【2023年春期】会社役員・経営幹部シリーズ 企業戦略に求められる組織デザインと組織変革の知識 環境変化に対応し、戦略を進めるための組織のデザインとパフォーマンス

いま企業の組織編成は、事業環境の変化への対応に伴い、大きく変わり始めました。
自社の戦略を実現する組織のありかたを考えるための知見を提供します。


※本講座は、会社役員・経営幹部シリーズの一つです。シリーズ全体は「経営戦略」「経営法務」「会計財務」「人事労務」などの各ジャンルで構成しています。全講座を受講いただくと、役員・経営幹部に必要な経営基礎知識をバランスよく習得できます。
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 いま企業の組織編成は、事業環境の変化への対応に伴い、大きく変わり始めています。

 組織の編成や改革についての検討と意思決定は、人事部門ではなく「経営層」の領分で、重要な責任範囲になります。経営層には、組織のありかたを構想するリテラシーが必要です。

 ITやデジタルの進化によって、企業は組織形態に係わらず、企財務会計・管理会計情報を、連結データを含めて自由に取り扱えるようになりました。換言すれば、組織形態は財務管理からの自由度が高まりました。

 加えて、今日、企業は事業環境の変化に適応するために、組織改編を頻繁に進めています。それは、必ずしも大々的な組織改革ではなく、「こまめな改革」です。それでも3年、5年のタイムスパンで振り返ると、組織は驚くほど変わってきます。その目的と変革手法を理解することは、自社の組織の在り方を考える際に、重要な知見を提供してくれます。

 本講座では、事業環境の変化を読み、対応していくために必要な組織改革と組織編成原理をわかりやすく整理し、解説していきます。

概要

企業戦略に求められる組織デザインと組織変革の知識

検索番号
P2303155
開催日時
2023年4月12日(水)13:00~17:00
定員
70
受講料
48,400円(税抜き44,000円)
会場
ライブ配信
申込期間
2023年2月8日(水)~4月11日(火)

プログラム

◆Introduction ~組織変革の戦略的な意味

(1)事業部制をやめて機能別組織を導入したApple
  ・戦略と組織構造の関係、職能組織の幹部(技術者)への要求
(2)DXがもたらす新たなシナジー:日立ほか
  ・DXは非関連多角化を「関連化」する
(3)米国3大テレビネットワークの現在
  ・顧客とコンテンツのシナジーの創出
(4)SONYの復活とスポティファイ、SSAP*
  ・開発力は技術・事業評価能力でもある


  
◆1.組織戦略と編成原理の基本

(1)機能別組織は専門能力人材を節約/育成/独占する
(2)事業部制の4つの意味:経営者負担軽減/投資採算把握/集権/分権
(3)組織編成原理のトレードオフ:機能別か事業部か
(4)なぜカンパニー制をやめるのか
(5)企業再編ツールとしての純粋持株会社
(6)リスクテイクの逆説:分権で組織の積極性が低下する
(7)垂直系列という日本の折衷型組織:米国は垂直統合とフランチャイズ
(8)小括:
  ・組織変革の目的は何だったのか
  ・現在の環境変化はどのような組織変革を求めているのか



◆2.企業組織の周辺で起きているイノベーション

(1)プロジェクト・マネジメント:組織の「時分割」
(2)アウトソーシングからクラウドソーシングへ
(3)センター・オブ・エクセレンスとネットワーク・オブ・エクセレンス
(4)イノベーション・プールとCVC:大企業のエンゼル化



◆3.組織編成のホット・スポット

(1)これからの組織戦略の「外せない与件」
  DX/ダイバーシティ/外国人(入国管理法)/人手不足/大退職時代(米国)
(2)ティール組織を経営論で解釈する
(3)事業ベース組織とナレッジベース組織の分離、融合
(4)教育制度と独学支援が組織を支える
(5)M&A、事業再編と組織改革
(6)経営人材を育成する組織構造と人事施策



◆4.『集合知』の組織戦略

(1)情報源の多様化と集合知
(2)会社が社員の専門能力を「探索」する時代へ
   ~市場での人材獲得か、社内での人材発見か
(3)ナレッジ・プールのつくりかた
(4)イノベーション・プールを探す



◆5.まとめとQ&A
 
 *SSAP:Sony Startup Acceleration Program

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株式会社日経イベント・プロ内
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