事業戦略に必要な15年後の技術予測

  • BASIC
  • 経営・マネジメント
  • マネージャー
  • リーダー
  • 経営者
  • 経営幹部
  • ベーシック300
  • more

夏期特別講座

事業戦略に必要な15年後の技術予測

未来の技術が社会とビジネスに与えるインパクトを包括的に把握する

【重要なお知らせ】
新型コロナウイルスによる肺炎の国内での感染拡大を受け、受講者の皆様の健康や安全面を第一に、会場での開催を中止し、WEBセミナーに切り替えます。
お申し込みいただいた皆さまには詳細をメールにてご連絡します。
また、本サイトおよびメールにて情報を随時更新致しますので、ご確認くださいますよう宜しくお願い申し上げます。

WEBセミナー「事業戦略に必要な15年後の技術予測」はこちら

日経ビジネススクール

ビジネスにインパクトを与える、技術の最先端のトレンドを"具体的かつ本質的に説明"し、こうした技術の変化がさまざまな産業の未来をどう変えていくか、また企業はどう対処すべきかを"包括的に解説"します。

人工知能(AI)やロボット、また自動運転や電気自動車、といった新しい技術は、今後、情報関連産業はもとより、自動車・化学・機械といった製造業、 また小売業などのサービス業、医療やエネルギーといった幅広い業界を、そして社会を、根本的に変えていきます。これら業界の15年後の姿は、今とは全く異なった姿になるはずです。そしてそこには、今までになかった大きな機会も登場します。
想像以上の速さで迫りくる未来に対処するためには、これからの技術の大きなトレンドを、まずは全体像をもって理解し、そして自社の戦略を転換していかなければなりません。

テクノロジーの進化が事業に及ぼす影響と将来の可能性を理解・整理し、これからの戦略に生かしたいとお考えの、経営陣や経営企画部門などの方が主な受講対象です。

概要

事業戦略に必要な15年後の技術予測

検索番号
P2002018
開催日時
2020年7月28日(火)13:00~18:00
定員
110
受講料
38,500円(税抜き35,000円)
会場
早稲田大学 日本橋キャンパス
申込期間
2020年3月9日(月)~6月1日(月)

プログラム

▼1 断絶の未来 : 今までの「常識」を捨てろ

平成の初頭、世界で最も豊かな大国だった日本は、「平成の眠り」の間に、どんどん取り残されました。今までの成功体験は通用しません。昭和・平成までの「常識」を捨て、令和の新しい現実に向かい合うことが、豊かな未来を作る鍵となります。

▼2 デジタル・トランスフォーメーション(DX) : デジタルがすべてを破壊する

10年で1000倍という指数関数的なスピードで進化する「デジタル」が、破壊的技術として、すべての産業と社会を塗り替えつつあります。このデジタルの破壊力をまず理解しましょう。

(1)既存産業を破壊し、そして新たな世界を拓く「破壊的技術」
(2)デジタルの破壊力: AIとロボットは、どこまで進化するか
(3)これから消える仕事と、働き方の未来
(4)すでに破壊された情報関連産業と、これから破壊される産業

▼3 小売・物流・金融業のDX : 新興企業が破壊する既存秩序

情報技術は現在、小売業・流通業を大きく変えつつあります。また関連する金融業で、今まさに起こっている破壊と創造を見てみましょう。

(1)破壊王・アマゾンと先行する中国
(2)OMO (Online Merges with Offline)が変える消費生活
(3)デジタルが塗り替える物流と金融業

▼4 モノづくりの未来 : 日本の強みが消える

デジタル化と共に、日本の繁栄を支えたエレクトロニクス産業は、実質消滅しました。今後のデジタルの進化に伴い、一般製造業(「モノづくり」)や化学・素材産業にも押し寄せる、破壊の波を見てみましょう。

(1)デジタル化で沈没した「電子立国日本」
(2)AM(3D印刷)が変える「モノづくり」
(3)AIと量子コンピュータが塗り替える化学・素材産業
(4)知識社会における製造業の未来

▼5 エネルギーの未来 : 無料となるエネルギー

「石油の世紀」であった20世紀が終わり、21世紀のエネルギーの主役は、破壊的技術である自然エネルギーに交代します。文明と産業を支えるエネルギーが、世界をどう変わるかを見てみましょう。

(1)エネルギーの主役交代: 破壊的技術・自然エネルギー
(2)エネルギーを無料で無限に使える時代は目前

▼6 モビリティの未来 : 自動車産業が消え、豊かな移動の世界が来る

自動車産業にも、100年に一度と言われる、破壊の波が押し寄せています。CASE(共有化・自動運転化・電動化・連携化)、またMaaS(サービスとしての移動)という2つの大きな波が、自動車産業、そしてモビリティの世界をどう変えていくのか見てみましょう。

(1)共有化と自動運転が、当然の世界に
(2)本命となる電気自動車
(3)MaaSが変える、自動車産業
(4)無料化する移動が、豊かなモビリティ社会を作る

▼7 生命のDX : 100年ライフ時代の医療

遺伝子解読や精密治療、また遺伝子編集といった新技術の登場が、医療を大きく変革しつつあります。これら新技術が医療や人類をどう変えていくのか、その先端を見てみましょう。

(1)デジタル化する生命: 今まさに起きているパラダイムシフト
(2)解読される生命: 遺伝子解読、リアルタイム生体情報
(3)編集される生命: 的確医療、ロボット治療、遺伝子編集など
(4)機械と繋がる脳と身体: デジタル化する意識
(5)医療の未来: 医療技術の社会実装

▼8 人口動態と次の成長国 : 巨大な市場が誕生する

未来の変化をドライブするもうひとつの大きな変数が「人口動態」です。明治以来150年間、急増してきた日本の人口は令和時代には減少します。その一方で、アジアの人口増加は豊かな中間層を育て、巨大な市場を生み出していきます。

(1)日本社会は人口の逆回転に耐えられるか
(2)アジアとアフリカに登場する巨大で豊かな市場

▼9 知識社会の主要産業 : 豊かな未来をつくる新産業

農耕社会、工業社会に続く、現在の知識社会では、どんな産業が台頭・成長するかを俯瞰します。

(1)知識社会化と共に進化・高度化する要求段階
(2)所有でなく共有が経済の基本となる
(3)物欲・所有欲は消え、「自己実現産業」が新たな価値を生む
(4)地球を守る「自己超越産業」が巨大産業となる

▼10 組織のDX:未来の組織と社会

情報技術の進化が組織や社会や経済を変えていきます。
ここではこうした変化を俯瞰し、とくに中国で現在登場しつつある文明の新しいカタチについて解説します。

(1)デジタルと共に進化する組織
(2)中国で新たに登場しつつある文明のカタチ
(3)資本主義の未来

▼11 戦略のDX : 破壊と創造を続ける者のみ生き残る

否応なしに押し寄せる「破壊の波」は、同時に「創造の波」でもあります。この波を正面から捉え、変化に対応し、新しい事業を創造していくための戦略転換を考えていきます。

(1)変化を直視する
(2)過去の成功を捨て、創造領域を定める
(3)新たなチャレンジを始める

講師紹介

  • 河瀬 誠氏(かわせ まこと)

    河瀬 誠氏(かわせ まこと)

    エムケー・アンド・アソシエイツ代表、立命館大学経営管理研究科(MBA)客員教授

    東京大学工学部計数工学科卒業。ボストン大学経営大学院理学修士および経営学修士(MBA)修了。A.T.カーニーにて金融・通信業界のコンサルティング を担当後、ソフトバンク・グループにて新規事業開発を担当。コンサルティング会社ICMGを経て、現職。著書に『経営戦略ワークブッ ク』『戦略思考コンプリートブック』『新事業開発スタートブック』『海外戦略ワークブック』(以上、日本実業出版社)『戦略思考のすすめ』(講談社現代新書)『マンガでやさしくわかる問題解決』『課題解決のレシピ』(日本能率協会)などがある。

    開催日時 講師が担当する他の講座
    2024年6月13日(木) 新規事業の進め方
    2024年6月13日(木)、6月20日(木) 新規事業推進コース
    2024年5月15日(水) 10年後の技術・社会予測と事業創造戦略
    2024年5月15日(水)、5月31日(金) 未来創造リテラシーコース

「日経ビジネススクール」運営事務局
TEL 03-6812-8679 FAX 03-6812-8755 
Eメール:nikkei-bs@nex.nikkei.co.jp
受付時間:営業日の9:30~17:30 <営業日>土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日

本講座の内容は、事前の告知なく変更を行う場合があります。
主催者の諸般の事情や、天災地変その他の不可抗力の事態により、本講座の一部あるいは全部を中止させていただく場合がございます。また、受講方法を切り替える場合もございます。(例:ライブ配信・アーカイブ配信から教室受講への切り替え、その逆など)
本講座の一部あるいは全部を中止する場合は、運営事務局から受講者に対して、本サイトや、電子メールなどで事前に告知します。ただし、事由によっては事前の告知がないことをあらかじめご了承ください。
本講座の一部あるいは全部を中止する場合、残り期間または残り回数に応じて精算した受講料を無利子にて受講者が指定する銀行口座に振り込むことによって返金します。この場合、返金時の振込手数料は日経が負担します。ただし、受講料以外に受講者側で発生した宿泊費・交通費などの費用については、日経は補償いたしかねます。
受講方法を切り替えた場合でも、受講料金の変更はございません。

≪お申し込み・ご入金について≫
各講座により指定の方法での入金をお願いいたします。
クレジットカード払いの領収書は、クレジットカード会社が発行する請求明細をご使用ください。
請求書払いの場合は、日経が指定する銀行口座に全額を現金でお振り込みください。振込手数料は受講申込者でご負担ください。ご入金の締切日は請求書に記載いたします。必ず入金締切日までに入金をお願いします。※法人決済の方で入金日に間に合わない場合は事前に運営事務局までご連絡ください。
請求書でのお支払いを選択された場合、ご希望の方には領収書を発行いたします。運営事務局までご連絡ください。クレジットカード払いの領収書は、クレジットカード会社が発行する請求明細をご使用ください。

≪解約について≫
やむを得ず解約される場合は、受講開始日の3営業日前の15:00までに、運営事務局までご連絡ください。返金手数料2,200円(税込み)を申し受け、ご指定の銀行口座に振り込むことで、返金いたします。それ以降の解約はお受けいたしかねます。
※運営事務局の営業日は、土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日となります。

≪注意事項≫
講座のお振り替えはお受けいたしかねます。
講義の録音・録画、講義中のPC使用はお断りいたします(PCをご持参いただく講座を除く)。また、講義中の携帯電話のご使用はお断りいたします。
会場内は禁煙です。ご協力いただきますようお願い申し上げます。
受講者以外の方が待機するスペース等は設けておりません。
お身体の不自由な方など受講にあたってサポートが必要な場合は、お申し込み前に事務局までご連絡ください。なお、会場設備の事情によりご要望をお受けできない場合がございますことをご了承ください。

テーマ
職位・対象
シリーズ・学校
フロア
レベル
  • 基礎
  • 実践

スキルを磨き続けるあなたの

日経ビジネススクール オンデマンド

ビジネスに直結するスキルが100以上/職種ごとに最適な講座をレコメンド/購入した講座は期間の定めなく視聴可能