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セミナーのねらい
業務の成否は、複数の利害関係者が関わるチームをマネジメントできるかどうかにかかっていると言えます。利害関係者の存在はチームにとってますます重要になりました。しかし、中には要求が多い顧客、協力的でない他部門のマネジャー、扱いにくい先輩、やる気を出さない若手、動きが遅い協力会社の担当者などがいて、多くの現場のリーダーが苦労しています。みなさんも経験がおありではないでしょうか。
でもこのやっかいな利害関係者を放置しておくと、やがて業務やプロジェクトの妨げになります。
本講座の目的は、マネジャー、若手・中堅のリーダー、専門職、技術者が、「影響力の法則」の考え方とスキルを学び現場で活用し、顧客、上司、チームメンバーなどの利害関係者を巻き込んで、よりよい結果をよりラクにあげられるようになることです。 参加者は、「影響力の法則」を学び、みなさんが利害関係者をチームに巻き込む戦術を習得します。講義で「影響力の法則」の概念を学んだのち、みなさんの実際の利害関係者に適用します。 個人ワークとグループ討議で実際の事例を検討し、業務やプロジェクトの利害関係者を巻き込む計画をたてましょう。
・おもな受講対象者:マネジャー、プロジェクトリーダー、次世代リーダーの専門職および技術者
・講座で紹介する主な概念:影響力の法則※、チームリーダーシップ、プロジェクトマネジメント
・参考資料:「影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル」(アラン・コーエン&デビッド・ブ ラッドフォード著 税務経理協会) 「みるみる味方が増える たったひとつの法則」(髙嶋成豪著 スローウォーター)
「影響力の法則」(※)についてバブソン大学MBAのアラン・コーエン、スタンフォード大学経営大学院のデビッド・ブラッドフォード両博士によって提唱され、長年にわたって両校で教えられてきたチーム運営の考え方と方法です。「影響力の法則」では、影響力のメカニズムを“カレンシーの交換”と考えます。すなわち、相手にとって価値あるもの(カレンシー)と、こちらが求めることを交換する。これが「影響力の法則」です。影響力を発揮しているリーダーは、メンバーと、顧客と、上司と、カレンシーを交換して、必要な資源、承認、やる気を引き出しています。

概要
利害関係者を巻き込むリーダーの戦術
- 検索番号
- P1901843
- 開催日時
- 2019年11月29日(金)10:00~17:00
- 定員
- 48
- 受講料
- 46,200円(税抜き42,000円)
- 会場
- 丸の内オアゾ (OAZO)丸善3階 日経セミナールーム
- 申込期間
- 2019年8月30日(金)~11月28日(木)
申込終了 受講申込みはこちら
プログラム
1.オリエンテーション
目的、目標、参加する利点を共有します
• 利害関係者を巻き込むマネジメントとは?
2.「影響力の法則」とは何か?
影響力のメカニズム、“カレンシーの交換”を理解します
• (演習)カレンシーの種類
• 交換の原則を知る
3.利害関係者を特定する
利害関係者を特定する方法を学びます
• 「味方にする」と考える
• 目標を定める
• (演習)利害関係者の特定
4.「心の的」を見つける
「心の的」を見つける方法を学びます
• 相手の立場を考える
• 質問し、耳を傾ける
•(演習)インタビュー 「心の的」を見つける
5.照準をあわせる
交換する「カレンシー」を計画します
• (演習)交換の検討(現実のケース)
• 難しい利害関係者との交換
6.交換を起動する
交換の起動を実習します
• (演習)ロールプレイ(現実のケース)
講師紹介
高嶋 成豪氏(たかしま なるひで)
人材開発/組織開発コンサルタント、インフルエンス・テクノロジーLLC代表
影響力開発コンサルタント。現在インフルエンス・テクノロジー社にて、日系、外資系企業の次世代リーダーたちの影響力開発、キャリア開発、組織のチーム力開発を支援している。これまでに、自動車メーカー、エレクトロニクスメーカー、薬剤メーカー、SI、広告代理店、航空会社などの各業界での実績がある。日本ゼネラルモーターズ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどで人材開発に従事。京都大学経営大学院、フェリス女学院大学で非常勤講師を歴任。『影響力の法則 現代組織を生き抜くバイブル』『PowerUp 責任共有のリーダーシップ』(いずれも税務経理協会)などを邦訳。単著に『みるみる味方が増える たった一つの法則』(スローウォーター)などがある。日本心理学会会員、産業組織心理学会会員。筑波大大学院教育研究科修了、修士(カウンセリング)。
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