【2021年秋期】会社役員・経営幹部シリーズ 事例から学ぶ~事業買収(M&A)の検討と判断のポイント 先行き不透明な時代の事業買収・撤退の進め方と判断基準

【ライブ配信実施】
本講座は、ライブ配信で実施いたします。職場や自宅のPCからアクセスして学べます。
また、見逃し視聴のご案内も行う予定です。受講方法の詳細等は、お申込みいただいた方に別途メールでご案内いたします。


※本講座は、会社役員・経営幹部シリーズの一つです。シリーズ全体は「経営戦略」「経営法務」「会計財務」「人事労務」の各ジャンルから構成しています。全講座を受講いただくと、役員・経営幹部に必要な経営基礎知識をバランスよく習得できます。
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コロナ禍による社会経済の変容を受け、本邦企業の事業買収、事業撤退は加速しています。一方で、事業戦略の一環としてM&Aを掲げたものの、「良質案件に巡り合えない」、「案件の是非を判断しきれない」といった声も多く聞かれます。さらに、買収後の業績不振、既存事業の慢性的な停滞に苦しむケースも多く、買収と同時に事業からの撤退も大きな課題となっています。

M&A市場は、完璧な売り案件は少ないのが現実です。M&Aの検討は、単なる候補案件の選り好みのプロセスではなく、対象事業というリソースを事業戦略の一環として戦力化するための条件と手順の探求にこそ、時間をかける必要があります。また、事業撤退は既存事業、買収事業ともに、タイミングを含めて悩ましい課題となっています。

この講座では、M&Aの最前線で行われている事業買収、撤退の実務の知見をもとに、役員・経営幹部向けに、(1)事業経営におけるM&Aの現状と意義を整理、(2)失敗例を通じて、M&Aの留意点を確認、(3)買収時の検討の勘所を整理、(4)事業撤退、売却のポイントについて解説して、理解を深めていただきます。

概要

事例から学ぶ~事業買収(M&A)の検討と判断のポイント

検索番号
P2102650
開催日時
2021年11月4日(木)13:00~17:00
定員
70
受講料
48,400円(税抜き44,000円)
会場
ライブ配信
申込期間
2021年7月7日(水)~11月3日(水)

プログラム

◆1.事業買収(M&A)の潮流

(1)最近の企業買収の狙い【事例検討】
(2)企業買収の手順
 ・自社の戦略は明確か
(3)企業買収の実情
  ・「シナジー」は実現するのか
  ・「M&Aは失敗が多い」と言われる理由
  ・FA(フィナンシャルアドバイザー)の役割

◆2.事業買収(M&A)の「失敗」

(1)過去の案件の顛末
(2)M&Aの「成功と失敗」
(3)買収前の失敗
 ・手段の目的化
 ・意義の低い案件の検討 ほか
(4)買収後の失敗
 ・「想定外」の展開(最盛期を過ぎた事業、業績不振継続)
 ・統制不能
(5)事例検討-失敗か成功か

◆3.事業買収(M&A)検討の勘所

(1)検討すべき5つのポイント
 ①経営方針との整合性
 ②対象事業の実態
 ③運営方針
 ④買収範囲と買収後の位置づけ
 ⑤合理的な条件と価格【事例検討】
(2)調査・確認すべき5つのポイント
 ①売却動機 
 ②事業の強みと弱みの源泉
 ③財務調査-視点の置き方【事例検討】
 ④買収、統合に必要な追加的負担と必要経営資源 
  ⑤買い手の覚悟、やる気

◆4.事業撤退、売却のポイント

(1)撤退判断と撤退事例【事例検討】
(2)対応方針
 ①典型的な対応策
 ②傷を深める原因
 ③見極めの流れとポイント
(3)売却検討のポイント
 ①構想の整理 優先事項と処分範囲
 ②関係者の状況の確認 ~想定される不同意者の有無の把握
 ③価値の概算 ~1円もあり
 ④再編スキームの検討と選択 
 ⑤税務の課題
 ⑥実施時期と日程プラニング
(4)撤退基準【事例検討】


◆5.まとめ ~M&A投資・撤退10カ条

講師紹介

  • 竹埜 正文氏(たけの まさふみ)

    竹埜 正文氏(たけの まさふみ)

    クリフィックスFAS マネージング・ディレクター

    1986年東北大学法学部卒業、日本長期信用銀行入行。中央監査法人、みすずフィナンシャル・アドバイザーズ(PwC)、米系評価会社、太陽有限責任監査法人を経て、現職。企業価値評価、無形資産評価、M&A、再編アドバイス等を担当。IFRS財団の公正価値測定教育文書評価専門家グループメンバー。著書に『株式価値評価入門』(中央経済社)がある。

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