よくわかる管理会計の基礎と実践

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経営幹部(候補)であれば必須!

よくわかる管理会計の基礎と実践

企画管理力+提案力=「管理会計力」を身につける!

セミナーの狙い


会計には大きく分けて報告するための財務会計と企画・管理するための管理会計があります。どちらも同じ会計データを使いますが、管理会計は法律・制度や形式にとらわれないため、企業や人により活用レベルに差が生じ、その差が業績の差となって表れてきます。

管理会計を学び、実践することにより、人のレベルでは経営的な視点が身につき、経営管理や会計・財務部門などで活躍の場が広がります。また、組織レベルでは損失の発生や拡大を防ぎ、業績向上や経営体質の強化などにつながります。

この講座では、利益が生まれるしくみの理解をはじめ、管理会計の基礎知識をしっかりと身につけるとともに、すぐに実践・利用できる活用ノウハウや様式・フォームの解説も多く盛り込んでいます。

経営者、経営企画、会計・財務部門、業務改善システムの構築を担当するIT部門など管理会計にご関心のある方向けの基礎講座です。

概要

よくわかる管理会計の基礎と実践

検索番号
P1901738
開催日時
2019年12月17日(火)10:00~17:00
定員
64
受講料
38,500円(税抜き35,000円)
会場
丸の内オアゾ (OAZO)丸善3階 日経セミナールーム
申込期間
2019年7月24日(水)~12月16日(月)

プログラム


1.誰もが知っておくべき管理会計の基本
  -管理会計は未来の業績を明らかにする

(1)<設例>決算書を管理会計の視点で読む
(2)決算書では読めない管理会計の利益と価値
   ・・・限界利益、機会損失、埋没原価、現在価値などを身近な事例で理解する
(3)管理会計で未来が見える

2.利益管理に必須の「損益分岐点分析」
  ‐もうかっている時に損のタネをまかないように

(1)利益を増やす2つのアプローチ
(2)<演習>赤字案件も集まれば黒字になるか
(3)利益管理に損益分岐点分析は不可欠
(4)<演習>財務データから損益分岐点を計算してみよう
(5)<ケーススタディー>利益回復のお手本

3.「キャッシュフロー」を理解し、改善する
  ‐利益は使えない、使えるのはキャッシュ

(1)資金繰り対策に追われている企業に出口はない
   ・・・資金不足のもとを絶つ!
(2)キャッシュフローはバランスシートで理解する
   ・・・計算式ではなく現物としてとらえる
(3)キャッシュフローとフリーキャッシュフローの違いを理解する
   ・・・利益だけでなく使える成果も増やす
(4)<演習>決算書からフリーキャッシュフローを計算してみよう
(5)<演習>キャッシュフローデータの驚くべきパワーを知る
   ・・・時系列分析で未来を読む
(6)キャッシュフロー改善のステップ

4.管理会計で効果を高める「予算管理」
  ‐確実に達成するための努力目標・予算

(1)経営計画と予算の関係
(2)「達成不能な予算」と「達成可能な予算」の違いはどこにあるか
(3)<演習>予算損益計算書と予算貸借対照表を作成してみよう

5.「原価計算」を知れば利益意識が変わる
  ‐利益を左右するのは売上とコストだけではない

(1)製造業でなくても知っておくべき原価計算のしくみ
(2)<演習>簡単な事例で原価計算をしてみよう
(3)<設例>受注が減った際に工場の操業度を下げることの意味
(4)直接原価計算の基礎知識
(5)<設例>原価100円だったハンバーガーが80円で売れるのはなぜか

6.「意思決定会計」を使いこなし経営に活かす
  -知らないと危険!大きな利益と損失の源泉

(1)<ケーススタディー>新製品販売の意思決定
(2)<ケーススタディー>事業継続か撤退か
(3)<設例>設備投資の意思決定はどのように行われるか

7.「管理会計のセンス」を高めるミニクイズ
   -まとめと復習-
   
  ※電卓をお持ちください

講師紹介

  • 和田 正次氏(わだ しょうじ)

    和田 正次氏(わだ しょうじ)

    公認会計士・税理士

    早稲田大学商学部卒業。大手監査法人、ウィリアム・エム・マーサー(現マーサー ジャパン)を経て和田公認会計士事務所開設、現在に至る。日本公認会計士協会東京会経営委員会委員長、日本公認会計士協会学術賞審査委員等を歴任。経営・財務分野を中心に数多くの企業の指導、研修等に活躍中。ケーススタディ方式による実践的で明快な指導には定評がある。国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。
     著書に『Q&A 会計の基本50』『ニューディールな会計戦略』(以上、日本経済新聞出版社)『実践理解/管理会計の基本・経営改善のポイント』『実践理解/月次決算書の見方・説明の仕方』『資金繰りと経営改善のポイントQ&A』(以上、税務研究会)等がある。

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