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仕事のミスを防止する「しかけ」「改善」具体策
簡単なポカヨケ的な方法から高度な管理・改善手法をベースとした方法まで、幅広く紹介します
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「働き方改革」の名の下に、労働時間削減や在宅勤務などを取り入れる企業が急増しています。一方で、これら施策によって、仕事の個人管理化が進むことが考えられます。仕事の個人管理化は、チェック機能が滞ったり、コミュニケーション不足によるトラブル、ミス検出力の低下といった問題が想定され、ミス防止は、働き方改革においても必須の取り組みとなっています。今は、1回のミスが及ぼす影響が想定以上に大きい時代です。かつてのようにミスを「しょうがない」と片づけられなくなり、ミスが企業や組織の存亡に関わるとも言えるのではないでしょうか。ミス防止改善は、「できて当たり前」のことに取り組むというイメージが強いですが、それでは取り組む気力が湧きません。投資対効果としての評価もできません。ミス防止は、ミスをなくすことそのものを目的にしてしまうと、うまくいきません。あくまで目的は品質・コスト・納期などの改善、そして働き方の改善です。
この講座では、簡単なポカヨケ的な方法から高度な管理・改善手法をベースとした方法まで、幅広く紹介します。これら管理・改善手法は、ミス防止の効果だけでなく、仕事のレベルアップや製品・サービスの品質、コスト、納期の向上などに寄与する手法です。これらの手法を取り入れることで、みなさまの働き方が改善されるとともに、仕事がもっとおもしろくなり、競争力ある価値を生み出すものとなることを期待しています。
概要
仕事のミスを防止する「しかけ」「改善」具体策
- 検索番号
- P1901963
- 開催日時
- 2020年6月30日(火)10:00~17:00
- 定員
- 72
- 受講料
- 38,500円(税抜き35,000円)
- 会場
- 日本経済新聞社6階 「日経・大手町セミナールーム」(日経カンファレンス&セミナールーム内)
- 申込期間
- 2019年12月17日(火)~2020年5月18日(月)
申込終了 受講申込みはこちら
プログラム
1 人の行動特性タイプ別ミスの傾向と対策
・細部が気になる人
・場当たり的に仕事をする人
・言われたことしかしない人
・認識が他の人とずれる人
・何でも抱え込んでしまう人
・仕事が中途半端な人
・すぐ忘れてしまう人
2 人のマインド・集中力とミス防止風土を高めるしかけ
・仕事に後ろ向きな自分を変えて意識と緊張感を高めてミスをなくそう
・業務遂行能力の過不足を認識して仕事のムラを解消してミスをなくそう
・お互いの気持ちを気遣い合い助け合ってミスに強い職場にしよう
・ミスを認め向き合い自ら解決しようとするマインドを高めよう
3 コミュニケーションエラーをなくすしかけ
・イメージによって全体と個々の関係を正しく伝え伝達ミスをなくそう
・依頼・指示を往復コミュニケーションにして誤認識の防止をしよう
・仕事の目的を伝えて次プロセスで問題となるミスを防止しよう
・できることを確認するまで教えて教育不足のミスをなくそう
・見える化でやりとりを重ねるうちに発生するズレ・モレをなくそう
4 ミスの起きにくい仕事環境をつくるしかけ
・身の回りを必要なモノだけにして間違えるミスをなくそう
・1×1によって必要なモノがわかり間違えないようにしよう
・机上ゼロ帰宅で片付けることを習慣化して乱雑によるミスをなくそう
・戻させる仕掛けで散らかし防止をして混乱によるミスをなくそう
・置き場・ファイル・文書の表示方法を統一してファイリングミスをなくそう
5 ミス防止を前提とした仕事の計画・段取りをするしかけ
・現場の知恵をリアルタイムに入れた手順書で間違いのない仕事をしよう
・行動矯正型帳票で手順を徹底して抜け落ちミスをなくそう
・系統立てた作業計画で作業の抜けや順番違いのミスをなくそう
・想定外の課題やリスクを想定して準備してミス防止をしよう
・ToDo型ストア管理で仕事の一元管理を行って失念ミスをなくそう
6 ミスに強い仕事のプロセス・手順・方法をつくるしかけ
・必要な時に必要なだけの資料・データにしてミスの元凶をなくそう
・仕事は小さなPDCAをたくさん回してミスを小さくしていこう
・先行一気通貫のスタイルで想定外のミスをあぶり出してつぶそう
・ペア作業スタイルで動作と判断を分離して見逃しミスをなくそう
・目+1での照合によって目で追う見落とし・見間違いミスをなくそう
7 ミスの起きやすい変更・変化時の管理力を高めるしかけ
・変化点検討シートで4M変化への対応計画を用意してミスをなくそう
・情報の構成管理で反映ミスをなくして情報間の整合を確実にしよう
・取引先の変化の見える化で対応モレミスを防止しよう
・文書の変更箇所の一元管理下で変更見落としミスを防止しよう
・ファイル名の変更の見える化で最新と有効の間違いをなくそう
8 ミスを防ぐ機械化とポカヨケ技術を身につけるしかけ
・入力作業のポカヨケの仕掛けを組み込んで入力ミスをなくそう
・必要なデータだけを見える化し処理の見落としミスをなくそう
・入力ミスを自動検出する仕掛けを組み込んで入力ミスを防止しよう
・データ参照関数で見て判断して入力するミスをなくそう
・受信メールをフィルターで振り分けして見落とし防止をしよう
9 ミスの検出力を高めてミスの被害拡大防止力を高めるしかけ
・毎日ミーティングでブラックボックス化したミスを見える化しよう
・計算過程を見える化してミスしている箇所を見つけよう
・行動型チェックリストで中身を確認して見逃しミスをなくそう
・作業と逆の順番・方法で確認して見落としミスをみつけよう
・バラツキ視点で異常工数を見える化してミスをあぶり出そう
10 ミスの再発防止の改善力と未然防止の異常処置力を高めるしかけ
・ミスの危険予知訓練でヒヤリ・ハット改善を進めよう
・ロジックツリーでミスの原因を掘り下げて根治改善しよう
・チェックリストのミスの傾向分析をしてチェックの有効性を高めよう
・イレギュラーは再現させて検証してミス防止改善をしよう
・異常発生時の対応手順のイメージをもたせ異常処置ミスをなくそう
講師紹介
松井 順一氏(まつい じゅんいち)
コンサルソーシング株式会社代表取締役
システムアナリスト、情報システム監査技術者、中小企業診断士。アイシン精機株式会社にてABS等の新製品開発に従事。微小洩れ測定法開発にて科学技術庁長官賞を受賞。その後、社団法人中部産業連盟、大手コンサルティング株式会社、現職にて工場改善・管理間接・開発業務改善、5S、目で見る管理、経営戦略のコンサルティングを行う。著書に『仕事のミスをなくす99のしかけ』『仕事の「見える化」99のしかけ』(日本能率協会マネジメントセンター)、『職場の「かんばん方式」2―トヨタ式人づくり改善塾』(日経BP社)など。
「日経ビジネススクール」運営事務局
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