2030年あなたの会社はAIに駆逐されていますか・・・
競争環境ががらりと変わる、多分野を巻き込んだ大きな変革が起ころうとしています。
この変革の波に、あなたは乗りますか、抗いますか、あるいは退散しますか…
2030 年には決着がつく可能性は高いですが、“2030年までは時間がある” と考えるのは危険です。
勝者になる道を選択する時期は“まさに今” です。
時代の変革に抗うのは簡単ではありません。そもそも退散する選択肢もありません。
潮流に乗って攻める以外に手はありません。
攻める“武器” はいくつもあります。
その重要なキーワードが、人間の英知を凌駕する人工知能(AI)です。
日経ビジネススクール「テクノロジーインパクト2030 人工知能(AI)編」では、
AIの可能性を理解できるだけでなく、
AIをビジネスに結びつける発想と実践の手法も探ります。
参加対象
- これから2030年につながる経営を担う次世代リーダー層
- 経営企画、新規事業、技術開発などを担当される方など
プログラム
自社事業のAI活用を3ステップで学びます

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ステップ1
AIを実際に体験し、AIの可能性と利用場面を知る
第1回AIを簡単に導入するポイント(講義と体験型ワーク)
第2回IoTの基礎とAIを使ったデータ分析入門(講義と体験型ワーク) -
ステップ2
何をAIに結びつけるか、導入企業や実用化の現場から学ぶ
第3回マネジメントに求められるAIリテラシーと活用・導入の実際 -
ステップ3
ワークショップを通じて、新しい発想を事業化するアプローチを学ぶ
第4回新規事業開発、事業変革~自社ビジネスへの落とし込み~
※パンフレットより抜粋
AI×ビジネスのポイントがつかめる
ここでしか学べない知見が満載です
※プログラム内容、講師は都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
第1回
AIを簡単に導入するポイント(講義と体験型ワーク)
2017年6月21日(水) 11:00~17:00
武田秀樹氏 FRONTEO 取締役 最高技術責任者 行動情報科学研究所 所長
概要
FRONTEOは、これまで人が社会や企業で蓄積してきた感覚や知見、暗黙知などを活用し、人の能力を最大化する人工知能の開発に取り組み、実践しています。例えば、ホワイトカラーの生産性を効率化し、データを見ることや分析を人工知能に任せ、本来、人が行うべき、目的の設定や決断に多くの時間を割けることを目指しています。現在、ヘルスケア、ビジネス・インテリジェンス、マーケティング、リーガルの各分野で事業を進展しています。
第1回では、わかりやすい解説が毎回好評の武田氏が、人工知能(AI)とは何か、AI活用における課題、AIをどのように使うかなど、AIのビジネス活用について、事例紹介を交えて解説します。
また、体験型ワークでは、少量のデータでも学習できるFRONTEOの人工知能「KIBIT(キビット)」を搭載したアプリケーションツールを使い、AI×データで何ができるか、どのようなデータが必要で、どのようにAIに学ばせるのか、イメージを体感し、勘所をつかんでいただきます。
ねらい
- AIが切り開く新産業や既存産業の変革する姿を理解いただけます。
- AIの適用範囲は広く、各業界で大きな変革を起こす可能性があることを把握いただけます。
- サンプルデータを使ってAIを実際に体験し、ビジネス活用の勘所をつかんでいただけます。
カリキュラム
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1. 人の能力を最大化する人工知能が開く未来とビジネスへのインパクト
・人工知能(AI)とは何か
・AI活用における課題
・AIをどう使うか
・事例紹介 ほか -
2. データ×AIで何ができるか(テキストデータ)~FRONTEO KIBITを使った体験型ワーク
お客様からの問い合わせ情報やニュース記事といったテキストデータをいかにAIにより解析するのか、実際のアプリケーションを使って体験いただきます(予定)。
- 3. まとめとQ&A
講師プロフィール

武田 秀樹 氏
FRONTEO 取締役 最高技術責任者 行動情報科学研究所 所長
1996年、早稲田大学を卒業、専攻は哲学。自然言語処理を応用した情報発見を得意とする。複数のベンチャーで新規事業の立ち上げに参画後、2009年FRONTEO(旧UBIC)入社。多彩なバックグラウンドを持つ研究者、開発者を集め、人工知能KIBITの研究開発を指揮する。証拠発見・調査分野への人工知能適応に取り組み、世界に先駆けてアプリケーション開発に成功している。言語処理学会、人工知能学会会員。
第2回
IoTの基礎とAIを使ったデータ分析入門(講義と体験型ワーク)
2017年6月29日(木) 13:00~17:00
伊本貴士氏 メディアスケッチ 代表取締役 兼 コーデセブン CTO、サートプロ IoT技術講師、IoT検定制度委員会メンバー、サイバー大学客員講師
概要
最初に人工知能(機械学習)のしくみについて理解したうえで、実際にどのように企業で導入していくかのポイントに絞って、わかりやすく解説します。IoTによって集められたデータをどのように分析すればいいのか、実際にサンプルプログラムを使い、簡単な操作を行いながら確認します。データ収集からAIを使った分析までのポイントを体験的に理解します。
データ分析にはサンプルプログラムを用います、また講師自身によるデモンストレーションも交えて進めますので、プログラミングの経験のない方々でも問題なく参加いただけます。
利用するデータは、学習用として有名な、ボストンにおける地域別データ(住宅の平均価格、平均部屋数、犯罪率など)および数字に関する手書き画像を想定しています。ボストンのデータは、様々な角度からのデータ分析を行うために、また手書き画像は、画像認識によるグループ分けに利用する予定です。
ねらい
- IoTによるデータ取得とデータ利用の基本的な仕組みが把握できます
- 人工知能(機械学習)を実際にどのように企業で導入していくかのポイントがわかります。
- サンプルデータを使ってAIを実際に体験し、ビジネス活用の勘所をつかめます。
カリキュラム
- 1. 人工知能の利用価値と事例
- 2. IoTとデータ連携
- 3. データ分析と人工知能活用のポイント
- 4. 人工知能による分析の体験型演習
講師プロフィール

伊本 貴士 氏
メディアスケッチ 代表取締役 兼 コーデセブン CTO、サートプロ IoT技術講師、IoT検定制度委員会メンバー、サイバー大学客員講師
2000年にNECソフト入社、Linuxのシステム構築を主な業務として行う。フューチャーアーキテクト、クロンラボの情報戦略マネジャーを経て、メディアスケッチを設立。IoTを中心に企業への技術支援、教育支援のコンサルティングを行う。研究分野では人工知能・無線セキュリティ・ロボット制御を中心に研究を行う。Linux、IT人材育成、IoTの分野における講演多数。
第3回
マネジメントに求められるAIリテラシーと活用・導入の実際
2017年7月18日(火) 13:00~17:00
杉村領一氏 産業技術総合研究所 上席イノベーションコーディネーター 人工知能研究センター 連携推進チーム長
先進企業事例:三井住友フィナンシャルグループ IT企画部 グループ長 船山明信氏
コーディネーター:大久保 聡 日経BPクリーンテック研究所 上席研究員
概要
人工知能のビジネス活用を判断する経営層やマネジャーには、AIを使いこなす力=「AIリテラシー」が求められます。AIリテラシーは企業でAIを導入するためのプロジェクトの進め方や利用するデータの権利に関する知識、AIが出した結果をどのように理解するかなどAIを使いこなすための基本知識です。
第3回では、AIの実社会への適用を支援している産業技術総合研究所人工知能研究センターの杉村氏に、AIの実用化動向、国内外のデータオープン化への取り組みなど、AIを取り巻く現状について語っていただきます。
三井住友フィナンシャルグループ IT企画部の船山氏には、コールセンターでのAIを活用した対応品質向上や、チャットボットなど昨今注目度の高い技術の業務適用など、具体的な取り組み事例とともに、今後の展望についてお話しいただきます。
ねらい
- AIが出した結果を適切に判断するために最低限知っておきたい知識、AIリテラシーを学んでいただきます。
- データ取得、パーミッションや個人情報の扱いなどの注意点が把握できます。
- 事例紹介で、企業にかけるAI導入のステップや活用する際の課題、解決手法などを参考にしていただけます。
カリキュラム
講義1【講師:杉村 領一氏】
- 1. AIの3つの技術要素
- 2. AI時代の変遷
- 3. AI活用の可能性:AI×場所、AI×生活、AI×医療、AI×自然言語、
- 4. 何をAIに結びつけるか、データの選び方、データ分析
- 5. データのオープン化と個人情報保護の動向
- 6. 学習済みデータの扱い方 ほか
講義2【講師:三井住友フィナンシャルグループIT企画部 船山明信氏】
AIを実ビジネスに活用する企業の事業責任者に「AI活用を決断した背景」「AIを活用してわかった活用の勘所」「人間とAIが強調していう上でのポイント」など経験を踏まえてポイントを語っていただきます。
講師プロフィール

杉村 領一 氏
産業技術総合研究所 上席イノベーションコーディネーター 人工知能研究センター 連携推進チーム長
1980年京都大学工学部情報工学科卒、松下電器産業入社。先端技術研究所モバイルネットワーク研究所所長、パナソニックモバイルコミュニケーションズ社基本システム開発センター所長等を歴任。2012年NTTドコモ マーケティング部戦略アライアンス担当部長、13~15年TIZEN ASSOCIATION Chairman、14年プロダクト部プロダクトイノベーション担当部長。16年より国立研究法人産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 上席イノベーションコーディネーター。
第4回
新規事業開発、事業変革 ~自社ビジネスへの落とし込み~
2017年7月24日(月) 10:00~17:00
秦 充洋氏 ミレニアムパートナーズ代表取締役/一橋大学商学大学院MBAコース講師/NPO法人ヘルスケアリーダーシップ研究会理事
概要
新しい技術やインフラの登場によって、新規事業や事業変革のチャンスが生まれたとしても、結局事業化に至らないケースは少なくありません。その原因は、コンセプトがアイデア倒れでビジネスモデルになっていない、あるいは顧客検証が不十分といったことなどが挙げられます。こうした状況に陥らないためには、最近の事業環境を踏まえた新しい事業検討アプローチの活用が必要です。AIを自社ビジネスと結びつけるにはこうしたアプローチが欠かせません。第4回では、ミレニアムパートナーズの秦氏が、テーマをAIに絞り、講義とワークショップを通じて新しい発想を生み出すための基本的理論と具体的アプローチ、アイデアを事業モデルに進化させるステップとポイントについて解説します。
ねらい
- AIを活用して新規事業と既存事業見直しを成功に導く手法を把握できます。
- 新しい発想を生み出すための基本的理論と具体的アプローチ、アイデアを事業モデルに進化させるステップとポイントを理解できます。
カリキュラム
講義とワークショップ【講師:秦 充洋氏】
新しい価値を生みだす事業開発のアプローチと実際
- 1. 変化を踏まえた新規事業・事業変革の具体的手法
- 2. 人工知能の事業機会を考える
- 3. ビジネスの観点から見た人工知能の効果
- 4. 人工知能ビジネス化のランドスケープ
- 5. ビジネスモデル構築の5ステップ
- 6. 事業発想を生み出す3つのポイント
午前:講義
午後:AIをテーマにした新規事業開発のワークショップ&発表
人工知能ビジネス化のランドスケープ
*内容は一部変更する可能性があります
講師プロフィール

秦 充洋 氏
ミレニアムパートナーズ代表取締役 一橋大学商学大学院MBAコース講師
NPO法人ヘルスケアリーダーシップ研究会理事
1992年、ボストンコンサルティンググループ東京オフィスに入社。国内外の大企業を対象に本業見直し、新事業戦略策定などに携わる。1995年には同社ソウルオフィスに現地駐在。1996年、医療従事者に医療情報を提供する株式会社ケアネットを共同で創業、取締役副社長として事業計画の立案、実行、資金調達、管理、放送事業を担当(同社は07年東証マザーズに上場)。1999年VCの誘いによりネットベンチャー社長に転じ、戦略立案、実行、資金調達、M&Aを実施。1年で売上高を1億円弱から15億円に拡大させた。ネットバブル崩壊後は事業クローズも実施。2002年BCGに復帰。プロジェクトマネジャーとしてM&A、事業再生、新規事業、組織人事政策策定などを指揮。2006年、ミレニアムパートナーズを設立し、大企業を中心に新規事業開発のワークショップ、次世代リーダー育成、スタートアップ向けファンド運営などを行う。一橋大学商学大学院にて「ビジネスプランニング」、起業家育成などに携わる。
開催概要
開催時期 |
2017年6月21日(水) 11:00~17:00 2017年6月29日(木) 13:00~17:00 2017年7月18日(火) 13:00~17:00 2017年7月24日(月) 10:00~17:00 第1回6月21日(水)と第4回7月24日(月)は終了後交流会開催(17:30~18:30予定) |
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会場 | 日本経済新聞社東京本社6階 日経・大手町セミナールームなど |
主催 | 日経ビジネススクール(日本経済新聞社、日経BP社) |
定員 |
42名 ※最少開催人数 15名。申込人数が最少開催人数に達しない場合、開催を中止させていただくことがあります。 |
参加料 | 360,000円(消費税別) ※1社2人目からは290,000円(消費税別)1社4名様まで ※5月中のお申し込みの早期割引290,000円(消費税別) |
お問い合わせ先 |
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