで会社設立

英文会計の理解 会社設立を想定してみる

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