- お知らせ
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2017.3.21 お申し込みの受付を開始いたしました。
日経ビジネススクールでは早稲田大学ビジネススクール(WBS)と共同で「MBA Essentials 2017<アドバンスコース>」を開講します。
このコースは、ますます変化の激しくなる現在のビジネスにより求められる特定の科目を集中的に学びたい方に最適な講座です。
各講義とも、実際のMBAコースでの講義に近い、密度の濃い内容を受講できます。
お申し込みは各科目ごとに定員制で受け付けます。より深く高いレベルの学びをお求めのビジネスパーソンの参加をお待ちしています。
受講レベル
ビジネスリーダー
コースレベル
応用・専門
コースの特長
受講生割引
平日夜間
先着定員制
1回2時間
課題不要
修了証発行
領収証発行可
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この科目の特徴
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講義内容
デジタル化は、様々な産業の構造を変え、既存の有力な製品やサービスが、短期間でその競争力を失うような事例も起きています。一方で、デジタル化は新しい企業の誕生と成長の大きな機会でもあります。このコースでは、様々な産業におけるデジタル化による製品やサービスの破壊的とも言えるイノベーションを具体的に議論しながら、デジタル化を巡る経営の戦略や法則について考えます。
「破壊的イノベーション」とは、既存企業が存在する領域とは異なるローエンドの市場や新しいニーズに応えることから始まり、やがては既存企業の市場も侵食していくような技術革新を指します。デジタル化による産業構造変化は、まさに破壊的イノベーションの事例だと言えます。
基本的な講義の進行やポイントは以下の通りです。
- ①
- 具体的な産業や企業の事例(ケース)について、様々な観点から議論を行います。
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- その後、事例の一般化を行い、各回のテーマに関係した経営の戦略や法則について考えます。
- ③
- 参加型の授業運営を心掛け、ディスカッションにかなり多くの時間を使うようにします。
- ④
- 授業でとりあげる産業や企業は、議論の出発点、材料であり、それ以外の業界の方でも参考になるよう、授業及びコースは設計されています。
- ⑤
- 主として取り扱う対象は「製品やサービスのデジタル化と破壊的イノベーション」であり、工場や業務のそれに大きな時間を割く予定ではありません。
現代のビジネスパーソンのほぼすべてが、新たな変化のうねりの中に在る当事者です。この変化を好機とお考えの意欲的な方々と、大いに議論しましょう!
受講対象者
「製品やサービスについて具体的にデジタル化の影響を受けている産業あるいは受ける兆候がある産業の方」を想定していますので、
上述の通り、ほぼすべてのビジネスパーソンが何らかのかたちで対象となります。老舗大企業からベンチャー企業まで、どなたでも意欲的な方は大歓迎です。規模や業種による制限はありません。職種としては、「経営企画」「事業企画・事業開発」「製品企画・開発」などの企画・開発系や、「マーケティング」「サービス」などに携わる方に特に推奨します。
経営戦略論やマーケティングの基礎を学んでいることが望ましいですが、講義中にも概念や用語は適宜説明します。また、必要に応じて、自習用の参考書などを紹介します。
根来 龍之(ねごろ・たつゆき)
早稲田大学 大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授、前研究科長。早稲田大学IT戦略研究所所長。京都大学卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員、文教大学などを経て現職。経営情報学会会長、国際CIO学会副会長(同学会誌編集長)、組織学会理事、CRM協議会顧問、「Systems Research」誌Editorial Boardなどを歴任。『IoT時代の競争分析フレームワーク』(中央経済社)、『プラットフォームビジネス最前線』(翔泳社)、『事業創造のロジック』(日経BP)、『代替品の戦略』(東洋経済新報社)などの編著書がある。また、メーカーでの経営企画職など、約10年の実務経験を持つ。
MBA Essentials <アドバンスコース>とは
MBA Essentials<アドバンスコース>は、早稲田大学ビジネススクール(WBS)のMBAカリキュラムからビジネスに役立つエッセンスを凝縮し、キャリアの可能性を広げる講座として好評いただいているMBA Essentials<総合コース>を発展させ、MBAの主要な科目別に集中講義を行うコースです。<総合コース>の受講者から、特に要望の多かったテーマでWBSが誇る教授陣が密度の濃い講義を展開します。
実際のMBAの授業から抜粋した講義では、理論や知識、フレームワークのエッセンスなどを身に付けることができます。どの科目もビジネスを行ううえで必要不可欠なテーマであり、初心者も歓迎しますが、<総合コース>を受講し、さらに深くMBAを学びたいと考えている方にとって、より最適な学びの場をご提供します。受け付けを終了しました
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プログラムガイド
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- (注)
- デジタル化のスピードはきわめて速いので、取り上げる予定の産業や企業の一部を変更する可能性があります。
第1回
5/9(火)
19:00~21:00デジタル化がもたらす産業構造変化
まず、自動車業界を事例に、モジュール化、ソフトウェア化、ネットワーク化について議論します。さらに、自動車企業とIT企業との連携戦略のあるべき姿についても議論を重ねます。これらの議論を受け、デジタル化がどのような産業構造変化をもたすのか、一般化した議論を行います。
第2回
5/23(火)
19:00~21:00既存事業とのカニバリゼーション
新聞、通信教育を事例に、アナログ製品(印刷物を使ったビジネス)で成功した企業が、デジタル製品(新聞:ネットニュース、通信教育:タブレット配信)を自社事業に加える際のジレンマについて議論します。その議論を受け、既存アナログ事業と新規デジタル事業とのカニバリゼーション(共食い)一般について議論します。
第3回
5/30(火)
19:00~21:00事業転換
技術革新などの環境変化に対応し、既存のビジネスモデルを新たなビジネスモデルへと転換する場合について議論します。具体的には、IT業界におけるクライアントサーバー型からクラウド型への事業展開を事例とする予定です。その議論を受け、事業転換のための注意点や実行方法一般について考察します。
第4回
6/6(火)
19:00~21:00メインプレーヤーの交代
動画配信ビジネスを事例に、メインプレーヤー(企業)について議論します。例えば、動画配信では、「Hulu」や「Netflix」という新たなプレーヤーが存在感を高めていますが、「Amazon」や「dTV(NTTドコモ)」も一定のシェアを確保しています。一方、既存のテレビ局は、コンテンツ作成については一定の地位を保っていますが、その力は相対的に低下しています。議論を受け、デジタル製品・サービス業界におけるプレーヤー間の競争関係とその変化のメカニズムについて考えます。
第5回
6/13(火)
19:00~21:00シェアリングビジネスの成功原理
民泊(Airbnb等)やライドシェア(Uber等)を事例に、ごく最近創造されたビジネスについて議論します。これらのビジネスにおける、既存企業とは異なる成功原理について議論する予定です。なお、この回については、講義当日の世界やマーケットの状況を鑑み、新たなビジネスやトピックを取り扱うべく、内容やテーマを変更する可能性があります。
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開催概要(詳細)
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名称 早稲田大学ビジネススクール×日経ビジネススクール Presents MBA Essentials 2017
<アドバンスコース> デジタル化と破壊的イノベーション主催 早稲田大学ビジネススクール、日経ビジネススクール
開講時期 2017/5/9(火)~ 2017/6/13(火)
講義時間 19:00~21:00(2時間)
会場 早稲田大学 早稲田キャンパス(新宿区西早稲田1-6-1) 東京メトロ 東西線「早稲田」駅徒歩5分
定員 200名程度
受講料金 【一般】48,600円(税込み)、【MBA Essentials受講者割引※1】43,200円(税込み)
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MBA Essentials<総合コース>(2012~2017)を一括受講された方または修了証をお持ちの方は10%の割引特典がございます。ご不明な方は事務局までお問い合わせください
申込締切 2017/4/30(日)
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先着順に受け付けます。定員に達した講座から締め切り日に関わらず受け付け終了となります
入金締切 ご請求書に記載いたします
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現金による銀行振込のみ。クレジットカード、分割払いには対応しておりません
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法人決済の方で入金日に間に合わない場合は事前に事務局までご連絡ください
備考 必要な出席数を満たした方には、科目ごとに早稲田大学ビジネススクールから修了証が発行されます。また、プログラムは変更される場合があります。
免責事項 - ・
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日本経済新聞社(日経)は、コース日程を変更または中止する場合、原則として受講者に対してその内容に応じてあらかじめ電話、電子メール、当ウェブサイトなどでの告知を行います。
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天災地変その他の不可抗力や主催者および講師の事情などにより、講義を一部あるいは全部、中止(不催行)させていただく場合がございます。中止の場合は原則、別日程に講義を振り替えて催行させていただきますが、主催者の事情により完全に提供されない講義については、受講料を無利子にて受講者が指定する銀行口座に振り込むことによって返却します(返金時の振り込み手数料は弊社負担)。ただし、受講料以外に受講者側で発生した宿泊費・交通費などその他の費用については、日経は補償いたしかねます。
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ご入金後にやむを得ずキャンセルされる場合は、開講日(初日)の3営業日前(土・日、祝日を除く)の午後3時までに、上記事務局までご連絡ください。返金手数料2,160円(税込み)を申し受けご返金いたします。以降のキャンセルは受講料をお返しいたしかねます。
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よくあるご質問
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- 大卒、院卒などの受講資格はありますか?
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ありません、どなたでも受講できます。
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- 受講料の支払いは振込だけですか?カードで支払えますか?
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お振り込みだけです。
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- 領収書はもらえますか?
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希望者には発行いたします。
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お問い合わせ
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- MBA Essentials事務局
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〒101-0047 東京都千代田区内神田1-6-10 笠原ビル7F(株)日経ピーアール内
TEL:03-6812-8695 FAX:03-6812-8649 (平日9:30~17:30)
E-mail:mba_essentials@nikkeipr.co.jp
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