15年後の技術予測とデジタル・トランスフォーメーション

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冬期特別講座

15年後の技術予測とデジタル・トランスフォーメーション

未来の技術が社会とビジネスに与えるインパクトを包括的に把握する

本講座は都合により開催中止となりました。なお、本テーマは下記のアーカイブ講座もございますのでご検討ください。

⇒15年後の技術予測とデジタル・トランスフォーメーション<オンライン講座>のお申込みはこちら



ビジネスにインパクトを与える、技術の最先端を"包括的かつ具体的に俯瞰"し、こうした技術が仕事や生活、また産業をどう変えていくか、また企業はどう対処すべきかを解説します。

デジタルの進化は、自動車や化学などの製造業、 流通や金融などのサービス業、また医療産業を、根本的に変えていきます。これが「デジタルによる産業構造の転換(DX)」です。
これら業界の15年後は、そして社会は、今とは全く異なった姿になるはずです。今までの仕事が消える一方で、新たに大きな機会も登場します。

この5年から15年で確実に来る、産業構造と社会の大転換。これに対処するためには、この変化の全体像を理解し、自社の戦略を転換しなければなりません。

本講座では、「仕事と生活」「産業」「生命」「国と社会」のそれぞれのテーマについて、技術の最先端と未来の姿を具体的かつ包括的に俯瞰し、「未来」を読み解いていきます。

テクノロジーの進化が事業に及ぼす影響を理解・整理し、自社の戦略をあらたに構想したいとお考えの、経緯陣や経営企画部門などの方が主な受講対象です。

概要

15年後の技術予測とデジタル・トランスフォーメーション

検索番号
P2002327
開催日時
2021年1月14日(木)13:00~18:00
定員
72
受講料
41,800円(税抜き38,000円)
会場
ライブ配信
申込期間
2020年11月17日(火)~12月24日(木)

プログラム

▼1 DXの本質 : 今までの「常識」を捨てろ

世界で最も豊かな大国だった日本は「平成の眠り」の間に、どんどん取り残されました。
その大きな理由の一つが、ほとんどの日本企業が、世界で起きている「デジタルによる産業構造の転換(DX)」を理解せず、DXを単なる「IT化」だと思っていることです。
今までの成功体験は通用しません。今までの「常識」を捨て、新しい現実に向かい合うことが、新たな未来を作る鍵となります。

▼2 DXの基礎技術 : 超絶進化するデジタル

10年で100~1000倍という指数関数的なスピードで進化する「デジタル」が、破壊的技術として、すべての産業と社会を塗り替えつつあります。このデジタルの破壊力をまず理解しましょう。
AI・IoT・VRといった技術が、今どこまで進化し、これからどう進化するのか、見通してみましょう。

(1)既存産業を破壊し、そして新たな世界を拓く「破壊的技術」
(2)デジタルの破壊力: AIとロボットは、どこまで進化するか

【仕事と生活編】

▼3 働き方と生活のDX : デジタルで「業務」が消える

20世紀の間に、農作業や土木作業といった肉体作業の多くが機械で置き換えられました。21世紀には、人間の知的作業がどんどん機械で置き換えられていきます。そのとき人間は、どんな仕事をして、どう生活しているのでしょう。

(1)これから消える仕事、生まれる仕事
(2)DXで「業務」が消える
(3)オフラインが消え、デジタルが生活を動かす「OMO」の世界

▼4 小売・飲食・物流業のDX : 新興企業が破壊する既存秩序

すでにデジタルで大きくかわった小売業と飲食業ですが、中国と米国ではさらに進化が続いています。こうした進化は、数年以内に日本にも伝わることでしょう。

(1)破壊王アマゾンと先行する中国
(2)OMO (Online Merges with Offline)が変える消費生活
(3)デジタルが塗り替える物流と金融業

▼5 金融のDX : 生活と一体化して広がる金融

生活のあらゆる場面で関わってくるお金の流れ、これもデジタルで生活と一体化していきます。また、信用がデジタルで可視化されることで、金融の世界が大きく広がります。しかしそのときの主役は、既存の金融機関ではないでしょう。

(1)現金が消えゆく世界
(2)「善行」により拡大する信用創造
(3)広がる金融包摂 

【産業編】

▼6 モノづくりのDX : 日本の強みが消える

製品がデジタル化すると共に、日本の繁栄を支えたエレクトロニクス産業は、実質消滅しました。今後のデジタルの進化は、加工製造のプロセスが激変させ、されに化学や素材産業にも押し寄せます。その破壊の波を直視しましょう。

(1)デジタル化で沈没した「電子立国日本」
(2)AM(積層印刷・立体印刷)が変える「モノづくり」
(3)AIと量子コンピュータが塗り替える化学・素材産業
(4)知識社会における製造業の未来

▼7 エネルギーのDX : 無料となるエネルギー

「石油の世紀」が終わり、エネルギーの主役は自然エネルギーに交代します。文明と産業を支えるエネルギーが、世界をどう変わるかを見てみましょう。

(1)エネルギーの主役は自然エネルギーに
(2)エネルギーを無料で無限に使える時代が来る

▼8 自動車とモビリティのDX : 自動車産業が消え、豊かな移動の世界が来る

自動車産業にも、100年に一度と言われる、破壊の波が押し寄せています。CASEとMaaSという2つの大きな波が、自動車産業、そしてモビリティの世界をどう変えていくのか見てみましょう。

(1)共有化と自動運転が、当然の世界に
(2)本命となる電気自動車
(3)MaaSが変える、自動車産業
(4)無料化する移動が、豊かなモビリティ社会を作る

▼9 建築と都市のDX : 自動化する建設と巨大化する大都市

コロナを契機に住宅やオフィスの姿は大きく変わりつつあります。また、建設プロセスも自動化の進展により大きく変わります。また都市化が進む一方で、自然回帰に再び価値が生まれるかもしれません。

(1)建築プロセスの自動化 
(2)知識社会で求められる都市の姿

【生命編】

▼10 医療のDX : 100年ライフ時代の医療

デジタル化された医療情報や生体情報が、医療を大きく変革しつつあります。人が100歳まで生きようになる時代、デジタルが医療をどう変えていくのか、世界の先端を見てみましょう。

(1)今まさに起きている医療のパラダイムシフト
(2)リアルタイムで解読される生体情報
(3)ロボットとAIで編集される生命
(4)医療技術の社会実装

▼11 遺伝子と脳のDX : 生命デジタル化の最先端

医療の中で特に革命的な変化が起こっているのが、遺伝子を素早く解読し、自由に編集するという技術、それと脳と通信するという技術です。人間そのものを変えるかもしれない、こうした新技術のインパクトを見てみましょう。

(1)デジタル化する生命:遺伝子の解読と編集
(2)デジタル化する意識:機械と脳の接続

▼12 食と農業のDX : 地球を食い尽くす前にすべきこと

食と農業は、飢えを凌ぐものから、健康を増進し、地球の環境を維持しつつ、世界の人口を養うことが求められます。こうした矛盾した命題を、技術がどう解決するか見てみましょう。

(1)健康を増進し、地球を守る食の先端技術
(2)機械化待ったなしの農林水産業

【未来社会編】

▼13 人口動態と次の成長国 : 巨大な市場が誕生する

未来の変化をドライブするもうひとつの大きな変数が「人口動態」です。明治以来150年間、急増してきた日本の人口は令和時代には減少します。その一方で、アジアの人口増加は豊かな中間層を育て、巨大な都市と、巨大な市場を生み出していきます。
(1)日本社会は人口の逆回転に耐えられるか
(2)アジアとアフリカに登場する巨大で豊かな市場
(3)続々出現する巨大都市

▼14 知識社会の成長産業 : 豊かな未来をつくる新産業

農耕社会、工業社会に続く、現在の知識社会では、どんな産業が台頭・成長するかを俯瞰します。新しい産業の登場ともに、今まで傍流にあった産業も、次第に主役になっていきます。

(1)知識社会化と共に進化・高度化する要求段階
(2)所有でなく共有が経済の基本となる
(3)物欲・所有欲は消え「自己実現産業」が新たな価値を生む
(4)地球を守る「自己超越産業」が巨大産業となる

▼15 組織のDX:国と経済のDX(試論)

情報技術の進化が社会や経済の形を変えていきます。ここではこうした変化を俯瞰し、とくに中国で登場しつつある文明の新しいカタチについて解説します。

(1)デジタルと共に進化する組織の形
(2)登場しつつある新しい文明のカタチ
(3)資本主義の未来

【未来創造】

▼16 組織と戦略のDX : 破壊と創造を続ける者のみ生き残る

否応なしに押し寄せる「破壊の波」は、同時に「創造の波」でもあります。この波を正面から捉え、変化に対応し、新しい事業を創造していくための戦略転換を考えていきます。

STEP1:変化を直視する
STEP2:過去の成功を捨て、創造領域を定める
STEP3:新たなチャレンジを始める

講師紹介

  • 河瀬 誠氏(かわせ まこと)

    河瀬 誠氏(かわせ まこと)

    エムケー・アンド・アソシエイツ代表、立命館大学経営管理研究科(MBA)客員教授

    東京大学工学部計数工学科卒業。ボストン大学経営大学院理学修士および経営学修士(MBA)修了。A.T.カーニーにて金融・通信業界のコンサルティング を担当後、ソフトバンク・グループにて新規事業開発を担当。コンサルティング会社ICMGを経て、現職。著書に『経営戦略ワークブッ ク』『戦略思考コンプリートブック』『新事業開発スタートブック』『海外戦略ワークブック』(以上、日本実業出版社)『戦略思考のすすめ』(講談社現代新書)『マンガでやさしくわかる問題解決』『課題解決のレシピ』(日本能率協会)などがある。

    開催日時 講師が担当する他の講座
    2024年6月13日(木) 新規事業の進め方
    2024年6月13日(木)、6月20日(木) 新規事業推進コース
    2024年5月15日(水) 10年後の技術・社会予測と事業創造戦略
    2024年5月15日(水)、5月31日(金) 未来創造リテラシーコース

「日経ビジネススクール」運営事務局
TEL 03-6812-8679 FAX 03-6812-8755 
Eメール:nikkei-bs@nex.nikkei.co.jp
受付時間:営業日の9:30~17:30 <営業日>土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日

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