初めてファイナンスを学ぶ方にも分かりやすくかみ砕いて解説、苦手意識を解消する ゼロから学ぶファイナンスの基本 「時間価値」「キャッシュフロー」「資本コスト」「企業価値」などファイナンスの基本概念を、半日で徹底マスター

【重要なお知らせ】

日経ビジネススクールでは、会場での開催に際して、新型コロナウイルス感染予防対策を行います。必ずご確認のうえお申し込みください。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。


【講座のねらい】

 このプログラムは、ファイナンスは難しい、と考えている方、ファイナンスの基本となる知識をしっかりと理解して、仕事で活用できるようになりたい、と考えている方を対象とした講座です。

 事業や企業の価値評価、投資判断、ROE、ROIなどの経営指標、資本コストなどファイナンスの基本概念は、財務部門だけでなく、事業部門や製造部門まで、所属を問わず身近なものとなっています。

 ファイナンスでは数式が使われるため、とっつきにくく、苦手意識を持つ方が多いですが、要素を分解して、かみ砕いて学んでいけば、体系的な理解が進みます。また、算出自体はエクセルの関数でも手軽にでき、活用しやすくなっています。

 そこで、本講座では、「時間価値」「キャッシュフロー」「資本コスト」「企業価値」などファイナンスの基礎となる考え方を実務指導経験が豊富な専門家が、ゼロからわかりやすく説明します。

 ファイナンスの考え方をビジネスで活用するための土台をしっかりと作り、苦手意識の解消と発展を目指します。

■主な対象:
〇 ファイナンスに苦手意識を持っている方、活用できるようになりたいと考えている方
〇 経営企画、事業企画、営業の方など、ファイナンスの知識が必要な方
〇 会社役員、経営幹部、管理職などマネジメントにかかわる方 など

概要

ゼロから学ぶファイナンスの基本

検索番号
P2203110
開催日時
2023年1月25日(水)12:30~17:00
定員
50
受講料
44,000円(税抜き40,000円)
会場
日本経済新聞社6階 「日経・大手町セミナールーム1」(日経カンファレンス&セミナールーム内)
申込期間
2022年10月21日(金)~2023年1月23日(月)

プログラム

※理解を深めるため、当日はノートPCを持参し、企業価値の計算などご自身でも試されることをお薦めします。


◆1.「価格」と「価値」の関係
【事例検討1】コピー用紙1枚を90万円で買いますか?
(1)「価格(Price)」と「価値(Value)」の構造
(2)バブルの状態とは何か
(3)お金には利息がつく
(4)利息の計算方法(単利計算と複利計算)
【事例検討2】単利計算と複利計算の違い


◆2.「時間価値」を理解する
(1)100万円の価値は今日と1年後で同じか
(2)貨幣の時間価値の考え方
(3)DCF(ディスカウンテッド・キャッシュフロー)の考え方
(4)現価係数を用いたDCFの計算
【事例検討3】社債の価値算定


◆3.「キャッシュフロー」を理解する
(1)キャッシュフロー計算書の読み方
(2)キャッシュフローは「税引後利益+減価償却費-設備投資」
(3)減価償却費が増えるとキャッシュフローは増えるか
(4)運転資本とキャッシュフローの関係


◆4.「フリーキャッシュフロー(FCF)」による価値算定
(1)FCFとは何か
(2)FCFから価値を算定する
【事例検討4】不動産の価値の算定
(3)コストダウンのファイナンス上の効果
(4)株価算定には将来のFCFを使う
【事例検討5】A社の理論株価の算定


◆5.「資本コスト」を理解する
(1)時間価値計算に必要な割引率(金利)の概念とは何か
(2)貸借対照表(B/S)からみる資本コスト
(3)資本コストの変化とその影響
【事例検討6】資本コストの求め方


◆6.「加重平均資本コスト(WACC)」を理解する
(1)WACCとは何か
(2)支払利息の節税効果とは何か:債権者の視点
(3)株主の期待リターンはどう決まるか:株主の視点
【事例検討7】C社の資本コストの算定


◆7.「企業価値(EV)」を理解する
(1)企業価値(EV)の考え方
(2)貸借対照表(B/S)からみる企業価値
   ~経営者側の企業価値と投資家側の企業価値
(3)経営者側の評価:将来のFCFの現在価値(本来の企業価値)
【事例検討8】B社の企業価値の算定(経営者側の企業価値)
(4)投資家側の評価:株式時価総額+純有利子負債(市場側の企業価値)
(5)投資家側の評価と経営者側の評価の違いと株価の変動
(6)EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の考え方
【事例検討9】B社の企業価値の算定(投資家側の企業価値)


◆8.投資の意思決定での活用
(1)設備投資の意思決定のポイント
【事例検討10】C社の新規設備投資の意思決定のプロセス
(2)キャッシュフローと企業価値の変化

講師紹介

  • 南 俊基氏(みなみ としき)

    南 俊基氏(みなみ としき)

    南公認会計士事務所代表、公認会計士

    早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。監査法人トーマツにて、財務調査を中心に会社更生法監査、事業再編等を担当。その後、ソニーグループの経営戦略コンサルティング会社にて原価管理体制の構築、グループ会社再編等の財務戦略の立案、また財務省理財局にて財政投融 資調査業務に従事。上場バイオベンチャーの役員を経て現職。メーカー、医療機関、バイオベンチャー等に対して、財務戦略、コスト管理、事業再編に関するコ ンサルティングを行っている。併せて、会計・財務等の企業研修を数多く手がけている。公認会計士、税理士、日本証券アナリスト協会検定会員。

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