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本講座に申し込まれた皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
※本講座は、会社役員・経営幹部シリーズの一つです。シリーズ全体は「経営戦略」「経営法務」「会計財務」「人事労務」などのジャンル別に構成しています。全体を受講いただくと、役員・経営幹部に必要な経営基礎知識がバランスよく習得できます。
会社役員・経営幹部シリーズ一覧はこちら
多くの企業が、売上高や利益は成長しているが、企業価値が充分に伸ばせていない、という課題に直面しています。いま企業には、バランスシートを意識し、資本効率性と収益性を高め、ステークホルダーや社会課題の解決に向き合いながら、持続的に企業価値を高める経営が求められています。
2023年3月に東京証券取引所は上場企業に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を要請しました。自社の資本コストや資本収益性の現状分析と課題対応、経営戦略への落とし込み、開示、ステークホルダーとの対話などの具体的な取り組みの検討と実施が経営課題のひとつになっています。
この講座では、経営層が自社にとってサステナブルな価値創造を実現するための土台となる基礎知識を、企業指導経験豊富な専門家が体系的、俯瞰的に解説します。
企業価値の仕組みや資本コストの理解をはじめ、現状分析に役立つ各指標、WACC(加重平均資本資本コスト)、ROIC(投下資本利益率)、PBR(株価純資産倍率)などの意味とステークホルダーの視点、ESGやSDGsと企業価値の関係性などについて、噛み砕いてわかりやすく解説します。価値創造に必要な経営リテラシーを身につけていただくことが目標です。
受講対象者
〇会計・財務以外が専門分野の会社役員・幹部
〇開示内容や株価やステークホルダーとの関係性を検討したい会社役員・経営幹部など
概要
企業価値のしくみと資本収益性向上の基礎知識
- 検索番号
- P2303280
- 開催日時
- 2023年11月29日(水)13:00~17:00
- 定員
- 70
- 受講料
- 48,400円(税抜き44,000円)
- 会場
- ライブ配信
- 申込期間
- 2023年9月25日(月)~11月28日(火)
申込終了 受講申込みはこちら
プログラム
(1)経営層が認識すべき企業価値の理解
~資本市場の環境変化と企業価値の関係
(2)企業価値が生まれる仕組み
(3)配当、自社株買い、株式分割と株価への影響
(4)非財務の要素と企業価値の関係
(5)ステークホルダーにとっての企業価値
(6)資本効率性を向上させる意味
(7)ROIC(投下資本利益率)の意味と企業価値
◆2.資本コスト経営の基本
(1)資本コストを正しく理解する
(2)資金調達で考慮すべきポイント
(3)会社の資本コストはどのように決まるのか
~WACC(加重平均資本資本コスト)の仕組み
(4)資本コスト経営の意味
(5)日本企業の企業価値の現状と課題
~2023年3月の東証要請の背景と意味
◆3.バランスシートから企業価値と株価をみる
(1)経営視点でのバランスシートの読み方
~資金調達から資金運用までの流れと効率性
(2)バランスシートと株価、企業価値の関係
~株価が変動する仕組みを理解する
(3)経営者視点の企業価値と投資家視点の企業価値の違い
(4)企業価値=純有利子負債+時価総額の意味
(5)株価を意識した経営のポイント
◆4.SDG‘s、ESGと企業価値の関係
(1)経営者が意識すべきポイント
(2)非財務情報と企業価値との関係性
(3)ステークホルダーにとっての意義
◆5.ステークホルダーへの開示と経営指標の意味
(1)PBR(株価純資産倍率)の理解
(2)ステークホルダーからみたPBRの意味
(3)ROE(自己資本利益率)を向上させる仕組み
(4)ステークホルダーからみたROEの意味
(5)利益が同じでもROEは下がる
◆6.まとめ
~経営の視点で資本コスト、株価、企業価値とどう向き合うか
※最適なプログラムを提供するため、内容を一部変更する場合がございます
講師紹介
南 俊基氏(みなみ としき)
南公認会計士事務所代表、公認会計士
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。監査法人トーマツにて、財務調査を中心に会社更生法監査、事業再編等を担当。その後、ソニーグループの経営戦略コンサルティング会社にて原価管理体制の構築、グループ会社再編等の財務戦略の立案、また財務省理財局にて財政投融 資調査業務に従事。上場バイオベンチャーの役員を経て現職。メーカー、医療機関、バイオベンチャー等に対して、財務戦略、コスト管理、事業再編に関するコ ンサルティングを行っている。併せて、会計・財務等の企業研修を数多く手がけている。公認会計士、税理士、日本証券アナリスト協会検定会員。
開催日時 講師が担当する他の講座 オンライン講座 よくわかるキャッシュフロー計算書入門 <Eラーニング>
「日経ビジネススクール」運営事務局
株式会社日経イベント・プロ内
TEL 03-6812-8679 FAX 03-6812-8755
Eメール:nikkei-bs@nex.nikkei.co.jp
受付時間:営業日の9:30~17:30 <営業日>土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日
本講座の内容は、事前の告知なく変更を行う場合があります。
主催者の諸般の事情や、天災地変その他の不可抗力の事態により、本講座の一部あるいは全部を中止させていただく場合がございます。また、受講方法を切り替える場合もございます。(例:会場開催からライブ配信への切り替え、その逆など)
その場合は、運営事務局から受講者に対して、本サイトや、電子メールなどで事前に告知します。ただし、事由によっては事前の告知がないことをあらかじめご了承ください。
本講座の一部あるいは全部を中止する場合、残り期間または残り回数に応じて精算した受講料を無利子にて受講者が指定する銀行口座に振り込むことによって返金します。この場合、返金時の振込手数料は日経が負担します。ただし、受講料以外に受講者側で発生した宿泊費・交通費などの費用については、日経は補償いたしかねます。
受講方法を切り替えた場合でも、受講料金の変更はございません。
≪お申し込み・ご入金について≫
各講座指定の方法での入金をお願いいたします。
請求書払いの場合は、日経が指定する銀行口座に全額を現金でお振り込みください。振込手数料は受講申込者でご負担ください。ご入金の締切日は請求書に記載いたします。必ず入金締切日までに入金をお願いします。
※法人決済の方で入金日に間に合わない場合は事前に運営事務局までご連絡ください。
請求書でのお支払いを選択された場合、ご希望の方には領収書を発行いたします。運営事務局までご連絡ください。クレジットカード払いの場合は、領収書の発行はできかねます。代わりにクレジットカード会社が発行する請求明細をご使用ください。
≪解約について≫
やむを得ず解約される場合は、受講開始日の3営業日前の15:00までに、運営事務局までご連絡ください。返金手数料2,200円(税込み)を申し受け、ご指定の銀行口座に振り込むことで、返金いたします。それ以降の解約はお受けいたしかねます。
※運営事務局の営業日は、土日祝、国民の休日、年末年始(12/28~1/4)を除く日となります。
≪注意事項≫
※本講座の録音・録画、資料の無断複製や共用は禁止しております。
※本講座のアクセス先情報(IDとPW)を第三者と共有することは禁止します。
※1つのIDで複数名の方が受講することを禁止します。
※本講座で知り得た内容、他の受講者の情報などをSNSなどに掲載・投稿するなどの行為は固くお断りします。
備考
≪ライブ配信講座の配信プラットフォームについて≫
ビデオ会議サービス「Zoom」を利用し講義をライブ配信します。
◎Zoomのダウンロード
※「ミーティング用Zoomクライアント」をあらかじめダウンロードしてください。Zoomの使用については無料です(別途通信料金がかかります)
※既にダウンロードされている場合も、セキュリティーのため必ず最新バージョンをダウンロードしておいてください。
※会社のセキュリティの関係でZoomが使用できない、インストールが難しいケースもありますので、お申し込みの前に社内でご確認いただくようお願いします。
◎Zoomサービス規約
◎システム要件
そのほか最新情報はZoom社のヘルプセンターをご覧ください。
◎接続テスト
≪ライブ配信終了後の見逃し配信について≫
株式会社ファシオの配信プラットフォーム「Deliveru」により配信いたします。
また、本講座を受講される会員の個人情報は、本講座提供のために日経から同社に提供し、同社では同社のプライバシーポリシーに従って取り扱います。
これらの各規約・ポリシーにご同意の上、ご利用ください。
◎株式会社ファシオ「Deliveru」利用規約(個別規程)
◎株式会社ファシオ プライバシーポリシー(個別規程)
「Deliveru」の利用環境は、次の「推奨環境」のとおりです。お申し込みにあたっては、予めテスト視聴サイトにて支障なく視聴いただけるかをご確認ください。
◎推奨環境
◎よくあるご質問
◎テスト視聴サイト
ID livetest55
パスワード livetest55
◎双方向機能テスト視聴サイト
ID livetest55
パスワード livetest55
≪受講の事前準備≫
1、Zoomのダウンロード
≪ライブ配信講座の配信プラットフォームについて≫をご確認ください。
2、インターネット環境の準備
有線LAN、もしくは容量制限のない安定したWi-Fi環境を用意します。
※受講には通信容量が多く発生します。テザリングなどの場合は、契約内容によって容量制限や追加通信料金などが発生する場合がありますのでご注意ください。
3、ハードウエアの準備
パソコン、あるいは画面サイズ10インチ以上の端末と、マイク付きイヤホンを用意します。
※カメラが内臓されていない端末の場合、別途マイク付きカメラなどを準備してください。
※スマートフォンでも聴講できますが、画面が小さく、講師が共有する画面が見づらくなりますのご注意ください。
4、受講できる静かな環境の確保
ご自身を映すカメラが使用でき、ミュートを解除して発言可能な静かな場所(ご自宅、オフィスの会議室、カフェ、出張先のホテルなど)を確保します。また、Zoomビデオの設定で「バーチャル背景」を使用することも可能ですのでご活用ください。
≪お申し込みから受講までの流れ≫
1、お申し込み後、講義の2~3日前に受講者用配布資料のダウンロード先を事務局からメールでご案内します。
※講義によっては配布資料がない場合、また、事前には配布せず事後にダウンロードいただく場合もあります。
2、講座実施直前(あるいは当日)に、事務局からメールでアクセス方法をお送りします。それに沿い、遅くとも講座開始の5分前には接続を開始し、通信状況を確認してください。通信状況を確認されましたら、必ずマイクをミュートにして講義開始までお待ちください。事前配布の資料は、講義開始までにダウンロードをお願いします。
3、オンライン受講での講師への質問方法、および講師からの質問に対する反応(挙手など)については、Zoom機能の簡単な使い方とともに、講義開始前にZoom画面でご案内します。また、グループに分かれて意見交換などワークを行う場合があります。その際、オンライン受講の方はZoomの「ブレイクアウトルーム」を使い、少人数のグループに分かれていただき、各グループごとにワークを進めていただきます。なお、講義中に発言される場合は、ご自身でZoomのミュートを解除してお話しください。
4、講義終了後、事務局からメールにて、アンケートへのご協力のお願いについてご案内します。
5、ライブ配信のバックアップとして、後日、日数限定で「Deliveru」による「見逃し配信」を行います。詳細および接続先は講義終了後にメールにて案内いたします。
※ライブ配信の場合、通信状況やその他の理由により音声が途切れる、画像や音声が乱れる、つながらない、途中で回線が切れてしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。あらかじめご承知おきください。
配信側の通信状況や不具合で接続が安定しない、回線が落ちてしまうなどの場合は、緊急でZoomの接続先を変更することがありますので、講義中は事務局からのメールを受信できるようにしておいてください。
※なお、ライブ配信が何らかの不具合で中断し、Zoomの切り替えが難しいと判断した場合、当該回のアーカイブ配信をもってオンライン受講に替えさせていただくこともありますのでご了承ください。