The daybreak seen from the mountaintop was a sight for sore eyes.
(山の頂上から見るご来光は見事な眺めでした)
Vocab Aid:
daybreak(夜明け)
山の頂きから拝むご来光、華麗な打ち上げ花火、静かな温泉町から立ちのぼる湯けむり。他にも、いくらでもあります。何年ぶりかに会う友の顔もそうなら、汗を流したあとのビールもそうでしょう。すべて「至福の眺め」。英語ではa sight for sore eyes(痛む目への光景)と言います。目の痛みも治る眺めというのが、そのココロ。「見事な光景」にも、さらに飛躍して「会えて嬉しい誰か」のことにもなりますが、まだまだ。山で迷って途方にくれているところに、救援隊がやってくる。こんなときの救援隊員の姿は、地獄で仏さまを見るような至福の眺めに違いありません。このフレーズは、「地獄に仏」とも訳せるということです。
How to use:
- I was just in the neighborhood, so I decided to drop by.
- Well, well, well. Seeing you on a visit like this is a sight for sore eyes!
- 近所まで来たものですから、ちょっと寄ってみようかと思って。
- これは、これは。こんな風においでいただけるとは嬉しい話です。
Further Study:
表題の英語句は「目の保養」とも訳せます。故事ことわざ辞典を覗いてみたら、「目正月」とか「目に正月させる」という、昔ながらの言いまわしが出ていました。正月にはご馳走を食べるものですが、「目にもご馳走を食べさせる」のが「目正月」。転じて「目の保養」。英語にもそっくりそのままa feast for the eyes(目のご馳走)、feast (~’s) eyes(目にご馳走をたべさせる)という慣用句があります。feast とは「ご馳走」「ご馳走を食べる/食べさせる」という意味。人の考えることは似たりよったりですね。
She showed me her collection of paintings by great artists. They were a feast for the eyes.
(彼女の有名画家のコレクションは、目の保養でした)
You like watches? Then feast your eyes on these Rolexes.
(時計が好きなの?それじゃローレックスがいくつもあるから目正月をしなさいよ)
コスモポリタン・インスティテュート(CI)