事業戦略に必要な15年後の技術予測

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冬期特別講座

事業戦略に必要な15年後の技術予測

未来の技術が社会とビジネスに与えるインパクトを包括的に把握する

セミナーの狙い

自社のビジネスにインパクトを与える、技術の最先端のトレンドを「具体的かつ本質的に説明」し、こうした技術の変化がさまざまな産業の未来をどう変えていくか、また企業はどう対処すべきかを「包括的に解説」します。

人工知能(AI)やロボット、また自動運転や電気自動車、といった新しい技術は、今後、情報通信業界はもとより、自動車・化学・機械といった製造業、 また小売業などのサービス業、医療やエネルギーといった幅広い業界を、そして社会を、根本的に変えていきます。これら業界の15年後の姿は、今とは全く異なった姿になるはずです。
想像以上の速さで変化する未来の中で勝ち残るためには、これからの技術の大きなトレンドを、まずは全体像をもって理解し、そして自社の戦略を転換していかなければなりません。

テクノロジーの進化が事業に及ぼす影響と将来の可能性を理解・整理し、これからの戦略に生かしたいとお考えの、企画、営業、マーケティング関連部署や経営企画部門などの方が主な受講対象です。

概要

事業戦略に必要な15年後の技術予測

検索番号
P1901850
開催日時
2020年1月16日(木)13:00~17:00
定員
110
受講料
35,200円(税抜き32,000円)
会場
早稲田大学 日本橋キャンパス
申込期間
2019年8月27日(火)~2020年1月15日(水)

プログラム

▼1 「断絶」の未来 : 今までの「常識」を捨てる

平成の初頭、世界で最も豊かな大国だった日本は、「平成の眠り」にまどろんでいる間に、どんどん取り残されて来ました。今までの「成功体験」も、これからは通用しません。昭和・平成までの「常識」を捨て、「令和の新しい現実」に向かい合うことが、豊かな未来を作る鍵となります。

(1)「平成の眠り」の間に、大きく変化した世界
(2)過去の「常識」を捨て、未来を直視せよ

▼2 人口動態と次の成長国 : 巨大な市場が誕生する

未来の変化をドライブする大きな変数が「人口動態」です。明治以来150年間、急増してきた日本の人口は令和時代には減少します。その一方で、アジアの人口増加は豊かな中間層を育て、巨大な市場を生み出していきます。

(1)日本社会は人口の逆回転に耐えられるか
(2)アジアに登場する巨大で豊かな市場

▼3 デジタルのインパクト : すべてを破壊する原動力

既存の産業や社会を変化させてきた「破壊的技術」は、今までも多数登場してきました。現在の破壊的技術とは、10年で1000倍という「指数関数的なスピード」で進化する「デジタル」です。産業と社会を変化させる、デジタルの破壊力をまず理解しましょう。

(1)既存産業を破壊し、そして新たな世界を拓く「破壊的技術」
(2)デジタルの破壊力
(3)AIとロボットは、どこまで進化するか
(4)これから破壊される仕事と、働き方の未来

▼4 荒波の中の小売・物流・金融業 : 新興企業の破壊力

情報技術は現在、小売業・流通業を大きく変えつつあります。また関連する金融業で、今まさに起こっている破壊と創造を見てみましょう。

(1)破壊王・アマゾン
(2)先行する中国・リアルを呑み込むネット
(3)飲み込まれる金融業

▼5 モノづくりの未来 : 日本の強みがなくなる

日本の「モノづくり」の強みはアナログの擦り合わせにあります。デジタル化と共に、日本の繁栄を支えたエレクトロニクス産業は、存在感を失いました。今後のICTの進化に伴い、一般製造業や化学・素材産業にも押し寄せる、破壊の波を見てみましょう。

(1)デジタル化で沈没した「電子立国日本」
(2)製造プロセスが根本的に変わる
(3)素材産業に迫り来る破壊

▼6 エネルギーの未来 : 無料となるエネルギー

20世紀とは「石油の世紀」でもありました。しかし、21世紀のエネルギーの主役は、破壊的技術である自然エネルギーに交代します。文明と産業を支える資源とエネルギーが、どう変わるかを見てみましょう。

(1)「石油の世紀」が終わる
(2)主役となる自然エネルギー
(3)エネルギーを無料で無限に使える時代は目前

▼7 自動車産業の未来 : 日本最大の産業が消える

自動車産業にも、100年に一度と言われる、破壊の波が押し寄せています。CASE(共有化・自動運転化・電動化・連携化)、またMaaS(サービスとしての移動)という2つの大きな波が、自動車産業、そしてモビリティの世界をどう変えていくのか見てみましょう。

(1)共有化と自動運転が、当然の世界に
(2)本命となる電気自動車
(3)MaaSが変える、自動車産業
(4)移動の無料化が、豊かなモビリティ社会を作る

▼8 デジタル化する生命 : 100年ライフが当然に

遺伝子高速解読や精密治療、また遺伝子編集といった新技術の登場に伴い、現在の医療は大きく変革しつつあります。これら新技術が医療や人類をどう変えていくのか、その先端を見てみましょう。

(1)個別化医療というパラダイムシフト
(2)解読され、編集される生命
(3)機械と繋がる身体

▼9 これからの主要産業 : 豊かな未来をつくる新産業

農耕革命と共に農業が、産業革命と共に製造業が、主要産業として登場してきました。現在起きている「知識革命」に伴い、農業や製造業に変わる、どんな産業が台頭・成長するかを俯瞰してみます。

(1)知識革命に伴い「創造力産業」が次の主要産業となる
(2)物欲・所有欲は消え、「自己実現」のみが価値を生む
(3)地球を守る産業こそが新たな価値を生む

▼10 これからの組織と社会 : デジタル化する組織と社会

デジタル化に伴い、組織や社会の動き方も変わっていきます。
ここでは現在登場しつつある、「デジタルの上に浮かんで動く生活と社会」といった、文明の新しいカタチについて解説します。

(1)デジタルで進化する組織と、正しい働き方改革
(2)デジタルの上に浮かぶ生活と社会
(3)新たに登場しつつある文明形態

▼11 変化に対応するための戦略転換 : 破壊と創造を続ける者のみ生き残る

否応なしに押し寄せる「破壊の波」は、同時に「創造の波」でもあります。すべての企業は、この波を正面から捉え、変化に対応し、新しい事業を創造しなければいけません。そのための戦略転換をどのように進めればよいのか、その方法論を説明し、講師と参加者で対話を進めていきます。

(1)変化を直視する
(2)過去の成功を捨て、創造領域を定める
(3)新たなチャレンジを始める

講師紹介

  • 河瀬 誠氏(かわせ まこと)

    河瀬 誠氏(かわせ まこと)

    エムケー・アンド・アソシエイツ代表、立命館大学経営管理研究科(MBA)客員教授

    東京大学工学部計数工学科卒業。ボストン大学経営大学院理学修士および経営学修士(MBA)修了。A.T.カーニーにて金融・通信業界のコンサルティング を担当後、ソフトバンク・グループにて新規事業開発を担当。コンサルティング会社ICMGを経て、現職。著書に『経営戦略ワークブッ ク』『戦略思考コンプリートブック』『新事業開発スタートブック』『海外戦略ワークブック』(以上、日本実業出版社)『戦略思考のすすめ』(講談社現代新書)『マンガでやさしくわかる問題解決』『課題解決のレシピ』(日本能率協会)などがある。

    開催日時 講師が担当する他の講座
    2024年5月15日(水) 10年後の技術・社会予測と事業創造戦略
    2024年5月15日(水)、5月31日(金) 未来創造リテラシーコース
    2024年3月27日(水)、28日(木) 事業戦略のつくり方・2日間集中トレーニング

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