Bob is so crazy about Jane that he jumps through hoops for her.
(ボブはジェーンに夢中で、彼女のためならたとえ火の中、水の中です)
Vocab Aid:
be crazy about ~(~に夢中)
たとえわが身に何が起きようと、愛するものや信じることのためなら火も水も恐れない――。これが「たとえ火の中、水の中」。つまり、「どんなことでもやる」ということですね。英語でならjump through hoops(輪の中をくぐり抜ける)。ここでのhoop(s)は猛獣使いの指示で、サーカスのトラやライオンがくぐり抜ける「輪」のことです。輪の周囲が燃えていても恐れずに飛びこむさまを人間にあてはめたものがこのフレーズ。じゃ、「火」はわかったけど、「水」はどこ?それなら、go through fire and water (火も水もくぐり抜ける=水火も辞さず)はいかがですか。古い言いまわしのイギリス英語ですが、これなら文句なしに「たとえ火の中、水の中」。
How to use:
- Looks like the president’s favorite is John. Why is that?
- Because he believes that John will jump through hoops for him.
- 社長はジョンがお気に入りのようだけど、なぜかな。
- 自分のためなら、ジョンはたとえ火の中、水の中にでも飛びこんでくれると信じてるからよ。
Further Study:
「火も水も怖くない」ということでなら、come hell or high waterというフレーズもあります。「地獄(=火)が来ようが洪水が来ようが(ものともしない)」が直訳で、「何があろうと」「何がなんでも」を意味する比喩。その意味ではjump through hoopsに通じるものがありますね。場合によっては「雨が降ろうがヤリが降ろうが」とも訳せます。同じことはcome what may(何が来ようと)、no matter what happens(何が起きようと)などとも言えることをついでに。
Collect the money within today, come hell or high water. Understand?
(何があろうと今日中に集金するように。わかったな)
I’ll be home by 6 tonight, come what may.
(何があっても今日は6時までには帰ります)
Rain? So what? I’ll go no matter what happens.
(雨がどうしたっていうの?雨が降ろうがヤリが降ろうが、私は行くわよ)
コスモポリタン・インスティテュート(CI)