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- 経営に求められるファイナンス・M&Aの知識
※本講座は、会社役員・経営幹部シリーズの一つです。シリーズ全体は「経営戦略」「経営法務」「会計財務」「人事労務」などのジャンル別に構成しています。全体を受講いただくと、役員・経営幹部に必要な経営基礎知識がバランスよく習得できます。
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この講座は、「会計・財務」以外の領域が専門の会社役員・経営幹部の方が、資金の動き(キャッシュフロー)からの視点による経営判断を可能とする「ファイナンス・リテラシーを獲得」することを目標としています。企業価値評価の専門家が実務の最前線の視点を交えて、経営判断に必要なファイナンス・M&Aの知識を、ポイントを絞ってわかりやすく解説します。
上場会社(およびそのグループ企業)や上場を目指す会社は、持続的な成長および中長期の企業価値向上が求められています。コーポ―レートガバナンス・コードは、取締役に、企業価値向上への関心を払うこと、経営方針を株主や関係者に説明することを求めています。スキルマトリックスで財務・会計分野が守備範囲ではない会社役員や経営幹部の方でも、的確な経営判断のためには、ファイナンスの基本概念の理解は欠かせません。
はじめに、(1)経営とファイナンスの関係性について整理し、(2)投資価値評価を含む投資判断について、代表的な手法であるDCF(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー)法等を解説します。経営にかかる投資判断として(3)事業ポートフォリオマネジメントの潮流と考え方を整理し、最後に(4)M&Aについて、コーポレートファイナンスの観点から留意点を確認します。
■この講座で学ぶこと
・経営とファイナンスの関係の理解と、経営判断に必要なファイナンスの基本知識
・事業ポートフォリオマネジメントの潮流と考え方
・企業価値・事業価値の評価と投資判断、M&Aの検討・判断のポイント
受講対象者
・企業価値向上のために、M&A、企業価値評価の実務の最前線からの知見を学びたい方
・マネジメントとしてファイナンスの枠組みを理解し、業務に活かしたい方 など
概要
経営に求められるファイナンス・M&Aの知識
- 検索番号
- P2303200
- 開催日時
- 2023年8月2日(水)13:00~17:00
- 定員
- 70
- 受講料
- 48,400円(税抜き44,000円)
- 会場
- ライブ配信
- 申込期間
- 2023年4月19日(水)~8月1日(火)
申込終了 受講申込みはこちら
プログラム
(1)経営とファイナンスの関係 ~ファイナンスは「調達、投資、配分」を統合的に管理
(2)資本配分と事業ポートフォリオ ~投資家の視点が欠かせない
(3)株主価値 ~将来キャッシュフローが源泉
(4)ファイナンスの基礎用語 ~取締役・執行役員が理解しておきたい
~ROE(自己資本利益率)、ROIC(投下資本対利益率)、
DCF(ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー)法、
EBITDA(利払前・税引前・償却前利益)、
WACC(加重平均資本コスト) など
◆2.事業価値の評価と投資判断 ~どのように評価されるのか
(1)投資判断 ~ファイナンスの視点【ケーススタディー】
(2)将来キャッシュフローの現在価値
(3)キャッシュフロー ~会計上の利益とは異なる
(4)DCF法の基本 ~留意点は、割引率より事業計画
(5)資本コスト ~どのように推計されるのか、一般的なレベル感は?
(6)事業価値評価の一般手法 ~DCF法以外の評価手法
◆3.事業ポートフォリオマネジメント ~考え方と最近の潮流
(1)投資基準と撤退基準 ~資本コストが重要な参照値
(2)近時の撤退、売却の類型 ~赤字撤退から戦略的撤退へ
(3)ROICによる事業収益性の基準設定とモニタリングなど ~事例研究
◆4.M&A検討の留意点 ~事業戦略を加速させるヒント
(1)近時のM&Aのトレンド ~海外、技術、カーブアウトなど
(2)買収の成功・失敗 ~成功確率は30%?
(3)買収価格検討のポイント ~現場での相場観は?
(4)「のれん」と減損 ~なぜ減損が発生するか
(5)M&Aの検討・判断の留意点 ~検討段階から始まるPMI(買収後統合プロセス)
◆5.まとめ
~ファイナンスの視点を経営に生かす7箇条
【受講者の声】
・自社の中長期戦略を進める上で、M&Aを検討していくので、非常に参考になりました(役員・50代)
・基本知識の再確認と、重要なポイント、相場観などの解説、非常にためになりました(役員・60代)
・投資家視点で将来価値について改めて考える機会となりました(役員・50代)
・不得意分野に対する講義で大変参考になりました(役員・60代)
・経営企画部に異動し、毎週の経営会議に出席する中で、特に投資案件についての基本を学びたかったのが申し込みの動機でした。
大変わかりやすいご説明をいただき、ありがとうございました(マネジャー・50代)
講師紹介
竹埜 正文氏(たけの まさふみ)
クリフィックスFAS マネージング・ディレクター
1986年東北大学法学部卒業、日本長期信用銀行入行。中央監査法人、みすずフィナンシャル・アドバイザーズ(PwC)、米系評価会社、太陽有限責任監査法人を経て、現職。企業価値評価、無形資産評価、M&A、再編アドバイス等を担当。IFRS財団の公正価値測定教育文書評価専門家グループメンバー。著書に『株式価値評価入門』(中央経済社)がある。
「日経ビジネススクール」運営事務局
株式会社日経イベント・プロ内
TEL 03-6812-8679 FAX 03-6812-8755
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受付時間:営業日の9:30~17:30 <営業日>土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日
本講座の内容は、事前の告知なく変更を行う場合があります。
主催者の諸般の事情や、天災地変その他の不可抗力の事態により、本講座の一部あるいは全部を中止させていただく場合がございます。また、受講方法を切り替える場合もございます。(例:会場開催からライブ配信への切り替え、その逆など)
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本講座の一部あるいは全部を中止する場合、残り期間または残り回数に応じて精算した受講料を無利子にて受講者が指定する銀行口座に振り込むことによって返金します。この場合、返金時の振込手数料は日経が負担します。ただし、受講料以外に受講者側で発生した宿泊費・交通費などの費用については、日経は補償いたしかねます。
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