【2024年春期】ビジネスリーダー向けシリーズ(事業戦略実践コース) 事業戦略のつくり方・2日間集中トレーニング 個人演習を繰り返し、自社の戦略を自分で創り上げる:30名定員で、密度の高い議論を重ねます

事業戦略を作るための考え方や道具(戦略ツール)は、会社の規模や業種に関わらず、ほぼ同じ。使い方をマスターし、自分で事業戦略が作れるようになるための講座

※本講座は、ビジネスリーダー向けシリーズの一つです。全体を受講いただくと、ベースとなる基礎知識から実践力まで、ビジネスリーダー、マネジャーに必要な事業経営力がバランスよく習得できます。
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この講座は、事業成功に必要となる事業戦略を、2日間で作り上げる集中トレーニング講座です。
「受講者ご自身の会社や事業を題材」に、個人ワークを中心とするトレーニング形式で、実際に自分の会社で使える事業戦略をリアルに作っていきます。

戦略というと、どうしても難しく考えがちなのですが、そうでもありません。
シンプルに考えましょう。
戦略とは要は、現在の立ち位置と未来の動きを読んで、何をしたいか?(パーパス)、どこを目指すか?(ビジョン)を定めて、その実現に向けたストーリーを描いていく作業です。
そして、そのためには、様々な道具(戦略ツール)を使いこなす必要があります。

1日目は、さまざまな戦略フレームワークを駆使した「経営分析」により、会社が目指す「パーパス」と「ビジョン」を明確にし、事業環境変化に対応する「成長戦略」を描きます。
2日目は、成長戦略を実現するための肝となる「マーケティング戦略」と「ビジネスモデル」を学び、自社のビジネスモデルを考えます。

この2日を通じて、あなた自身が自分の会社の事業戦略を正しく効率よく作るためのスキルを、実践を通じて身に着けていただきます。

実際に戦略の策定・実行で悩んでいる多忙なビジネスパーソン向けの特別講座です。

受講対象者

〇事業マネジャー・リーダー、事業部門の責任者方など
〇戦略構想からマーケティングまで一貫した事業戦略の作り方の全体像をつかみたい方 
〇事業戦略作りに悩んでいる方、これから事業戦略を担当される方 など

講師からのメッセージ

私は、日本を代表するような大企業を中心に、さまざまな業種のさまざまな会社で「事業戦略」を作るお手伝いをしています。

よく「会社ごとに事業戦略の作り方は違うのでしょう?」と聞かれるのですが、実はそうでもありません。
つくる事業戦略の内容は会社によって全部違いますが、それを作るために使う道具(戦略ツール)や考え方は、会社の規模や業種に関わらずほぼ同じです。
いわば、家を建てるにも、本棚を作るにも、ノコギリとカンナと釘とペンキという同じ道具を使うようなものです。
ただし、使う順番は大事です。ペンキを塗った後にカンナを掛けたり、釘を打った後にノコギリで切ることはできません。事業戦略を作る道具(戦略ツール)も同じです。使う順番が大事なのです。

この講座を通じて、戦略を作る道具(戦略ツール)の使い方を身につけて、自分自身で自社の事業戦略を作れるようになりましょう。

概要

検索番号
P2403357
開催日
2024年3月27日(水)、28日(木)
会場
日本経済新聞社6階 「日経・大手町セミナールーム1」(日経カンファレンス&セミナールーム内)
定員
30名
受講料
110,000円(税抜き100,000円)
申込期間
2024年1月18日(木)~3月25日(月)

事業戦略のつくり方・2日間集中トレーニング(1日目)

3月27日(水)10:00~17:00

会場
日本経済新聞社6階 「日経・大手町セミナールーム1」(日経カンファレンス&セミナールーム内)

事業戦略のつくり方・2日間集中トレーニング(2日目)

3月28日(木)10:00~17:00

会場
日本経済新聞社6階 「日経・大手町セミナールーム1」(日経カンファレンス&セミナールーム内)

プログラム

【1日目】

◆1.戦略作りで押さえる「ツボ」

~戦略とは、目指すビジョンを定め、その実現シナリオを語ること~
(1)戦略とは「ストーリー」、数字だけで語るな
(2)市場を広げるより、顧客から選ばれることが大事
(3)「寝言の正論」は言うな、具体論を詰めろ
(4)精神論は無理、必要なリソース(経営資源)を確保しろ
(5)戦略は一発では作れない、試行錯誤(仮説検証)で良くしていく
(6)ビジョンを軸に、臨機応変に計画を変える


◆2.ドラッカーが教える「戦略を作るステップ」

(1)ステップ1:「WHO(ターゲット市場)」を決める
   ドラッカーの質問「あなたの顧客は誰か?」に答える
(2)ステップ2:「WHAT(提供価値)」を定める
   ドラッカーの質問「顧客にどんな価値を提供するか?」に答える
(3)ステップ3:「HOW(戦略シナリオ)」を考える
   ドラッカーの質問「あなたの計画はなにか?」に答える


◆3.「事業戦略を作る道具(戦略ツール)」の使い方を学ぶ

~あなたの会社・事業を題材に個人トレーニング~
    個人トレーニングと受講者間の相互共有を交えて、検討を進めます
    これにより、戦略作りの実際のプロセスを体験的に学んでいただきます
  【道具(戦略ツール)を使いこなす(1)~(5)】
   (1)自社分析: 自社の強みと課題を特定する(コア・コンピタンス)
   (2)環境分析: 自社の置かれた立場を理解する (PEST、5F)
   (3)競合分析: 競合との棲み分けを考える (競争戦略、バリューチェーン)
   (4)成長戦略分析: 事業の成長を「見える化」する (アンゾフ、PPM)
   (5)経営資源配分: 資源を投入・削減を意思決定する (ターゲット分析)


◆4.クロージング ~1日目の振り返り~


【2日目】

◆1.マーケティング戦略を理解する

(1)ドラッカーに学ぶ、事業戦略におけるマーケティングの位置付け
(2)マーケティングを考える道具(戦略ツール)
  STP(Segment Target Position):ペルソナと提供価値
  4P(Promotion Product Price Placement)


◆2.WHO:あなたの顧客とはだれか?

(1)顧客をセグメントで理解する(Segment)
(2)つきあう顧客を決める(Target)


◆3.WHAT:顧客にとってあなたの価値はなにか?

(1)顧客を起点に考える
  【道具(戦略ツール)を使いこなす(6)】「ペルソナ」を定める 
(2)自社が選ばれるための理由を考える
  【道具(戦略ツール)を使いこなす(7)】「提供価値」を考える


◆4.具体的な戦略シナリオを詰める

(1)顧客に価値を伝える              
  【道具(戦略ツール)を使いこなす(8)】4Pを考える
(2)ビジネスモデルを設計する
  【道具(戦略ツール)を使いこなす(9)】
  BMC(ビジネスモデルキャンバス)を組み立てる
(3)具体的な計画に落としこむ
  【道具(戦略ツール)を使いこなす(10)】ロードマップを考える
  【道具(戦略ツール)を使いこなす(11)】アクションプランを作る


◆5.クロージング ~2日目の振り返り~

◇本講座は、講義とトレーニング(個人ワーク)を織り交ぜて進行します。
◇講座レベルは中級ですが、(1)戦略を作るポジションにいる、または部署に所属している方や、(2)3C分析、SWOT分析、プロダクト・ポートフォリオ(PPM)分析などの基本的な戦略フレームワークの概要を知っている方であれば、どなたでも参加いただけます。
◇演習ではご自身の会社や事業についての検討を進め、結果をグループで共有し、数名の方に全体で発表いただきます。発表を希望しない、情報共有が差し支える場合は、開催当日講師にお申し出ください。
◇ マーケティングは個人顧客(B2C)向けと、法人顧客(B2B)向けの両方をカバーしますが、どちらか一方のみで説明する項目もありますので、ご了承ください。
◇ 説明が不足してわかりにくいと感じることがありましたら、積極的に講師にご質問ください。
◇当日ご受講の方には、講師著書『経営戦略ワークブック』(日本実業出版社)を進呈します。



受講者の声

〇事業戦略の作り方をワークショップを交えて体系的に学べて非常に勉強になりました。 自部門の戦略作りにも活かしていきたいと思います。(部門長・40代)
〇事業戦略の王道の考え方や流れを抑えつつ、効果的な考察・検討となるようフレームワークの活用方法について体系的に学ぶことができました。またワークショップを通じて、異なる属性の方とのディスカッションやフィードバックに基づきリフレーミングできたことは非常に有意義でした。(マネジャー・50代)
〇今は海外事業の戦略企画などをやっているので中期計画立案時のシナリオ作りなどで非常に参考になった。(専門職・30代)

講師紹介

「日経ビジネススクール」運営事務局
株式会社日経イベント・プロ内 
TEL 03-6812-8679 FAX 03-6812-8755 
Eメール:nikkei-bs@nex.nikkei.co.jp
受付時間:営業日の9:30~17:30 <営業日>土日祝、国民の休日、年末年始(12/27~1/4)を除く日

本講座の内容は、事前の告知なく変更を行う場合があります。
主催者の諸般の事情や、天災地変その他の不可抗力の事態により、本講座の一部あるいは全部を中止させていただく場合がございます。また、受講方法を切り替える場合もございます。(例:会場開催からライブ配信への切り替え、その逆など)
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受講方法を切り替えた場合でも、受講料金の変更はございません。

≪お申し込み・ご入金について≫
各講座指定の方法での入金をお願いいたします。
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≪注意事項≫
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講義の録音・録画、資料の無断複製や共用、講義中のPC使用はお断りいたします(PCをご持参いただく講座を除く)。また、講義中の携帯電話のご使用はお断りいたします。
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