人気ビジネススクール講師がノウハウを伝授 【実践】「会計力×戦略思考力」養成講座 「会計のWHY」と「経営の SO WHAT」を、具体的な事例や演習を交えて分かりやすく解説

会計の数値は、企業活動(経営)という原因がもたらす結果です。その分析手法をマスターし、実効性の高い事業計画スキルへと発展させることを目指します。


 「会計力」で会社の数値を読み解き、「戦略思考力」で企業活動を考察するーー。この作業を往復することで、会社の数値から企業活動を類推することができます。そしてそれは、実効性の高い将来の事業計画を構築するスキルへと直結するものです。

 この講座では、会計力と戦略思考力を用いて、「会計のWHY(なぜその数値なのか)」と「経営のSO WHAT(そこから何が言えるのか)」を導き出す手法とスキルを学びます。理解が深まるよう、具体的な事例や演習を交えて進行します。

 【主な対象者】
 * 「自分のビジネス・仕事」と「会計」の関係を体感的・具体的に学びたい方
 * ビジネス・仕事に使うために、会計数値を理解し、読み解く力を身につけたい方
 * 「自社・他社のマネジメント・戦略」と「会計」のつながりを一体理解したい方
 * 会社の数値から企業活動を類推する、あるいは企業活動から会社の数値を予測する方法を学び
   たい方

概要

【実践】「会計力×戦略思考力」養成講座

検索番号
P2203113
開催日時
2023年1月18日(水)10:00~17:30
定員
70
受講料
44,000円(税抜き40,000円)
会場
日本経済新聞社6階 「日経・大手町セミナールーム1」(日経カンファレンス&セミナールーム内)
申込期間
2022年10月28日(金)~2023年1月16日(月)

プログラム



▼1 【いま最も必要とされる仕事力 ~戦略思考力・会計力とその融合~】
 ・「会計力」とは、会計数値を理解し読み解く力
 ・「戦略思考力」とは、企業活動を理解し考察する力
 ・「論理的思考力」とは、「会計力」と「戦略思考力」を結び付ける力

【会計力編】
▼2 損益計算書(P/L)はマトリクスで読む

 (1)総利益と販管費に見る比例関係を小売り6社に読む(流通小売、製造小売り、低価格戦略)
 (2)販管費の中身から読み解く販売戦略(人件費、販促費、広告、研究開発、物流、家賃)
 (3)業界別に見る、総利益率、販管費率の平均値と比例関係
 (4)大手小売業2社のPLを比較する ファーストリテイリング VS しまむら

【演習】「業界を代表する5つの企業で、P/Lの着眼点をすべて習得する(製造業、サービス業、販売業)」

▼3 貸借対照表(B/S)を読み解く3つの基本法則
 (1)BSは、大局観、優先順位、仮説思考で読む 大手サービス業のBSで実践する
 (2)棚卸資産は、時系列に分解して読む(原材料⇒仕掛品⇒製品)
 (3)有形固定資産は、項目別に分解して読む(建物、機械、土地)
 (4)運転資金で資金調達する会社、資金を失う会社
 (5)業界別に見る、運転資金、固定資産、資金調達の平均値
 (6)大手小売業2社のBSを比較する ファーストリテイリング VS しまむら

【演習】1.「業績不振企業の決算書の数値から、企業名を類推する」
    2.「製造業X 社という企業名から、決算書を類推する」


【戦略思考力編】
▼4 5つの力で「競争環境と会計数値のつながりを読み解く」

 (1)業界の競争環境を読む解くフレームワーク
 (2)強弱両者の脅威を考える、時系列で考える、業界を機能でとらえることが大切

 【演習】「鉄鋼業界を5つの力で読むことで、新日鐵住金の誕生を考える」

▼5 バリュー・チェーンで「付加価値連鎖と会計数値のつながりを読み解く」
 (1)付加価値の戦略を考えるフレームワーク
 (2)どこでどう優位性を築くのか、どこは自社ではやらないのかを決めることが大切

 【演習】「アパレル小売業をバリュー・チェーンで読むことで、決算書の違いを考える」

▼6 マーケティングの4Pで「売るための仕組みと会計数値のつながりを読み解く」
 (1)売るための仕組みを4つの切り口で考えるフレームワーク
 (2)STPで明らかにしたターゲット・セグメントに対して、4つのPとの一貫性が大切

 【演習】「カフェ業界をマーケティングの4Pで読むことで、決算書の違いを考える」

▼7 まとめ
 ~経営者の視点で数値をとらえて、意思決定していくために

※受講料の入金を確認後、受講者には講師著書「ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考」(日本経済新聞出版)をお配りします。
※電卓をご用意下さい。

講師紹介

  • 大津 広一氏(おおつ こういち)

    大津 広一氏(おおつ こういち)

    オオツ・インターナショナル代表、米国公認会計士、ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学大学院客員教授、早稲田大学大学院ビジネススクール(経営管理研究科)非常勤講師、慶應義塾大学理工学部非常勤講師

    1989年慶應義塾大学理工学部管理工学科卒業。米国ニューヨーク州ロチェスター大学経営学修士(MBA)。富士銀行にて営業店と国際資金為替部に所属後、バークレイズ・キャピタル証券にて株式アナリストを歴任。その後、ベンチャーキャピタルにてベンチャー企業への投資・育成業務およびベンチャー企業経営に参画。2003年オオツ・インターナショナルを設立。経営戦略(専門は金融、教育、ソフトウェア)や会計・財務に関わるコンサルティングに従事。また、国内大手メーカー、金融機関、流通、サービス、外資系企業などに対してアカウンティング、コーポレート・ファイナンスのマネジメント教育に多数従事。東証一部上場企業複数社にて社外役員も兼任している。
    ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学大学院客員教授、早稲田大学大学院ビジネススクール(経営管理研究科)非常勤講師、慶應義塾大学理工学部非常勤講師を担当。著書に『ビジネススクールで身につける会計×戦略思考』『ビジネススクールで身につけるファイナンス×事業数値化力』(以上、日本経済新聞出版)、『企業価値向上のための経営指標大全』(ダイヤモンド社)などがある。

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