ビジネスリーダー向けシリーズ(ビジネスリテラシーコース) プロジェクトマネジメントの基本と実践 戦略・計画の実行、プロジェクトの推進に必要なプロジェクトマネジメントの基礎知識と進め方を体系的に学びます

経営計画の実行、新規事業や課題解決など、幅広く活用できる経営・マネジメントのリテラシー、プロジェクトマネジメントの基本手法と実践のポイントを解説します。

※本講座は、事業マネジメントの基礎となる重要テーマを実践的に学ぶ、ビジネスリーダー向けシリーズの一つです。事業運営のベースとなる基礎知識から実践力まで、ビジネスリーダー、マネジャーに必要な事業経営力がバランスよく習得できます。
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事業環境が変化し、これまでの延長線上の事業展開では限界があるなかで、サステナブルな成長を実現するため、新規事業をはじめ、組織横断型のプロジェクトや企業提携型の事業プロジェクトへの取り組みが不可欠になっています。こうしたプロジェクトのリスクを管理し、効率よく進め、成功に導くためには、プロジェクトマネジメントの手法を活用することが有効です。

プロジェクトマネジメントは米国発祥のプロセス管理手法で、ISO10006やPMBOKなどで標準化されています。経営戦略や事業計画の実行をはじめ、あらゆる課題解決や問題解決に活用できます。「商品開発」「技術開発」「経営改革」「業務改革」など、テーマや分野を問わず使えて汎用性が高く、マネジメント手法の定石です。また、会社経営に求められるベーシックな経営知識のひとつです。
 
この講座では、幅広く活用できる経営・マネジメントのリテラシーである、プロジェクトマネジメントの基本手法とその実践ポイントについて、企業指導経験が豊富な専門家が要点を整理して、わかりやすく指導・解説します。

受講対象者

○プロジェクトを成功に導くための知識と実践のポイントを体系的に学びたい方
○プロジェクトがうまく進まずに悩んでいる、リーダー、マネジャー、経営幹部の方
○プロジェクトにはじめて取り組む、リーダー、マネジャーの方 など

概要

プロジェクトマネジメントの基本と実践

検索番号
P2403407
開催日時
2024年6月19日(水)10:00~17:00
定員
50名程度
受講料
44,000円(税抜き40,000円)
会場
日本経済新聞社6階 「日経・大手町セミナールーム」(日経カンファレンス&セミナールーム内)
申込期間
2024年4月8日(月)~6月17日(月)

プログラム

◆1.プロジェクトの時代
(1)プロジェクトとは何か
(2)なぜ今プロジェクトなのか
(3)プロジェクトと階層組織のマネジメント方式の違い
(4)プロジェクトマネジメントの5つの原則 
(5)プロジェクトのライフサイクル
(6)PMBOK(ピンボック)の知識体系

◆2.プロジェクト成功の条件
(1)プロジェクトが失敗する原因とよくある失敗
(2)計画を立てて経営管理サイクル(PDCA)を回す
(3)プロジェクトに適用されるマトリックス組織
(4)プロジェクトはフラットな文鎮型組織
(5)事業目的を加速するテーマに絞る
(6)プロジェクトオーナー(意思決定者)の明確化
(7)コミュニケーションチャネルの明確化
(8)マイルストーン(中間報告)を設ける
(9)集中討議の活用
 【自社レビュー】プロジェクトの成功&失敗要因の分析
 【復習問題】第2章の振り返り

◆3.中核となる手法
(1)WBS(ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー)
(2)WBS作成のコツ
(3)組織体制図
(4)TRM(Task Responsibility Matrix:作業分割構成)
(5)スケジュール手法
(6)リスクマネジメント
 【復習問題】第3章の振り返り

◆4.計画の策定手順
(1)(背景)問題提起とプロジェクトの大義名分
(2)(テーマの設定)目的・達成目標・対象範囲の明確化
(3)(ガイドラインの明確化)前提条件・制約条件の明確化
(4)(コンセプトの決定)プロジェクトの基本方針を決める
(5)(プロジェクト案)プロジェクト案の提示
(6)(作業計画)WBSの作成
(7)(組織と役割分担)組織体制図とTRMの明確化
(8)(スケジュール化)スケジュールの作成
(9)(予算の作成)必要資源の明確化
(10)(リスク分析)リスクマネジメントと推進上の留意点
 【サンプル紹介①】テーマ設定シートの記入例
 【サンプル紹介②】プロジェクト企画書の記入例
 【復習問題】第4章の振り返り

◆5.プロジェクトの実行と評価
(1)(オーソライズ)トップマネジメントへの報告と決裁
(2)(プロジェクトの発足)プロジェクト実行組織の編成と発足
(3)(実行と進捗管理)情報伝達と決定事項の伝達 
(4)(是正措置1)計画差異の把握と是正対策 
(5)(是正措置2)コンフリクトの最小化 
(6)(是正措置3)トレードオフの指針の明確化 
(7)(プロジェクトの評価)プロジェクトの評価と今後の課題
 【復習問題】第5章の振り返り

◆6.プロジェクトのフェーズの概念
(1)大規模プロジェクトはフェーズに分割
(2)フェーズ分割のメリット
(3)フェーズと人員構成の関係
(4)プロジェクトの解散後の形態
(5)フェーズ分割のポイント(企画-設計-実施)
(6)プロジェクトの分割例
 【復習問題】第6章の振り返り

◆7.推進上の留意点
(1)立ち上げでの留意点
(2)計画段階での留意点
(3)推進段階での留意点
(4)完了時の留意点

◆8.Q&A

※最適なプログラムを提供するため、内容を一部変更する場合があります。


【受講者の声】

○実例やその感想を踏まえながら、体系的に説明していただき、自身ができていること、できていないことに気づくことができました。(マネジャー・40代)
○具体的な事例も交えて説明していただき、理解しやすかった。新しい発見が多く非常に有意義でした。(マネジャー・40代)
○現在進行中のプロジェクトで何が不足しているのか、具体的な要因が理解できました。(役員・60代)
○とてもわかりやすく、かつ実践的な内容で有益でした。資料も充実しており、ぜひ活用したいと思います。(専門職・50代)

講師紹介

  • 西村 克己氏(にしむら かつみ)

    西村 克己氏(にしむら かつみ)

    ナレッジクリエイト 代表取締役

     1982年東京工業大学大学院経営工学科修了。富士フイルムを経て、90年に日本総合研究所に移り、研究事業本部主任研究員として経営コンサルティング、社員研修会などを多数手がける。2003年より芝浦工業大学大学院教授を経て08年より客員教授。現在、昭和ホールディングス社外取締役、株式会社ナレッジクリエイト代表取締役。専門分野は、経営戦略、戦略思考、プロジェクトマネジメント、ロジカルシンキングなど。
     主な著書に『持たないで儲ける会社』(講談社+α新書)『1分間ドラッカー』『1分間コトラー』『1分間ジャック・ウェルチ』(以上、SBクリエイティブ)『ゼロから始めるプロジェクトマネジメント大全』(大和書房)『問題解決フレームワーク44』『戦略決定フレームワーク45』(学研パブリッシング)『ポーター博士の「競争戦略」の授業』(かんき出版)など著書120册以上。

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各講座指定の方法での入金をお願いいたします。
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備考

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推奨環境
よくあるご質問
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