川上から川下を ”線” でつなぐ。
製造、輸送、販売、プロモーションを一気通貫で。
このミッションでは、タイで作られた食品がタイ人消費者に届くまでの流れを川上から川下まで”点”ではなく”線”で学び、タイでの食関連ビジネスの潮流を把握します。タイの小売業は日本とは異なり、売る場所や棚を貸すだけの不動産業に近く、売り方(マーケティング戦略)などはメーカー主導になります。そのため、企業内には製造から輸送、販売、プロモーションまで、最終消費者に届くまでの様々な工程を担う部門が存在し、自社商品の販路拡大に取り組んでいます。また、タイ人の日本食ブームや在タイ日本人の多さから、飲食店を含む日本食品関連ビジネスも多く存在しますが、首都バンコクでは飽和状態とも言われ、生き残りには熾烈な争いが繰り広げられています。タイ国内、さらにはタイを拠点とした第三国へのビジネス展開を視野に入れる外国企業には、タイ側のローカルパートナーが不可欠な状況です。食に関わる日本企業の未来を探り、ASEAN展開のヒントをご提供いたします。
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タイ国民 6,500万人の食を支え、海外輸出も強化する大手コングロマリット企業5社を訪問。
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ASEAN各国の食品関係者が集結。Food & Hotel Thailand 2017 を視察。人脈と情報を強化します。
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訪問した企業の担当者や業界有識者を集めた特別な懇親会を実施。より深い関係作りに役立てます。
開催概要
- ミッション名称:タイの食品ビジネスを”線”で学ぶ 4日間(NBS-M2)
- 場所:タイ王国 バンコク(首都)
- 実施日時:2017年09月5日(火)〜 09月8日(金)※4日間
- 最低催行人数:15名(定員30名)
本ミッションで習得できること
- ・タイでの食品ビジネスの実態把握
- ・人脈・ネットワーク創出
参加対象者
- ・自社の食品に関する商品、機械、サービスを海外へ展開されたい方
※催行可否は、8月1日(火)にメールにてご連絡します。
※6月30日(金)までにお申し込みの方は、早期割引価格268,000円(85,351THB)
※このプログラムは現地集合・現地解散です。航空券、宿泊ホテル手配は含まれていません。
※表記のTHB価格は、2017年5月1日(月)時点の為替レート(東京三菱UFJ銀行、1THB=3.14JPY)を採用しています。こちらの為替レートは、2017年7月31日(月)のお申込みまで適用となります。2017年8月1日(火)から10月31日(火)までは、2017年8月1日(火)時点の為替レートを採用いたします。2017年11月1日(水)以降は、2017年11月1日(水)時点の為替レートを採用いたします。
プログラムガイド
Professioanalプロフェッショナル
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食で日本とタイをつなぐ。食大国タイが目指す先とは?
ヨンウット サワプルック⽒ゲスト
National Food Institute, Ministry of Industryタイ工業省の外郭団体である食品研究所(National Food Institute:通称NFI)の所長を務めるヨンウット氏。同研究所は、食品製造の研究開発・標準化を推進するなどのタイの食品産業全体の付加価値向上を目的とした組織だ。日本政府組織や地方自治体とMOUを結び、両国の情報交換に積極的で、日本企業がタイ進出する際には心強い存在である。日本とタイの食をつなぐ要人が日本の食品業界に求めるものとは何かを伺う。
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タイ人の国民食!MAMAラーメンが切る日本のラーメンとは?
ペット パニアンベット氏
Thai President Foods PCL.タイの即席麺といえば「MAMAラーメン」だ。国民の誰もが手に取れる手頃な価格で長く愛されるヒット商品となっているが、品質と価格のコントロールには余念がない。製造の効率化を図るため原材料を供給する企業への投資にも積極的で外国企業との連携にも前向きだ。2016年には日本のラーメンチェーン「幸楽苑」を買収し話題になったが、加熱するタイのラーメン市場での戦いには興味深い見解を持っている。今回お話を伺うChief Business Development Officerのペット氏の頭の中には、タイに進出した日系ラーメン店が細かくカテゴライズされ、それぞれが持つ強みと弱みが詳しく分析されていた。今回のミッションでは、特別に製造工場にお邪魔してペット氏から同社の強みと今後の戦略を伺う予定だ。
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本物のタイ料理を世界の食卓へ。世界の美食家を魅了するシェフのこだわり。
ヌーローソッマニー ステッペー氏
Blue Elephant International PLC.高級タイ料理レストラン「ブルーエレファント」を創業し、現在では家庭で作れる調味カレーペーストやソースの製造も手がける「Blue Elephant International Plc」のヌーロー氏にお話を伺う予定。同社の創業者でチーフシェフのNooror氏は、料理の勉強のために赴いたベルギーのブリュッセルでレストランを開業し、創業以来、現在に至るまでタイ料理を世界に広めてきたタイ料理のパイオニアだ。2002年、バンコクに同レストランを逆輸入し、現在は本格的なタイ料理が学べる料理教室も開催。「マダム」の愛称で親しまれるヌーロー氏にお会いし、世界で成功する秘訣を聞こう。
Visiting company訪問企業候補
- タイ人の国民食は一袋7バーツ!加熱するラーメン市場で勝ち抜く秘訣とは?
Thai President Foods PCL.訪問決定
タイ プレジデント フーズタイ人なら誰もが知っている国民食「MAMAラーメン」の製造会社。袋麺が一袋7バーツ(約21円)という破格の値段は、長く庶民の味方として愛されてきており、家庭のみならず屋台飯でも使われている。1972年に創業されて以来約40年間、タイの即席麺シェアの50%を維持し続けている。現在は国内のみならず、バングラデッシュ、カンボジア、ハンガリーに工場を構え、世界60カ国へ輸出を拡大している。
公式WEBサイト:http://www.mama.co.th/en/ - 安心・安全・高品質な食材を食卓に。中間層の増加とともにタイの食もクオリティの時代へ。
Betagro PCL.訪問決定
ベタグロアグリビジネス大手として知られる同社は、豚と鶏の畜産、飼料の生産、加工食品や冷凍肉の製造から販売まで、全ての工程を担うコングロマリット企業だ。利益追求のみならず”世界中の人々により良い生活を提供する”という理念のもと、安心安全・高品質な商品を追求し、家畜の飼育環境にこだわり、美味しい食肉生産のため肥育に力を入れている。また、畜産農家の生活安定のために、生産物の買取価格保証制度などを導入している。伊藤ハム、味の素など大手日本企業と合弁契約を締結し、日本企業の誘致にも積極的だ。過去には日本の和食チェーン店「大戸屋」のタイ進出の際のタイ側パートナーともなっている(現在はCentralグループ傘下)。
公式WEBサイト:http://www.betagro.com/intro - 輝く黄金の王室カラー。盤石な地位を持つタイのビール市場で次なる一手は何か?ー
Singha Corporation Co., Ltd.訪問決定
シンハ コーポレーションタイ王室に唯一認められた、由緒正しきビールブランドが「シンハービール」だ。1933年に設立された同社は、タイ人が設立した民間企業としては2番目に古い企業。日本人でもタイのビールといえばシンハービールをイメージする人が多いだろう。大麦モルトを使用し一番搾り麦汁を使って醸造した味わいの豊かさと爽やかさが魅力だ。グレードの違う商品として大衆向けの「リオビール」や日系ビールブランドの「アサヒ」の製造販売も手がけ、国内のビールシェアのおおよそ60%を占めている。飲食業、不動産事業、アパレル産業にも参入しており、さらなる事業の拡大を狙う。
公式WEBサイト:https://www.boonrawd.co.th/main.html - 世界の美食家に認められた伝統的タイ料理。家庭用ペーストもこだわりのハンドメイド。
Blue elephent International Plc.訪問決定
ブルーエレファント インターナショナル1980年にベルギーのブリュッセルで創業された高級タイ料理レストラン「ブルーエレファント」は、タイのバンコクのみならず、パリ、ロンドンなどヨーロッパの主要都市に店舗を構え、世界の美食家からその味を認められたレストランブランドだ。現在は、レストランの味を家庭で楽しめるレトルト商品の開発・製造の他、料理教室の運営も手がけている。レトルト商品は、化学調味料や保存料、人口着色料などを一切使用せず、タイの各地域から仕入れた自然の材料と伝統的なハーブを使い、タイ料理本来の味を世界に届けている。こうした商品は世界35カ国に輸出され、売上げの約60%が海外に及ぶ。
公式WEBサイト:http://www.blueelephant.com - タイ最大の財閥企業CPグループ傘下。世界100カ国の人々の食を支える食品製造企業。
Charoen Pokphand Foods PCL.訪問決定
チャロン ポカパン フーズタイ最大のコングロマリット財閥企業CPグループ傘下の食品製造会社。主な製品は、鶏肉・豚肉・エビ・魚・卵・カモ肉、また加工冷凍食品などで、同グループ会社が展開するタイで最大の店舗数を誇るセブンイレブンに商品を流通させている。東南アジアや中国の他、中東、ヨーロッパ、北米でも、牧畜や養殖、飼料工場や食品加工製造工場をもち、世界100カ国以上で商品を販売している。同社の製品は日本のコンビニエンスストアにも卸されており、実は日本人も口にしている。日本で手頃な価格の鶏肉やエビの提供を可能にしたことから、日本の食卓を変えた企業とも呼ばれる。
公式WEBサイト:https://www.cpfworldwide.com/en/about
Exhibition展示会


Food & Hotel Thailand (FHT) 2017
バンコクで開催されるホテル設備と食品食材、食品加工機械を扱う国際展示会。食料品やホテルサービス、ホスピタリティ技術などの幅広い分野を取り扱う他、最高級のスキルを持つシェフやバリスタによるコンペやイベントも開催される。
公式WEBサイト: http://www.foodhotelthailand.com/food/2017/en/index.asp
Scheduleスケジュール
スケジュール、訪問先、講演者はやむを得ず変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
Mission Day 1 9月5日(火) | 食事 | |
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13:00~ | 指定場所集合(バンコク市中心部) | |
13:30~ | オリエンテーション | |
14:00~ | 本ミッションのポイントとゴール設定 | |
15:00~ | 日本経済新聞|メコン経済圏動向 | |
16:30~ | Guest|タイの食品産業政策について | |
18:00~ | 夕食 | ○ |
Mission Day 2 9月6日(水) | 食事 | |
8:00~ | 指定場所集合 | |
9:00~ | 企業訪問 | 調整中 | |
12:00~ | 昼食 | ○ |
14:00~ | 企業訪問 | Betagro PCL. | |
18:00~ | 解散 | × |
Mission Day 3 9月7日(木) | 食事 | |
8:00~ | 指定場所集合 | |
9:30~ | 企業訪問 | Thai President Foods PCL. | |
12:00~ | 昼食 | × |
14:00〜 | 企業訪問 | BLUE SPICE CO., LTD. | |
18:00~ | 解散 | × |
Mission Day 4 9月8日(金) | 食事 | |
9:00~ | 指定場所集合 | |
10:00~ | 企業訪問 | Singha Corporation Co., Ltd. | |
12:00~ | 昼食 | ○ |
14:00~ | Food & Hotel Thailand 2017 視察 | |
17:00~ | 発表会準備 | |
18:00~ | NBS ビジネスミッション 発表会 | |
19:00~ | NIKKEI Business Network 懇親会 | ○ |
※本プログラムの費用に含まれるもの:移動バス、コーディネーター、通訳、アテンドサポート、○印の箇所の昼食・夕食(飲みものは別)、資料提供。
※次の点について予めご了承の上ご参加をお願い致します。
1. 訪問先への到着時間等は渋滞の影響で前後することがあります。
2. 最少催行人数は各回15名です。なお、最少催行人数に満たなかった場合、参加費の金額を変更し実施する場合があります。
3. 訪問先での行動はガイド、通訳の指示に従ってください。
4. 訪問時は、訪問先に失礼のない格好でお願い致します。Tシャツ、短パン、サンダル等の軽装は避けてください。
5. 訪問先での自社商品の売り込みはお控えください。名刺交換の時間はございます。
6. 訪問先には訪問者の詳細(氏名、役職、社名、業種)を事前に通知する必要があります。訪問先の競合に当たる場合など、訪問を断られる場合がございます。その場合は別途ご相談させていただきます。
7. 工場見学の際には訪問時の体調などを申告する必要があります。体調が優れない場合は、工場見学をお断りさせていただく場合がございます。
8. 全日程参加できない場合は、一部日程の参加も問題ありません。ただし、 参加費の払い戻しはできません。
9. 参加費のお支払い方法、キャンセル規定については、事務局へ資料請求いただき、そちらをご確認ください。
10. 航空券、宿泊ホテルは、催行決定のご連絡後に確保いただきますようお願いいたします。
NBSビジネスミッション実施報告
「現場に行って、現物を見て、現実を知る」
3現主義に基づいた、体験から学ぶタイ・メコンビジネス戦略
人口6億人を有するASEAN市場への足がかりとして、タイや東南アジアにおけるビジネスの要諦を知り戦略を練るため、「現場に行って、現物を見て、現実を知る」という三現主義に基づき企業の取り組み現場や市場視察を通してアジアマーケットの最前線に触れ、グローバルビジ ネス感覚を養う機会をご提供いたします。タイの政府公的機関からローカル企業まで、NIKKEIならではの幅広いネットワークを活かし、これまでの海外市場視察では得られなかった体験をお届けします。
お申し込み・資料請求
お問合せ・資料請求
まずは気になる商品についてお問合せください。詳細な資料とお申込み用紙をお送りいたします。
お申込み
資料をご確認いただき、お申込みの場合は指定の用紙に必要事項をご記入の上、お申込みください。
費用のお振込
参加費用を指定の口座までお振り込みください。
催行可否ご連絡
催行可否のご連絡を差し上げます。催行決定後に航空券、ご宿泊ホテルの手配をお願いいたします。
当日
当日指定の場所(バンコク市内)までお越しください。
*ビジネスミッションの詳細資料をご希望の場合は、上記「お問合せ・資料請求はこちら」ボタンよりお申込みフォームに移動し、必要事項および「お問い合わせタイトル」に「NBSビジネスミッション資料希望」と入力、「質問内容」にご希望ミッションの名前またはNO(7月:NO.1701、9月:NO.1702、10月:NO.1703、11月:NO.1704)、カスタマイズ型ミッションをご希望の場合はその旨ご入力いただき、事務局へ送信願います。
- 日経ビジネススクール事務局
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〒101-0047 東京都千代田区内神田1-6-10 笠原ビル7F (株)日経ピーアール内
TEL: 03-6812-8679 (9:30~17:30、土・日・祝日は除く) FAX: 03-6812-8649
E-mail:nikkei-bs@nikkeipr.co.jp
募集型企画旅行必ずお読みください
※詳細は別途お渡しする旅行条件書(旅行業法第12条の4に定める取引条件説明書面)を必ずお読み下さい。
●旅行のお申し込みと契約の成立、および旅行代金のお支払い期日
旅行のお申し込みは電話にて承ります。旅行契約は当社が予約の承諾をし、申込金(旅行代金の全額または一部)を受理したときに成立します。ただし「振り込み」の場合はお客様の振り込み手続きが完了した時点で成立したものとします。
<海外旅行>
当社所定の旅行参加申込書に申込金を添えてお申し込み願います。
申込金は旅行代金の一部として繰り入れます。
●旅行開始前の当社による旅行契約の解除および払い戻し
(1)お客様が当社所定の期日までに旅行代金をお支払い頂けないときは、当社は旅行契約を解除することがあります。この場合、取消料と同額の違約料をお支払い頂きます。
(2)お客様の人数が最少催行人数に満たないときは、旅行の実施を取りやめる場合があります。この場合は、下記の期日までにその旨をご連絡し、既に収受している旅行代金(あるいは申込金)全額を払い戻し、旅行契約を解除します。
<海外旅行>
旅行開始日の前日から起算してさかのぼって23日目(ピーク時に旅行を開始するものは33日目)にあたる日より前
お客様は次に定める取消料をお支払い頂くことにより、いつでも旅行契約を解除することができます。契約解除のお申し出は、当社の営業時間内にお受けします。
旅行契約の解除期日 | 取消料(おひとり) | |
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旅行開始日の前日から起算してさかのぼって | 旅行開始日がピーク時の旅行であって、40日目にあたる日以降31日目にあたる日まで | 旅行代金の10% |
30日目にあたる日以降3日目にあたる日まで | 旅行代金の20% | |
旅行開始日の前々日及び前日 | 旅行代金の50% | |
旅行開始日当日 | ||
旅行開始日後及び無連絡不参加 | 旅行代金の100% |
(注)「ピーク時」とは12/20〜1/7、4/27〜5/6及び7/20〜8/31までをいいます。
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日本側旅行運営社
旅行企画・実施 (株)日経カルチャー 〒101-0047 東京都千代田区内神田1-6-6 MIFビル2階
TEL. 03-5259-2990
【営業時間】 9:30-17:30(土日祝休)総合旅行業務取扱管理者:田木茂
観光庁長官登録旅行業第1946号・一般社団法人日本旅行業協会正会員総合旅行業務取扱管理者とは、お客様の旅行を取り扱う営業所での取引に関する責任者です。 この旅行契約に関しご不明な点があれば、ご遠慮なく上記の取扱管理者にお尋ねください。
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タイ側旅行運営社
旅行企画・実施 MEDIATOR CO., LTD. Major Tower Thonglor Fl.10, 141 Soi Thonglor 10, Sukhumvit Road, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110 Thailand
TEL. +66-2-392-3288
【営業時間(タイ時間)】 9:30-17:30(土日祝休)総合旅行業務取扱管理者とは、お客様の旅行を取り扱う営業所での取引に関する責任者です。 この旅行契約に関しご不明な点があれば、ご遠慮なく上記の取扱管理者にお尋ねください。
【個人情報の取扱いについて】
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