「仕事の見える化」による残業ゼロの具体策

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多様な「働き方改革」を成功させるための実践ノウハウ

「仕事の見える化」による残業ゼロの具体策

仕事の属人化、孤立化を打破して、多様な就業環境の中でも一人ひとりの負担を軽減し、チーム力を高め、残業させず、チーム生産性を高めるためのしかけと改善について、事例と共に具体的な取り組み方法を紹介します

セミナーの狙い

労働力人口の減少や人材不足対策として、多様な人材を活用するための「働き方改革」が叫ばれ、様々な就業環境の準備と労務管理制度の構築が進められています。
 一方で、このような多様な就業環境(時短やフレックス、在宅勤務)の提供が、働く者の孤立化を招くことが危惧されています。働く者の孤立化は、残業の「見えない化」を招き、仕事の個人化を加速してチーム力を低下させかねません。
 「働き方改革」を進める中で、このような仕事の属人化、孤立化への対策といった働き手のための取り組みが後回しになったり、責任が個人に押しつけられたりしていないでしょうか。
 本講座では、仕事の属人化、孤立化を打破して、多様な就業環境の中でも一人ひとりの負担を軽減し、チーム力を高め、残業させず、チーム生産性を高めるためのしかけと改善について、事例と共に具体的な取り組み方法を紹介します。「働き方改革」が個人の負担を重くし、チーム生産性を低下させる改悪の施策とならないように、これらしかけと改善を同時に進めることをお勧めします。

概要

「仕事の見える化」による残業ゼロの具体策

検索番号
P1901716
開催日時
2019年11月28日(木)10:00~17:00
定員
72
受講料
38,500円(税抜き35,000円)
会場
日本経済新聞社6階 「日経・大手町セミナールーム」(日経カンファレンス&セミナールーム内)
申込期間
2019年6月12日(水)~11月27日(水)

プログラム

1.働き方を取り巻く環境と問題点
 ・働き方改革関連法案成立:罰則付き残業時間の上限規制について
 ・付加価値と生産性を高めることが急務
 ・長時間労働の主な発生要因とは個人と管理者の意識と姿勢
 ・要求の多種多様化(ロングテール化)が仕事を小粒化させチーム仕事を減らす
 ・メールによる1to1コミュニケーションが仕事の属人化をすすめる
 ・時短勤務、フレックス勤務が時間帯的孤立を増やし個人の孤立化をすすめる
 ・在宅勤務によって物理的孤立となり仕事の個人管理化に拍車をかける

2.残業が多くチーム生産性が高まらない理由
 ・手順トレース型の仕事スタイルが多種多様要求と相まって仕事を増やす
 ・小粒化なアイテム数の増加が仕事の手間を増加させる
 ・OJTや協業機会の減少から若手が育ちにくく生産性が高まらない
 ・技術やノウハウ伝承機会の減少から組織として業務遂行力が高まらない
 ・できる人への負荷の集中による残業の常態化
 ・チームとしての協業、平準化が進まないことによるチーム生産性の低下

3.多様な就業環境でも個人を孤立させずチーム力を高めるしかけ
 ・チャット型コミュニケーションでチームコミュニケーションを確立しよう
 ・FAQコミュニケーションで助け合い環境をつくろう
 ・ペア作業化でベテランの知恵の伝承をしよう
 ・アクティブラーニング型のチーム教育でチームノウハウの活性化と伝承をしよう

4.仕事の2S(整理・整とん)改善で仕事量を減らすしかけ
 ・価値基準で仕事を選り好みし、価値のない(低い)仕事をやめよう
 ・コミュニケーション回数を減らそう
 ・リーンスタイルで小さく失敗して大きく成功=やり戻しを減らそう
 ・仕事の統合で重複を減らそう
 ・仕事の連結で段取り回数を減らそう
 ・一連化一人化で潜在アイドル・滞留をなくし変動対応性を高める

5.仕事の見える化改善でチーム生産性を高めるしかけ
 ・チームタスク管理で見える化と共有
 ・仕事の目的・アウトプットを見える化して仕事の歩留まりと協業性を高めよう
 ・仕事の着手日・納期を見える化して仕事の段取り・見積もり力を高めよう
 ・見える化で安心して忘れる管理で頭の中の情報を整理する=記憶する情報を減らそう
 ・仕事の一個流しでスイッチングロスをなくそう
 ・仕事の一列待ちで特急ロスをなくそう
 ・WBS(Work Breakdown Structure)による計画の見える化で計画モレのロスを減らそう
 ・異常の見える化でトラブルを未然防止して品質ロスを減らそう
 ・進行基準から完成基準による進捗の見える化で納期遅延ロスを減らそう
 ・日別時間別の能力と負荷の見える化で期間内平準化ロスを減らそう
 ・人別の能力と負荷の見える化で人別平準化ロスを減らそう
 ・チーム優先度の見える化で不要不急残業を減らそう
 ・残業枠の見える化でチーム協業を引き出し平準化ロスを減らそう
 ・ITツールでタスク管理レベルを高めよう

講師紹介

  • 松井 順一氏(まつい じゅんいち)

    松井 順一氏(まつい じゅんいち)

    コンサルソーシング株式会社代表取締役

    システムアナリスト、情報システム監査技術者、中小企業診断士。アイシン精機株式会社にてABS等の新製品開発に従事。微小洩れ測定法開発にて科学技術庁長官賞を受賞。その後、社団法人中部産業連盟、大手コンサルティング株式会社、現職にて工場改善・管理間接・開発業務改善、5S、目で見る管理、経営戦略のコンサルティングを行う。著書に『仕事のミスをなくす99のしかけ』『仕事の「見える化」99のしかけ』(日本能率協会マネジメントセンター)、『職場の「かんばん方式」2―トヨタ式人づくり改善塾』(日経BP社)など。

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