基礎から戦略策定までをケーススタディで速習 3時間でわかる 経営戦略 <Eラーニング> ケーススタディーで、戦略の基礎から経営戦略策定までを速習で習得できます。

講座の狙い


~なぜ、今こそ戦略が必要なのか~

そもそも、戦略とは何でしょうか? なぜいま戦略が必要なのでしょうか?
まずは、「そもそも、戦略とは何?」について考えてみましょう。戦略という場合、戦略と戦術を区別して考えることが必要です。戦略は英語で「What」、戦術は「How」で、明確に区別されています。
わたしたちが日常的に判断して行動しているのは、ほぼ全て戦術(How)です。いかなる優れた戦術も戦略には勝てません。戦略をきちんと考えてから、戦術を考えるという順番が大切です。
次に、「なぜいま戦略が必要なのか?」について考えてみましょう。右肩上がりの成長経済の時代、日本企業各社には戦略は不要でした。なぜなら、日本は世界の工場として、「大量生産・大量販売のビジネスモデル」が適用できていたからです。
しかし、日本の世界の工場としての地位は、アジア諸国に奪われています。企業1社1社が、自社の戦略を実践するためのビジネスモデル(儲けのしくみ)を構築すべき時がきたのです。
そして、ビジネスモデルが構築できない、戦略がない企業は、戦略のある企業に使われることになります。下請けとなり、汗を流して作った製品を買いたたかれます。汗もかかずに頭で稼ぐのは、戦略がある企業です。戦術だけでは貧乏ヒマなしです。
いかなる優れた技術でも、できあがった技術は戦術に過ぎません。戦略がない会社は、戦術(たとえば画期的な先端技術)で業界一位を獲得したとしても、2~3年以内に業界2~3位に転落します。
さて、みなさんは、戦略と戦術、どちらを使いこなす企業や人になりますか?


~ケーススタディーで経営戦略を速習~

本講座では、仮想のイトー電器という会社を設定し、ケーススタディーで、戦略の基礎から経営戦略策定までを、速習で習得できる構成になっています。
ぜひ、戦術と切り分けて、戦略を使いこなせるようになってください。

※この講座には、レポート課題、Q&A機能はありません。

概要

検索番号
P1600119
受講料
8,800円(税抜き8,000円)

プログラム

1st Lecture 経営戦略とは何か
そもそもビジネス(経営活動)とは
戦略とは
  ●戦略と戦術の違い
  ●戦略の目的は継続的競争優位を確立すること
成長戦略とは、新規と撤退の新陳代謝の継続

2nd Lecture 経営戦略の定石
戦略のフレームワーク 3Cと4C
  ●フレームワークとは全体を把握するための構成要素
  ●4Cどれもが不可欠
戦略とは選択と集中
  ●戦略とは勝ちを取りに行く領域を「選択」すること
  ●選択した領域に経営資源を「集中」させて競争優位を確立
どこで戦うのか、ドメインを明確化する
  ●自社の得意領域であるドメインで戦う
  ●ドメインの定義
コアコンピタンスで競争優位を確立する
  ●コアコンピタンスとは競争力となる強み
  ●コアコンピタンスの留意点
主要成功要因(KFS)
  ●KFSとは利益の源泉を明らかにすること
  ●ケーススタディー――製薬会社のKFS
3S――選択―差別化―集中
簡易分析としてのSWOT分析を活用しよう
  ●社内を強みと弱み、社外を機会と脅威でとらえる
  ●SWOT分析からヒントを見つける方法
クロスSWOT分析から経営課題を抽出する

3rd Lecture 戦略策定の分析ツールと活用
戦略分析のフレームワーク
外部環境分析(1)――マクロ環境分析
外部環境分析(2)――市場分析と顧客分析
  ●市場分析から経営課題を抽出する
  ●顧客分析から経営課題を抽出する
外部環境分析(3)――競合分析
  ●競合の強みと弱みの分析をする
  ●競合分析から経営課題を抽出する
内部環境分析(1)――自社の強みと弱みの分析
  ●自社の強みと弱みを明確化する
  ●自社の強みと弱み分析から経営課題を抽出する
内部環境分析(2)――多角化分析
内部環境分析(3)――成功・失敗分析
内部環境分析(4)――販売チャネル分析
  ●販売チャネルの分析
  ●販売チャネル分析から経営課題を抽出する
内部環境分析(5)――財務分析

4th Lecture 経営戦略の策定
経営戦略立案のための体制作り
  ●経営戦略チームを立ち上げる
  ●経営戦略策定のスケジュール
経営戦略立案で何を明確化するのか
  ●経営戦略立案の記入フォーマット例
  ●経営戦略の1枚要旨
  ●会議進行の資料
経営理念の確認と見直し
3年後のあるべき姿を共有化する
ターゲット市場の明確化
重点施策の明確化

5th Lecture ケーススタディ――厳しい時代を勝ち抜く独自の経営戦略
スズキ――アジア市場に攻勢
ファーストリテイリング――進化を続けるSPA
日本電産――積極的なM&A
カルビー――25年目の大化け

6th Lecture 経営戦略「実践トレーニング」
<問題>現場の第一線で臨機応変な立ち回りで陣頭指揮をとる社長
<問題>多角化した赤字事業を今後どうする?
<問題>業界トップに品揃えで対抗すべきか?

講師紹介

  • 西村 克己氏(にしむら かつみ)

    西村 克己氏(にしむら かつみ)

    ナレッジクリエイト 代表取締役

    1982年東京工業大学大学院経営工学科修了。富士フイルムを経て、90年に日本総合研究所に移り、研究事業本部主任研究員として経営コンサルティング、社員研修会などを多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院教授を経て08年より客員教授。現在、昭和ホールディングス社外取締役、株式会社ナレッジクリエイト代表取締役。専門分野は、経営戦略、戦略思考、プロジェクトマネジメント、ロジカルシンキングなど。
     主な著書に『持たないで儲ける会社』(講談社+α新書)『1分間ドラッカー』『1分間コトラー』『1分間ジャック・ウェルチ』(以上、SBクリエイティブ)『ゼロから始めるプロジェクトマネジメント大全』(大和書房)『問題解決フレームワーク44』『戦略決定フレームワーク45』(学研パブリッシング)『ポーター博士の「競争戦略」の授業』(かんき出版)など著書120册以上。

日経ビジネススクール オンライン講座 事務局
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●本商品は、日経ビジネススクール利用規約「第22条オンライン講座の受講契約の解除または解約」(https://school.nikkei.co.jp/nn/info/tos.html)の通り、商品の性質上、返品またはキャンセルの受け付けはいたしません。

eラーニング教材の概要

コースコード XAR20101
受講料(消費税込み) 8,800円(税抜価格8,000円)
確認テスト 5th Lecture、6th Lecture以外のLectureに各1回
レポート なし
使用するアプリケーションソフト Adobe® Reader®
標準受講時間 3時間

動作環境※
●PC  OS × ブラウザー
    Microsoft® Windows® 10 × Google Chrome 最新版、Microsoft Edge 最新版、Firefox 最新版

●スマートフォン、タブレット
    iOS 12.1.2以上 × Safari®
    Android 6.0以上 × 標準ブラウザ

※全ての機種での動作を保証するものではありません。

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