会社役員・経営幹部シリーズ/経営リテラシー・ベーシックコース 経営意思決定に必要な会計・財務知識 財務諸表から経営の実態を読み取り、経営判断するために、会社役員が知っておくべき会計・財務の基礎知識を解説します

適正な経営判断やマネジメントが求められる役員・経営幹部が、最低限理解すべき重要な会計・財務知識と実務対応について、事例を通じてわかりやすく解説します。

※本講座は、会社役員・経営幹部シリーズの一つです。シリーズ全体は「経営戦略」「経営法務」「会計財務」「人事労務」などのジャンル別に構成しています。全体を受講いただくと、役員・経営幹部に必要な経営基礎知識がバランスよく習得できます。
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 大きく変化する経営環境のなかで、役員や経営幹部に求められることは、現実を正確にとらえる目と的確な経営判断です。会計は企業経営の現実を映す鏡であり、これは会計が経営意思決定に欠かせない情報であることを表しています。

 役員や経営幹部にとって「会計や財務のことはよく分からない」では、経営責任が果たせない時代です。財務諸表に表現される経営数値についての結果責任(Accountability)は、会計担当以外の役員にも要求されるものです。それは、経営意思決定に関与しているのは、会計担当の役員だけではないからです。
 
 この講座では適正な経営判断やマネジメントが求められる役員や経営幹部の方々が、最低限理解すべき重要な会計・財務知識と経営実務対応について、ケーススタディーを中心として、これまで会計・財務に馴染みの薄い方でも理解できるよう、わかりやすく解説します。

受講者の声

〇会計の基礎から実務ポイントまで学べて有意義な講義でした。(部門長・50代)
〇資料をもう一度見直して、実際の決算情報から何が読み取れるのか、事例で勉強したいと思います。(部門長・50代)
〇過去に一度頭に入れた内容ではあったが、業務のなかで使う機会が少なかった。改めての受講は繰り返しの学習として有益だった。(役員・40代)
〇もう少し長い時間、説明を聞きたいと感じました。「例え」が多かったので、非常に理解しやすかった。(役員・40代)

概要

経営意思決定に必要な会計・財務知識

検索番号
P2403392
開催日時
2024年7月19日(金)13:30~17:00
定員
40
受講料
48,400円(税抜き44,000円)
会場
ライブ配信
申込期間
2024年4月1日(月)~7月18日(木)

プログラム

◆1.会計・財務の基礎知識と企業経営における重要性

(1)経営者や経営幹部が今、なぜ財務・会計知識を必要としているのか
(2)経営の今を映す「財務会計」と未来を描く「管理会計」の違いと相互関係
(3)管理会計の3つの領域 
   ・・・現状分析会計、業績管理会計、意思決定会計


◆2.決算書情報の読み方と戦略的活用法

(1)「損益計算書」で成果の現状と変化を読む
(2)「貸借対照表」ではリスクとリターンの源泉を読む(重要!)
(3)「キャッシュフロー計算書」では投資効率の現状、異常な資金移動の有無を検証
(4)特に重要な経営指標と経営への活かし方
 ・ROAとROE
 ・フリーキャッシュフローと営業キャッシュフロー
 ・企業の健康状態はココを見る!


◆3.役員や経営幹部が知っておくべき会計基準と経営対応

(1)証券投資に関する会計(時価会計)
   ・・・証券投資のリスク・リターンと説明責任
(2)設備投資に関する会計(減損会計)
   ・・・投資の損は繰り越さないこと
(3)M&Aに関する会計(連結会計)
   ・・・未実現利益の除去、のれんの償却の意味
(4)従業員の年金・退職金に関する会計(退職給付会計)
   ・・・持続可能な人事処遇制度なのかを問う
(5)キーワードで理解するIFRS(国際会計基準)の本質
   ・・・原則主義、資産・負債アプローチ、公正価値が意味するところは何か


◆4.ケーススタディ(実践的な会計・財務知識を深めるために)

(1)シャープの利益と収益性、財政状態の変化
 ・損益計算書だけでは見えない収益性
 ・必要なROAの水準を考える
 ・財政状態の現状と変化
(2)花王の財務管理力
 ・財務の優等生にみる、利益の伸ばし方、設備投資、資金調達、株主還元手法


※電卓をご用意ください
※最適なプログラムを提供するため、内容を一部変更する場合がございます。

講師紹介

  • 和田 正次氏(わだ しょうじ)

    和田 正次氏(わだ しょうじ)

    公認会計士・税理士

     早稲田大学商学部卒業。大手監査法人、ウィリアム・エム・マーサー(現マーサー ジャパン)を経て和田公認会計士事務所開設、現在に至る。日本公認会計士協会東京会経営委員会委員長、日本公認会計士協会学術賞審査委員等を歴任。経営・財務分野を中心に数多くの企業の指導、研修等に活躍中。ケーススタディ方式による実践的で明快な指導には定評がある。国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。
     著書に『Q&A 会計の基本50』『ニューディールな会計戦略』(以上、日本経済新聞出版社)『実践理解/管理会計の基本・経営改善のポイント』『実践理解/月次決算書の見方・説明の仕方』『資金繰りと経営改善のポイントQ&A』(以上、税務研究会)等がある。
     

    開催日時 講師が担当する他の講座
    2024年7月19日(金)~26日(金) 経営リテラシー・ベーシックコース
    2024年7月12日(金)、23日(火) 管理会計マスターコース
    2024年5月29日(水) 経営戦略に必要なコーポレートファイナンスの基礎知識
    オンライン講座 戦略発想の企業財務と経営分析 <Eラーニング>

「日経ビジネススクール」運営事務局
株式会社日経イベント・プロ内 
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備考

≪ライブ配信講座・見逃し配信の個別規定と配信プラットフォームについて≫
株式会社ファシオの配信プラットフォーム「Deliveru」により配信いたします。Deliveruはビデオ会議サービス「Zoom」と連携して講座を配信しますが、ブラウザ版のZoomを利用するため、Zoomアプリのダウンロードは必要ありません。受講いただく際の推奨環境はDeliveruおよびZoom双方の推奨環境を満たしていることが必要です。また、それぞれの利用規約をご確認の上ご利用ください。
株式会社ファシオ「Deliveru」利用規約
「Deliveru」の利用環境は、次の「推奨環境」のとおりです。お申し込みにあたっては、予めテスト視聴サイトにて支障なく視聴いただけるかをご確認ください。
推奨環境
よくあるご質問
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