事業性評価と意思決定の進め方

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新規事業・事業投資プロジェクトを成功に導く基本フレームを身につける実践講座

事業性評価と意思決定の進め方

仮説・定量分析・シミュレーションを活用し「リスクとリターンを見極める手法」を学ぶ

セミナーの狙い


 事業はなぜ失敗するのでしょうか。それは、「事業は仮説が外れると失敗する」と定義することができます。仮説とは、事業の成功に必要な条件のことで、例えば「この製品を市場に最初に投入できれば」「30%のコストダウンが実現出来たら」などの「たら・れば」が仮説です。

 このような事業の成功・失敗を左右する仮説を明確にし、起こりうるシナリオを分析・シミュレーションしていくと、事業計画のポイントがシンプルで、わかりやすくなります。シナリオ分析によってリスクとリターンに関する理解を深め、仮説が大きく外れるのを防いでいくと、事業が成功する確率を高めることができます。

 この講座では、こうした仮説を明確にし、シナリオをシミュレーションして事業計画に落とし込み、実行管理していくことで、事業を成功に導いていく方法論を学びます。具体的には、米国で開発された仮説指向計画法(※用語解説参照)のポイントを理解したうえで、これらの理論をベースにしたWhat-If分析、感度分析、リスク分析などの重要な分析・シミュレーションの基本と活用法を身につけていただきます。また、実際に使うときのイメージがつかめるよう、一人一台のPCを使い、分析・シミュレーションを演習します。

 この手法は、設備投資、研究開発投資、M&A、新規事業など、これまで取り組んだことのない、新たな事業への投資に有効ですが、既存事業・海外事業・子会社などの事業構造を改めて整理し、管理を進めていく際にも役立ちます。

 事業プランを説明しなければならない立場の方、事業の意思決定を行うマネージャー、経営幹部、経営企画や管理部門の方など、広く事業の計画・管理に携わる方々に役立つ、事業投資、事業計画の実践プログラムです。
 
【受講者の感想】(受講者アンケートから)
・「仮説を共有し、検証、レベルアップしていくことの重要性がわかった」
・「ツールを使うことで複雑、不可能と思っていた分析がすぐに行えるとわかった」
・「現場感のある説明・解説が参考になった」 etc.

※講師著書「不確実性分析実践講座」(ファーストプレス)を進呈いたします

概要

事業性評価と意思決定の進め方

検索番号
P1901722
開催日時
2019年12月17日(火)10:00~17:30
定員
30
受講料
57,200円(税抜き52,000円)
会場
ネクストワークス ラーニングセンター
申込期間
2019年7月24日(水)~12月16日(月)

プログラム

◆1. はじめに
~未来の数字は、すべて仮のもの
   この扱いにくい数字をどのように組織で共有し、管理するか


◆2. 新規事業計画の理論:仮説指向計画法(Discovery-Driven Planning)
(1)事業はなぜ失敗するのか
(2)仮説を明確にする「逆損益計算法」
(3)既存の事業計画法との違い~クリステンセン等による解説
(4)仮説の外れに対応する「マイルストン計画法」
(5)ステージゲート法との比較
(6)リスクの見極めに便利な「シナリオ分析」

◆3.事業投資の課題、業務プロセスと10のチェックリスト
(1)DCF法が数字の遊びになるのをどう防ぐか
(2)プランの良し悪しを判断する事業性評価
(3)仮説指向計画法から考える投資の分類
(4)事業投資の基本業務プロセスと課題解決
(5)情報共有の重要性~フォードの事例から
(6)事業投資業務10のチェックリスト

◆4.事業の立案、リスク評価のための分析・シミュレーション手法
(1)What-If分析(シナリオ分析)
(2)感度分析
(3)リスク分析
(4)【ソフトウエア活用演習】分析・シミュレーションの実践と分析結果の理解
   ①製品開発案件(事業性評価)
   ②新規事業案件(レストラン開業)
   ③M&A案件(買収価格の妥当性評価)

◆5.事業性評価・意思決定手法の活用事例
(1)(大阪ガス)「大阪ガスにおける投資評価の取り組み」
(2)(双日)「事業投資プロジェクトにおける事業価値評価支援ツールの活用」
(3)(中外製薬)「中外製薬における事業性評価の取り組み」

◆6.質疑応答とまとめ


※演習は1人1台ノートPC(会場設置機種)を使用します。演習で使用するデータはお持ち帰りいただけます。ご希望の方はUSBメモリーをご持参ください。
※シミュレーションソフトは、各種製品がありますが、本講座では講師が精通しているインテグラート社「デシジョンシェア」を使用します。同ソフトは付属しません。

※用語解説
仮説指向計画法(Discovery‑Driven Planning):
ペンシルバニア大学ウォートンスクールのイアン・マクミラン教授とコロンビア大学ビジネススクールのリタ・マグレイス教授によって考案された。事業計画は多くの仮説で構成されており、その仮説は外れることがあると考え、いつ・どうやって・どの仮説を検証するかを設計することが不可欠である、と考える計画手法。

逆損益計算法:
損益計算書が最後に利益を計算するのに対して、利益からスタートし、利益を因数分解することにより、利益を生み出す要素を洗い出す手法。

マイルストン計画法:
外れることがあることを踏まえ、いつ・どうやって・どのように仮説を検証するかを計画する方法。当初には持っていなかった知識を計画的に獲得し、その知識に応じて以降の計画を修正するという考え方。

戦略意思決定手法(Strategic Decision Management):
1960年代に米国スタンフォード大学のロナルド・ハワード教授によって考案された意思決定手法で、「意思決定には品質がある (Decision Quality)」と考え、①明確な代替案の検討②信頼性の高い評価手法③情報の質④効率のよいプロセス⑤リーダーシップとファシリテーション⑥明確な価値判断基準、以上6つの要素が意思決定の質を高めるという考え方。

ステージゲート法:
製品や技術開発のテーマをアイディアから商品化までの流れをいくつかのステージに分類して、その各段階で課題検討・評価を行い、戦略的にマネジメントして事業化する手法。

講師紹介

  • 小川 康氏(おがわ やすし)

    小川 康氏(おがわ やすし)

    インテグラート代表取締役

    1989年東京大学工学部都市工学科卒業、東京海上火災保険入社。米国ペンシルバニア大学ウォートンスクール修了(MBA、起業学・ファイナンス)。Wharton SBDC(米国)、ブーズ・アレン・ハミルトンを経て、インテグラート入社。2008年より現職。製造業・ベンチャー企業を中心とした戦略コンサルティング及び、投資ファンドを顧客とした財務分析の経験をベースに、ビジネスシミュレーションを活用した事業投資支援コンサルティングとシミュレーション手法の企業への導入支援を提供。製薬、電力、ガス、化学メーカーなどで豊富な実績を持つ。1999年から2001年までの2年間、仮説指向計画法(Discovery-DrivenPlanning)の開発者であるペンシルバニア大学マクミラン教授の研究センターに勤務、直接指導を受ける。著書に『不確実性分析実践講座』(ネクスプレス、共著)。

    開催日時 講師が担当する他の講座
    オンライン講座 不確実な事業投資と中期計画の意思決定と管理のプロセス<オンライン講座>

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免責事項

本講座の内容は、事前の告知なく変更を行う場合があります。
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