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- 契約書の基礎知識と実務対応 <Eラーニング>
ビジネスで押さえたい契約と契約書作成の基本 2020年4月改正民法に対応
契約とは当事者同士の約束のことで、それを書面にまとめたものが契約書です。一般的な商品の売買から、業務の委託や請負、著作権や個人情報の取り扱い、不動産の取引など、企業間の日々の業務は様々な契約のもとで成立しています。契約は口約束でも成立しますが、当事者の約束が契約書として書面で残してあれば、もしも何らかの事情で後にトラブルになっても、事実を証明する有力な証拠となります。企業を取り巻く環境変化の激しい昨今、後になって「言った」「言わない」といったことのないように、さまざまな約束事を最初から明文化しておけば、当事者共に安心してビジネスを進めることができます。自社の利益を最大限に確保した契約を結ぶために
契約書の内容は、法律が記載事項や形式をすべて定めているわけではありません。契約自由の原則のもとでは、当事者同士が自由な意思で契約内容や形式を決めることになります。一方、契約自由の例外として、法律に基づいて契約書を用意しなければならないケースもあります。相手に配慮しつつも、できる限り自社のリスクを最小限に抑えた(つまり自社の利益を最大限に確保した)契約を締結するためには、契約にかかわるすべてのビジネスパーソンが、契約や契約書についての知識を持つことが必要といえるでしょう。
用語解説、新聞記事でわかりやすく“契約”を学ぶ
この講座では、基本構成・文書の書き方から、押印や署名の留意点、解約・解除の仕方まで、契約の基本を学びます。また、売買、貸借、業務請負、販売代理、ソフトウエア開発、機密情報保持といったビジネスで一般的な契約を取り上げ、契約書の作成から契約締結にあたっての注意点についても説明します。教材には専門用語の用語解説や新聞記事を使った事例紹介なども豊富で、初学者でも基礎からわかりやすく学ぶことができます。
受講者の声
契約書における印紙の扱いや修正方法、具体的な作法など、社内での明確なマニュアルなど確認できるものがなく困っていたが、この講座で文字通り、契約書の基礎知識を広く学べた。また内容も実用的なものばかりであった。
情報サービス・28歳・男性業務に直結する内容もあり、参考になった。
情報サービス・44歳・男性これまでも外部の契約書実務に関するセミナーを受講したことがあったが、今回は内容が豊富でオンライン講座であるため1つ1つ振り返りながら自分のペースで進めることができ、大変参考になった。
35歳・男性
概要
- 検索番号
- P1600104
- 受講料
- 15,400円(税抜き14,000円)
開催月 | 申込期間 | 講座受講期間 |
---|---|---|
受付中 2022年6月15日開講講座 | 2022年3月1日(火) ~2022年6月6日(月) | 2022年6月15日(水) ~2022年8月14日(日) |
受付中 2022年7月1日開講講座 | 2022年4月8日(金) ~2022年6月22日(水) | 2022年7月1日(金) ~2022年8月31日(水) |
受付中 2022年7月15日開講講座 | 2022年4月8日(金) ~2022年7月6日(水) | 2022年7月15日(金) ~2022年9月14日(水) |
受付中 2022年8月1日開講講座 | 2022年5月1日(日) ~2022年7月21日(木) | 2022年8月1日(月) ~2022年9月30日(金) |
受付中 2022年8月15日開講講座 | 2022年5月1日(日) ~2022年8月4日(木) | 2022年8月15日(月) ~2022年10月14日(金) |
プログラム
契約とは何でしょうか。また、契約当事者とは誰のことでしょうか。そしてその契約が成立するための要件は何でしょうか。契約の基本的意味について学びます。
1. 契約とは
2. 契約の当事者
2nd Lecture 契約の形式と内容
契約書を作成したり、あるいは外部が用意した契約書を確認したりするために、最低限押さえておきたいポイントを解説します。
1. 基本用語の理解
2. 表題と前文
3. 主要条文の例
3rd Lecture 署名・押印、印紙や関連書式の留意点
契約を結ぶにあたって、本文の作成・確認以外に知っておきたい署名・押印や印紙、さらには書類作成のための留意点を確認します。
1. 署名、記名、押印
2. 印紙に関する知識
3. 書類作成の留意点
4. 予約、仮契約、手付金、内金、保証金
4th Lecture おもな契約書の研究
ビジネスで結ばれるさまざまな契約書を紹介し、その特徴や締結にあたって気を付けておきたい条項などについて解説します。
1. 売買契約の注意点
2. 貸借契約の注意点
3. 代理店・特約店、委任、寄託契約の注意点
4. 業務請負、ソフトウエア開発などの契約の注意点
5. 機密保持、個人情報保護契約の注意点
5th Lecture 契約の終了
最後に、万が一契約トラブルが発生した場合の対応策について押さえておきます。
1. 契約の瑕疵
2. 契約の解除
3. 契約相手への賠償請求
講師紹介
矢野 千秋氏(やの ちあき)
弁護士
1971年東京大学工学部卒業。81年司法試験合格。84年第二東京弁護士会登録。弁護士事務所での実務経験を経て、95年矢野総合法律事務所設立。企業 法務、知的財産権、民事一般が専門。著書に『企業実務のための知的財産法入門』(民事法研究会)、『マルチメディアの法的側 面』(訳書 マグローヒル出版)、『新会社法の基礎と重要ポイント』『会社で役立つ日常業務の法律知識』『会社法の基礎と商法改正の重要ポイント』(以 上、清文社)などがある。
開催日時 講師が担当する他の講座 2022年8月30日(火) ビジネスに必要な契約の基礎知識 2022年8月23日(火) 1日でマスターする会社法のポイント 2022年5月26日(木) ビジネスに必要な契約の基礎知識
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免責事項
●本商品は、日経ビジネススクール利用規約「第22条オンライン講座の受講契約の解除または解約」(https://school.nikkei.co.jp/nn/info/tos.html)の通り、商品の性質上、返品またはキャンセルの受け付けはいたしません。
備考
eラーニング教材の概要
コースコード XAN40301
受講料(消費税込み) 15,400円(税抜価格14,000円)
確認テスト 全Lectureに1回(各10問)
レポート なし
使用するアプリケーションソフト Microsoft® Word、Adobe® Reader®
標準受講時間 6時間
動作環境※
●PC OS × ブラウザー
Microsoft® Windows® 10 × Windows® Internet Explorer® 11
●スマートフォン、タブレット
iOS 12.1.2以上 × Safari®
Android 6.0以上 × 標準ブラウザ
※全ての機種での動作を保証するものではありません。