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- ドラッカー経営学から紐解く・経営の基本と会社役員の役割
※本講座は、会社役員・経営幹部シリーズの一つです。シリーズ全体は「経営戦略」「経営法務」「会計財務」「人事労務」などのジャンル別に構成しています。全体を受講いただくと、役員・経営幹部に必要な経営基礎知識がバランスよく習得できます。
会社役員・経営幹部シリーズ一覧はこちら
本講座は、「そもそも企業とは何か」「企業の役割とは何か」といった本質的な問いを通して、経営の全体像と基本的な考え方を体系的に理解していただき、あなたが会社役員として何を成すべきかを考えていただくためのものです。
ベースになるのはドラッカー経営学です。ドラッカーは「マネジメントの父」と呼ばれ、人類史上初めてマネジメントの全体像を体系化した人であり、物事の本質を見極めることに天賦の才があった人物です。2005年に亡くなりましたが、いまでも多くの企業の経営に影響を与え続けています。それは、時代が変わっても変わらない物事の本質を示してくれているからです。
会社役員になると、新しく学んでおかなければならないことがたくさん出てきます。財務会計・IR・経営戦略論・投資意思決定・イノベーション・AI活用・人的資本経営・エンゲージメント向上・組織デザインなど様々です。日経ビジネススクールでも「会社役員・経営幹部シリーズ」としてそれらの内容をカバーする講座を用意しています。
これらの学びが、なぜ会社役員にとって重要なのか。経営の全体像と基本的な考え方を体系的に理解すれば、これら個別の講座の位置づけや重要性が、会社役員としてのあなたの役割との関係の中で整理された形で理解できるでしょう。
また近年、企業経営は、企業価値向上・コンプライアンス・内部統制・ガバナンス・サステナビリティー・ESG・SDGsなどの新しい課題への対応を迫られています。これらの課題の背景や本質は何なのか、またこれらの課題に会社役員としてどう向き合うべきなのかのヒントもドラッカー経営学の中にあります。
本講座の担当講師としては、受講後にみなさんから「経営の本質について考えさせられた。刺激も受けた。そして会社役員としての自分の考え方の軸を整理する上でとても参考になった」といった感想が出てくるような講座になればと思っています。
本講座で経営の全体像と基本的な考え方を理解していただき、経営の現場で活かしていただければと思います。
受講対象者
・はじめて企業経営にかかわる新任の会社役員の方
・意思決定、経営判断の軸となる考え方、会社役員の役割について学びたい方 など
■この講座で学ぶこと
・事業経営の全体像と会社役員の基本的な役割
・会社役員としての世の中の見方と未来創造の考え方
・会社役員に最低限必要な財務会計の基礎知識
・経営環境の変化に際し、自社の考えを確認し、形成するための知見
・会社役員だからこそ、身につけるべき資質と習慣
概要
ドラッカー経営学から紐解く・経営の基本と会社役員の役割
- 検索番号
- P2303277
- 開催日時
- 2023年11月16日(木)13:30~17:00
- 定員
- 70名程度
- 受講料
- 48,400円(税抜き44,000円)
- 会場
- ライブ配信
- 申込期間
- 2023年9月8日(金)~11月15日(水)
申込終了 受講申込みはこちら
プログラム
(1)アマゾンもグーグルもドラッカーを参考にしている
(2)頼るべきものは変化しない物事の本質
◆2.会社役員の役割とは何か
(1)企業を取り巻く大きな変化の背景
~企業価値、サステナビリティ、ESG経営など
(2)そもそも企業とは何か
(3)時代が変わっても変わらない経営者の「3つの役割」
(4)事業経営の全体像と企業に必要な「4つの機能」
(5)従業員のエンゲージメント向上の本質
(6)社会的責任にどう向き合うべきか
(7)経営者が目標を設定すべき「8つの分野」
(8)経営者の第一の責任とは何か
(9)財務会計は資本主義社会における事業のプロセスを表している
(10)なぜいまROIC(投下資本利益率)なのか
◆3.未来に向けて手を打つことこそが会社役員の責務である
(1)経営戦略が財務諸表に表われる
~今日の意思決定が企業の未来を変える
(2)「3つの役割」に加えて責任を負うべきもう一つの側面
(3)自社の事業に関する3つの問い
~「自社の事業は何か」「将来の事業は何か」「何を事業とすべきか」
(4)未来について知っているたった2つのこと
(5)社会生態学者としてドラッカーは世の中をどう見ていたか
(6)イノベーションの機会を探し出す「7つの領域」
◆4.会社役員が成果をあげるために必要なこと
(1)身につけるべき「5つの習慣的な能力」
(2)「意思決定」において大切なことは何か
(3)上司のマネジメント
(4)必ず持っておかなければならない資質
◆5.最後に
(1)ドラッカーが会社役員に言いたかった4つのこと
(2)企業が社会から敬意をもって認められるために必要なこと
(3)会社役員が考え続けなければならない2つの難問
(4)あなたは会社役員として何のために存在し、何を成すのか
※経営に関するいくつかの「問い」を個人で考える時間を取りながら講義を進行します。
※最適なプログラムを提供するため、内容を一部変更する場合がございます。
講師紹介
國貞 克則氏(くにさだ かつのり)
ボナ・ヴィータ コーポレーション代表取締役
1983年東北大学工学部機械工学科卒業、神戸製鋼所入社。海外プラント輸出、人事、企画、海外事業企画に従事。96年米国クレアモント大学ピーター・ドラッカー経営大学院でMBA取得。2001年ボナ・ヴィータ コーポレーションを設立して独立。管理職を対象としたリーダー育成研修、わかりやすく会計の仕組みが理解できる会計研修などが得意分野。
著書に 『書いてマスター!財務3表・実践ドリル』(日本経済新聞出版)、『新版 財務3表一体理解法』『新版 財務3表一体理解法 発展編』『新版 財務3表図解分析法』『財務3表実践活用法』(以上、朝日新書)、『ストーリーでわかる財務3表超入門』(ダイヤモンド社)、『ドラッカーが教えてくれる「マネジメントの本質」』(日本経済新聞出版)等、訳書に『財務マネジメントの基本と原則』(東洋経済新報社)がある。開催日時 講師が担当する他の講座 2023年12月21日(木) 会計の基本がわかる・財務諸表マスター講座 オンライン講座 財務3表の「つながり」がわかる 財務諸表マスター講座 <Eラーニング>
「日経ビジネススクール」運営事務局
株式会社日経イベント・プロ内
TEL 03-6812-8679 FAX 03-6812-8755
Eメール:nikkei-bs@nex.nikkei.co.jp
受付時間:営業日の9:30~17:30 <営業日>土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日
本講座の内容は、事前の告知なく変更を行う場合があります。
主催者の諸般の事情や、天災地変その他の不可抗力の事態により、本講座の一部あるいは全部を中止させていただく場合がございます。また、受講方法を切り替える場合もございます。(例:会場開催からライブ配信への切り替え、その逆など)
その場合は、運営事務局から受講者に対して、本サイトや、電子メールなどで事前に告知します。ただし、事由によっては事前の告知がないことをあらかじめご了承ください。
本講座の一部あるいは全部を中止する場合、残り期間または残り回数に応じて精算した受講料を無利子にて受講者が指定する銀行口座に振り込むことによって返金します。この場合、返金時の振込手数料は日経が負担します。ただし、受講料以外に受講者側で発生した宿泊費・交通費などの費用については、日経は補償いたしかねます。
受講方法を切り替えた場合でも、受講料金の変更はございません。
≪お申し込み・ご入金について≫
各講座指定の方法での入金をお願いいたします。
請求書払いの場合は、日経が指定する銀行口座に全額を現金でお振り込みください。振込手数料は受講申込者でご負担ください。ご入金の締切日は請求書に記載いたします。必ず入金締切日までに入金をお願いします。
※法人決済の方で入金日に間に合わない場合は事前に運営事務局までご連絡ください。
請求書でのお支払いを選択された場合、ご希望の方には領収書を発行いたします。運営事務局までご連絡ください。クレジットカード払いの場合は、領収書の発行はできかねます。代わりにクレジットカード会社が発行する請求明細をご使用ください。
≪解約について≫
やむを得ず解約される場合は、受講開始日の3営業日前の15:00までに、運営事務局までご連絡ください。返金手数料2,200円(税込み)を申し受け、ご指定の銀行口座に振り込むことで、返金いたします。それ以降の解約はお受けいたしかねます。
※運営事務局の営業日は、土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日となります。
≪注意事項≫
※本講座の録音・録画、資料の無断複製や共用は禁止しております。
※本講座のアクセス先情報(IDとPW)を第三者と共有することは禁止します。
※1つのIDで複数名の方が受講することを禁止します。
※本講座で知り得た内容、他の受講者の情報などをSNSなどに掲載・投稿するなどの行為は固くお断りします。
備考
≪ライブ配信講座・見逃し配信の個別規定と配信プラットフォームについて≫
ビデオ会議サービス「Zoom」を利用し講義をライブ配信します。
◎Zoomのダウンロード
※「ミーティング用Zoomクライアント」をあらかじめダウンロードしてください。Zoomの使用については無料です(別途通信料金がかかります)
※既にダウンロードされている場合も、セキュリティーのため必ず最新バージョンをダウンロードしておいてください。
※会社のセキュリティの関係でZoomが使用できない、インストールが難しいケースもありますので、お申し込みの前に社内でご確認いただくようお願いします。
◎Zoomサービス規約
◎システム要件
そのほか最新情報はZoom社のヘルプセンターをご覧ください。
◎接続テスト
≪ライブ配信終了後の見逃し配信について≫
株式会社ファシオの配信プラットフォーム「Deliveru」により配信いたします。
また、本講座を受講される会員の個人情報は、本講座提供のために日経から同社に提供し、同社では同社のプライバシーポリシーに従って取り扱います。
これらの各規約・ポリシーにご同意の上、ご利用ください。
◎株式会社ファシオ「Deliveru」利用規約(個別規程)
◎株式会社ファシオ プライバシーポリシー(個別規程)
「Deliveru」の利用環境は、次の「推奨環境」のとおりです。お申し込みにあたっては、予めテスト視聴サイトにて支障なく視聴いただけるかをご確認ください。
◎推奨環境
◎よくあるご質問
◎テスト視聴サイト
ID livetest55
パスワード livetest55
◎双方向機能テスト視聴サイト
ID livetest55
パスワード livetest55
≪受講の事前準備≫
1、Zoomのダウンロード
≪ライブ配信講座の配信プラットフォームについて≫をご確認ください。
2、インターネット環境の準備
有線LAN、もしくは容量制限のない安定したWi-Fi環境を用意します。
※受講には通信容量が多く発生します。テザリングなどの場合は、契約内容によって容量制限や追加通信料金などが発生する場合がありますのでご注意ください。
3、ハードウエアの準備
パソコン、あるいは画面サイズ10インチ以上の端末と、マイク付きイヤホンを用意します。
※カメラが内臓されていない端末の場合、別途マイク付きカメラなどを準備してください。
※スマートフォンでも聴講できますが、画面が小さく、講師が共有する画面が見づらくなりますのご注意ください。
4、受講できる静かな環境の確保
ご自身を映すカメラが使用でき、ミュートを解除して発言可能な静かな場所(ご自宅、オフィスの会議室、カフェ、出張先のホテルなど)を確保します。また、Zoomビデオの設定で「バーチャル背景」を使用することも可能ですのでご活用ください。
≪お申し込みから受講までの流れ≫
1、お申し込み後、講義の2~3日前に受講者用配布資料のダウンロード先を事務局からメールでご案内します。
※講義によっては配布資料がない場合、また、事前には配布せず事後にダウンロードいただく場合もあります。
2、講座実施直前(あるいは当日)に、事務局からメールでアクセス方法をお送りします。それに沿い、遅くとも講座開始の5分前には接続を開始し、通信状況を確認してください。通信状況を確認されましたら、必ずマイクをミュートにして講義開始までお待ちください。事前配布の資料は、講義開始までにダウンロードをお願いします。
3、オンライン受講での講師への質問方法、および講師からの質問に対する反応(挙手など)については、Zoom機能の簡単な使い方とともに、講義開始前にZoom画面でご案内します。また、グループに分かれて意見交換などワークを行う場合があります。その際、オンライン受講の方はZoomの「ブレイクアウトルーム」を使い、少人数のグループに分かれていただき、各グループごとにワークを進めていただきます。なお、講義中に発言される場合は、ご自身でZoomのミュートを解除してお話しください。
4、講義終了後、事務局からメールにて、アンケートへのご協力のお願いについてご案内します。
5、ライブ配信のバックアップとして、後日、日数限定で「Deliveru」による「見逃し配信」を行います。詳細および接続先は講義終了後にメールにて案内いたします。
※ライブ配信の場合、通信状況やその他の理由により音声が途切れる、画像や音声が乱れる、つながらない、途中で回線が切れてしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。あらかじめご承知おきください。
配信側の通信状況や不具合で接続が安定しない、回線が落ちてしまうなどの場合は、緊急でZoomの接続先を変更することがありますので、講義中は事務局からのメールを受信できるようにしておいてください。
※なお、ライブ配信が何らかの不具合で中断し、Zoomの切り替えが難しいと判断した場合、当該回のアーカイブ配信をもってオンライン受講に替えさせていただくこともありますのでご了承ください。