事例で紐解くリスクマネジメントの原則

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【2019年秋期】会社役員・経営幹部シリーズ

事例で紐解くリスクマネジメントの原則

会社役員が判断を迫られる典型的なリスクへの対策

※本講座は、会社役員・経営幹部シリーズの一つです。シリーズ全体は「経営戦略」「経営法務」「会計財務」「人事労務」の各ジャンルから構成しています。全講座を受講いただくと、役員・経営幹部に必要な経営基礎知識をバランスよく習得できます。
会社役員・経営幹部シリーズ一覧はこちら

セミナーの狙い

毎年、数多くの企業不祥事が発生し、大きく報道されています。私たちは、経営者たちが必死に不祥事に立ち向かっていることを知っています。仮に、何か不適切な対応があったとしても、それは後から言えることであり、当時の最善を尽くしたことも知っています。とはいえ、既に起きた不祥事がある以上、私たちは、そこから学ぶべきです。
この講座では、会社役員が判断を迫られる典型的なリスクについて、実際に起きた不祥事をもとに、事前の把握、予防策、初期対応、その後の対応策のポイントを説明します。

概要

事例で紐解くリスクマネジメントの原則

検索番号
P1901762
開催日時
2019年11月18日(月)13:00~17:00
定員
64
受講料
44,000円(税抜き40,000円)
会場
丸の内オアゾ (OAZO)丸善3階 日経セミナールーム
申込期間
2019年7月10日(水)~11月15日(金)

プログラム

第1.リスク管理とは ~知る、避ける、最小化

第2.リスクを知る

1.リスクマップを作る ~リスクを知れば、八合目
2.自社の過去事例を知る ~一度起きたことは、二度起きる
3.他社の事例から学ぶ ~他山の石
4.内部通報を通じて知る ~良薬は口に苦し
5.世論を通じて知る ~世の中を知ることは、リスクを知ること
  価値観は、流動する(セクシュアルハラスメント、パワーハラスメント、働き方改革)

第3.リスクを避ける

1.不正のトライアングル
2.動機のリスクマネジメント
3.機会のリスクマネジメント ~人は魔が差す、ミスをする
  (1) ダブルチェック
  (2) 出退勤のチェック
  (3) 人事異動の必要性
  (4) 内部監査で、リスクを避ける ~内部監査は、従業員を救う
  (5) 記録をすることで、リスクを避ける
4.正当化のリスクマネジメント
  (1) 企業文化とリスク ~企業文化を確立するのは、経営陣の職務
  (2) 研修で、リスクを避ける ~研修は経営陣を救う
5.業務マニュアルで、ミスを避ける
6.取引先は、大きなリスク

第4.リスクの最小化 ~ダメージコントロール

1.リスク情報を見逃さない ~神は細部に宿る
2.情報伝達の重要性
3.警告発信の重要性 ~消費者を守ることは、会社を守ること
4.初期対応が、全てを決める
5.羅針盤はコンプライアンス ~悪魔のささやきに耳を貸さない
6.広報対応が全てを決める ~報道なくして事実なし
  向き合うべきは、世間である
7.成功事例 ~消費者は、見ている

第5.危機発生の具体的例(モデル対応と比較する)

1.消費者問題 ~消費者からの情報を、どう受け止めるか
2.労災対応 ~ご家族と、どのように向き合うか
3.製品問題 ~部品メーカーは、消費者にどのように向き合うか
4.海外リスク ~海外で起きていることを、どのように把握するか
5.ネット炎上問題 ~世論とどのように向き合うか
6.グループ会社の法令違反 ~行き過ぎをどのようにコントロールするか

第6.会社役員の心得

1.最大の目的は、会社の理念を守ること
2.明確な指針を示すのが、会社役員の役割
  リスクマネジメントこそが、経営陣の役割

講師紹介

  • 原 正雄氏(はら まさお)

    原 正雄氏(はら まさお)

    弁護士、中島経営法律事務所パートナー

    一橋大学法学部卒業。2001年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、中島経営法律事務所入所。2006年4月よりパートナー。消費者対応、企業問題に関する訴訟、知的財産を得意とする。主な論文に「事例で検証する最新コンプライアンス問題」(2014年~18年、Profession Journal連載)、「【実務解説】顧客情報流出問題 体制・対応はどうあるべきか?」(ビジネス法務2014年12月号)などがある。ロールプレイングによって実践的に戦略法務の知識と技術を身につける戦略法務講座「中島塾」でも講師を務める。

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