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- 組織の意思決定力を高めるリーダーの対話力講座
お申し込みいただいた皆様へは直接ご連絡いたします。
本講座に申し込まれた皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
ビジネスを取り巻く大きな変化に柔軟に対応し、激しい競争に勝ち抜くために必要なことは、いかに多くの選択肢を持ち、検討し、最良の選択をするかにあります。その決断の質を決めるカギになるのが、意思決定プロセスにおける「対話」です。
対話とは、対立を恐れずに異なる考えや意見を持つ人と話し合うことです。相手との意見の相違を確認しながら協働して問題解決に取り組むため、創造的な問題解決策が生まれやすくなります。先が見通しにくい今、対話力はまさに必要とされているビジネスの基盤のスキルなのです。実際多くの会議では「対話」ではなく「会話」が行われており、その結果として物事が決まらないことも多いのではないでしょうか。
本講座では、対話力の基本知識を習得するとともに、困難を伴う状況下で迅速な意思決定が求められるケースをもとにしたグループワークで、リーダーがビジネスで必要とされる対話力を実践的に身につけます。
ハーバード留学を通じて「交渉学」に出会って以来、その意義を日本で広めるべく研究・教育に努めてきました。その中で、多くの日本人は協調の精神を重視するあまり、対立を乗り越え問題解決を目指す「対話」の仕方を学ぶ機会がほとんどなく、その方法を知らないということがわかってきました。
そこで、ハーバードの交渉学の要素を取り入れながらも、日本人の「三方よし」の精神を生かした日本版交渉学を確立し、さらに、交渉の基盤となる対話に焦点を合わせた「対話学」に辿り着きました。
本講座ではレクチャーによる知識習得だけでなく、いくつかの演習を行うことで、社内会議や、企業間あるいは国家間交渉など、様々な場面で実践できる「対話力」を養います。
概要
組織の意思決定力を高めるリーダーの対話力講座
- 検索番号
- P2203112
- 開催日時
- 2023年1月18日(水)13:00~17:00
- 定員
- 50
- 受講料
- 22,000円(税抜き20,000円)
- 会場
- ライブ配信
- 申込期間
- 2022年10月27日(木)~2023年1月10日(火)
申込終了 受講申込みはこちら
プログラム
1:はじめに
・対話とは何か、対話の目的とは
・「アプリシエーション」「アサーティブネス」と「ポジティブフレーミング」
2:自己紹介セッション
・対話の考えに基づいた、双方向での自己紹介を行います。
3:演習①「AI時代に向けての社内戦略会議」
これからの時代に沿った戦略を決める会議での対話を考えます。
4:レクチャー①:対話の基本、SPICEアプローチ
[対話の基本]
・説得よりも納得
・拡散と収束
・「言葉のやりとりをするプロセス」を重視する
・人と問題の分離(人と意見は別物)
・対話力とは「多様性」をいかすこと
[対話力を高める]
・創造的解決を生み出す「哲学的対話」
・共感と理解を促す「実践的対話」
[SPICEアプローチ]
・意思決定を機能させる対話
・グループダイナミクス(集団力学)を働かせる5つのポイント
・対話が求められる場でのSPICEアプローチ
5:演習②「SDGsへの配慮を求められる大企業の対応」
*ビジネスで起こりうるシチュエーションを元に、その対応に適した対話を考えます。
6:演習③:「サイバー攻撃への対策会議」
*直面したリスクへの対応に適した対話を考えます。
7:レクチャー②:困難な対話への対処
・組織の中でのコンフリクトをどう乗り越えるか
・普段のビジネスで実践するために
・「解決を急がない」「相手に期待しない」「裏口のドアを開けておく」
8:まとめ
講師紹介
田村 次朗 (たむら じろう)
慶應義塾大学法学部教授、ハーバード大学国際交渉学プログラム・インターナショナル・アカデミック・アドバイザー
慶應義塾大学法学部卒、ハーバード・ロースクール修士課程修了。ブルッキングス研究所、アメリカ上院議員事務所客員研究員、ジョージタウン大学ロースクール兼任教授を経て、現在に至る。ホワイト&ケース法律事務所特別顧問(弁護士)、日本説得交渉学会会長、社会実学研究所所長、交渉学協会理事長。専門は経済法、国際経済法、および交渉学。各省庁などの委員を歴任、日米通商交渉やWTO(世界貿易機関)交渉等に携わる。ダボス会議(世界経済フォーラム)の「交渉と紛争解決」委員会の委員を務める等、最前線における国際交渉の活躍経験も有する。日本における「リーダーシップ基礎」「交渉学」「対話学」の研究・教育に取り組んでいる。
主な著書に「リーダーシップを鍛える対話学のすゝめ」(共著、東京書籍、2021年)、「戦略的交渉入門」(共著、日本経済新聞出版社(日経文庫)、2014年)などがある。
「日経ビジネススクール」運営事務局
TEL 03-6812-8679 FAX 03-6812-8755
Eメール:nikkei-bs@nex.nikkei.co.jp
受付時間:営業日の9:30~17:30 <営業日>土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日
本講座の内容は、事前の告知なく変更を行う場合があります。
主催者の諸般の事情や、天災地変その他の不可抗力の事態により、本講座の一部あるいは全部を中止させていただく場合がございます。また、受講方法を切り替える場合もございます。(例:ライブ配信・アーカイブ配信から教室受講への切り替え、その逆など)
その場合は、運営事務局から受講者に対して、本サイトや、電子メールなどで事前に告知します。ただし、事由によっては事前の告知がないことをあらかじめご了承ください。
本講座の一部あるいは全部を中止する場合、残り期間または残り回数に応じて精算した受講料を無利子にて受講者が指定する銀行口座に振り込むことによって返金します。この場合、返金時の振込手数料は日経が負担します。ただし、受講料以外に受講者側で発生した宿泊費・交通費などの費用については、日経は補償いたしかねます。
受講方法を切り替えた場合でも、受講料金の変更はございません。
≪お申し込み・ご入金について≫
各講座により指定の方法での入金をお願いいたします。
請求書払いの場合は、日経が指定する銀行口座に全額を現金でお振り込みください。振込手数料は受講申込者でご負担ください。ご入金の締切日は請求書に記載いたします。必ず入金締切日までに入金をお願いします。※法人決済の方で入金日に間に合わない場合は事前に運営事務局までご連絡ください。
請求書でのお支払いを選択された場合、ご希望の方には領収書を発行いたします。運営事務局までご連絡ください。クレジットカード払いの領収書は、クレジットカード会社が発行する請求明細をご使用ください。
≪解約について≫
やむを得ず解約される場合は、受講開始日の3営業日前の15:00までに、運営事務局までご連絡ください。返金手数料2,200円(税込み)を申し受け、ご指定の銀行口座に振り込むことで、返金いたします。それ以降の解約はお受けいたしかねます。※運営事務局の営業日は、土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日となります。
≪ライブ配信講座の配信プラットフォームについて≫
ビデオ会議サービス「Zoom」を利用し講義をライブ配信します。
◎Zoomのダウンロード
※「ミーティング用Zoomクライアント」をあらかじめダウンロードしてください。Zoomの使用については無料です(別途通信料金がかかります)
※既にダウンロードされている場合も、セキュリティーのため必ず最新バージョンをダウンロードしておいてください。
※会社のセキュリティの関係でZoomが使用できない、インストールが難しいケースもありますので、お申し込みの前に社内でご確認いただくようお願いします。
◎Zoomサービス規約
◎システム要件
そのほか最新情報はZoom社のヘルプセンターをご覧ください。
◎接続テスト
1、Zoomのダウンロード
≪ライブ配信講座の配信プラットフォームについて≫をご確認ください。
2、インターネット環境の準備
有線LAN、もしくは容量制限のない安定したWi-Fi環境を用意します。
※受講には通信容量が多く発生します。テザリングなどの場合は、契約内容によって容量制限や追加通信料金などが発生する場合がありますのでご注意ください。
3、ハードウエアの準備
パソコン、あるいは画面サイズ10インチ以上の端末と、マイク付きイヤホンを用意します。
※カメラが内臓されていない端末の場合、別途マイク付きカメラなどを準備してください。
※スマートフォンでも聴講できますが、画面が小さく、講師が共有する画面が見づらくなりますのご注意ください。
4、受講できる静かな環境の確保
ご自身を映すカメラが使用でき、ミュートを解除して発言可能な静かな場所(ご自宅、オフィスの会議室、カフェ、出張先のホテルなど)を確保します。また、Zoomビデオの設定で「バーチャル背景」を使用することも可能ですのでご活用ください。
≪お申し込みから受講までの流れ≫
1、お申し込み後、講義の2~3日前に受講者用配布資料のダウンロード先を事務局からメールでご案内します。
※講義によっては配布資料がない場合、また、事前には配布せず事後にダウンロードいただく場合もあります。
2、講座実施直前(あるいは当日)に、事務局からメールでアクセス方法をお送りします。それに沿い、遅くとも講座開始の5分前には接続を開始し、通信状況を確認してください。通信状況を確認されましたら、必ずマイクをミュートにして講義開始までお待ちください。事前配布の資料は、講義開始までにダウンロードをお願いします。
3、オンライン受講での講師への質問方法、および講師からの質問に対する反応(挙手など)については、Zoom機能の簡単な使い方とともに、講義開始前にZoom画面でご案内します。また、グループに分かれて意見交換などワークを行う場合があります。その際、オンライン受講の方はZoomの「ブレイクアウトルーム」を使い、少人数のグループに分かれていただき、各グループごとにワークを進めていただきます。なお、講義中に発言される場合は、ご自身でZoomのミュートを解除してお話しください。
4、講義終了後、事務局からメールにて、アンケートへのご協力のお願いについてご案内します。
5、ライブ配信のバックアップとして、講義翌日から5日間限定の「アーカイブ配信」を行います。接続先は講義終了後にメールにて案内いたします。
※ライブ配信の場合、通信状況やその他の理由により音声が途切れる、画像や音声が乱れる、つながらない、途中で回線が切れてしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。あらかじめご承知おきください。
配信側の通信状況や不具合で接続が安定しない、回線が落ちてしまうなどの場合は、緊急でZoomの接続先を変更することがありますので、講義中は事務局からのメールを受信できるようにしておいてください。
※なお、ライブ配信が何らかの不具合で中断し、Zoomの切り替えが難しいと判断した場合、当該回のアーカイブ配信をもってオンライン受講に替えさせていただくこともありますのでご了承ください。
≪注意事項≫
※本セミナーの録音・録画、資料の無断複製や共用は禁止しております。
※Zoomの講義アクセス先リンクを第三者と共有しないようにお願いします。
また、講義アクセス先とともに、講座内で知りえた情報を他者へ伝えたり、SNSになどに掲載・投稿するような行為は固くお断りします。