【2023年春期】会社役員・経営幹部シリーズ 経営に求められるファイナンス・M&Aの知識 最善の経営判断に役立つ、コーポレートファイナンスの基礎を噛み砕いて解説

※本講座は、会社役員・経営幹部シリーズの一つです。シリーズ全体は「経営戦略」「経営法務」「会計財務」「人事労務」の各ジャンルから構成しています。全講座を受講いただくと、役員・経営幹部に必要な経営基礎知識をバランスよく習得できます。
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 この講座は、「会計・財務」以外の領域が専門の会社役員・経営幹部の方が、資金の動き(キャッシュフロー)からの視点による経営判断を可能とする「ファイナンス・リテラシーを獲得」することを目標としています。企業価値評価の専門家が実務の最前線の視点を交えて、経営判断に必要なファイナンス・M&Aの知識を、ポイントを絞ってわかりやすく解説します。

 上場会社(およびそのグループ企業)や上場を目指す会社は、持続的な成長および中長期の企業価値向上が求められています。コーポ―レートガバナンス・コードは、取締役に、企業価値向上への関心を払うこと、経営方針を株主や関係者に説明することを求めています。スキルマトリックスで財務・会計分野が守備範囲ではない会社役員や経営幹部の方でも、的確な経営判断のためには、ファイナンスの基本概念の理解は欠かせません。

 はじめに、(1)経営とファイナンスの関係性について整理し、(2)投資価値評価を含む投資判断について、代表的な手法であるDCF(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー)法等を解説します。経営にかかる投資判断として(3)事業ポートフォリオマネジメントの潮流と考え方を整理し、最後に(4)M&Aについて、コーポレートファイナンスの観点から留意点を確認します。

 いま経営に求められる、資金の動き(キャッシュフロー)の視点による経営判断を支える、「ファイナンス・リテラシー」の獲得を目指します。

■この講座で学ぶこと
・経営とファイナンスの関係の理解と、経営判断に必要なファイナンスの基本知識
・事業ポートフォリオマネジメントの潮流と考え方
・企業価値・事業価値の評価と投資判断、M&Aの検討・判断のポイント

■主な対象:
・ファイナンスの枠組みおよび基礎を整理したい「会計・財務」以外が専門領域の会社役員・経営幹部の方
・企業価値向上のために、M&A、企業価値評価の実務の最前線からの知見を学びたい方 
・マネジメントとしてファイナンスの枠組みを理解し、業務に活かしたい方 など

概要

経営に求められるファイナンス・M&Aの知識

検索番号
P2203115
開催日時
2023年3月15日(水)13:00~17:00
定員
70
受講料
48,400円(税抜き44,000円)
会場
ライブ配信
申込期間
2022年10月25日(火)~2023年3月14日(火)

プログラム

◆1.経営とコーポレートファイナンス ~なぜ経営にファイナンスの理解が必要か
(1)経営とファイナンスの関係 ~ファイナンスは「調達、投資、配分」を統合的に管理
(2)資本配分と事業ポートフォリオ ~投資家の視点が欠かせない
(3)株主価値 ~将来キャッシュフローが源泉
(4)ファイナンスの基礎用語 ~取締役・執行役員が理解しておきたい

   ~ROE(自己資本利益率)、ROIC(投下資本対利益率)、
    DCF(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー)法、
    EBITDA(利払前・税引前・償却前利益)、
    WACC(加重平均資本コスト) など

◆2.事業価値の評価と投資判断 ~どのように評価されるのか
(1)投資判断 ~ファイナンスの視点【ケーススタディー】
(2)将来キャッシュフローの現在価値
(3)キャッシュフロー  ~会計上の利益とは異なる
(4)DCF法の基本 ~留意点は、割引率より事業計画
(5)資本コスト ~どのように推計されるのか、一般的なレベル感は?
(6)事業価値評価の一般手法 ~DCF法以外の評価手法


◆3.事業ポートフォリオマネジメント ~考え方と最近の潮流
(1)投資基準と撤退基準 ~資本コストが重要な参照値
(2)近時の撤退、売却の類型 ~赤字撤退から戦略的撤退へ
(3)ROICによる事業収益性の基準設定とモニタリングなど ~事例研究 


◆4.M&A検討の留意点 ~事業戦略を加速させるヒント
(1)近時のM&Aのトレンド ~海外、技術、カーブアウトなど
(2)買収の成功・失敗 ~成功確率は30%?
(3)買収価格検討のポイント ~現場での相場観は?
(4)「のれん」と減損 ~なぜ減損が発生するか
(5)M&Aの検討・判断の留意点 ~検討段階から始まるPMI(買収後統合プロセス)


◆5.まとめ
 ~ファイナンスの視点を経営に生かす7箇条

講師紹介

  • 竹埜 正文氏(たけの まさふみ)

    竹埜 正文氏(たけの まさふみ)

    クリフィックスFAS マネージング・ディレクター

    1986年東北大学法学部卒業、日本長期信用銀行入行。中央監査法人、みすずフィナンシャル・アドバイザーズ(PwC)、米系評価会社、太陽有限責任監査法人を経て、現職。企業価値評価、無形資産評価、M&A、再編アドバイス等を担当。IFRS財団の公正価値測定教育文書評価専門家グループメンバー。著書に『株式価値評価入門』(中央経済社)がある。

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