「成果指標」と「影響指標」を可視化し組織活性化の打ち手を講じる

人事データ分析に基づく課題解決の進め方

メッセージ

HRテクノロジーの進展により、様々なデータが蓄積されるようになっています。また、組織サーベイを実施する企業も増えています。そのような中、人事上の課題を解決するために、人事データを適切に用いる知識と技術が求められるようになっています。
本講座では、人事データ分析の基本的な理解を固めた上で、人や組織をより良くするために必要な進め方や考え方を幅広く学ぶことを目的にしています。人事データ分析を実施する上で、まずは知っておくべき内容を網羅しているのが特徴です。
人事データ分析と言っても数式ばかりが登場するわけではありません。課題解決を重視し、そこに貢献する上で求められる知識を体系的に学べる講座となっています。
本講座の資料がダウンロードできます。
各チャプターを60%以上閲覧するとテストを受けることができます。

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講師

伊達 洋駆

伊達 洋駆

株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役

神戸大学大学院経営学研究科 博士前期課程修了。修士(経営学)。2009年にLLPビジネスリサーチラボ、2011年に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。以降、組織・人事領域を中心に、民間企業を対象にした調査・コンサルティング事業を展開。研究知と実践知の両方を活用した「アカデミックリサーチ」をコンセプトに、組織サーベイや人事データ分析のサービスを提供している。著書に『現場でよくある課題への処方箋 人と組織の行動科学』(すばる舎)や『越境学習入門 組織を強くする「冒険人材」の育て方』(共著;日本能率協会マネジメントセンター)などがある。2022年にHRアワード2022書籍部門 最優秀賞を受賞。

学習内容

  • そもそも人事データ分析とは何か、何を目指して実行するのか
  • 人事データ分析によって人事上の課題を解決するための方法
  • 人事データ分析の具体的な進め方、注意すべき落とし穴や勘所
  • 相関分析をはじめとした統計分析の基本的な考え方や活用先

学習対象者

  • 組織サーベイを内製・外注している人事担当者
  • 人事のDX化を推進する人事責任者
  • 人事管理システムのデータを活用したい人事担当者
  • データ分析に関心を持っているビジネスパーソン

学習できるスキル(1)

ビジネススキル(1)

  • SeniorskillInfo.skillDetailName

    データ活用

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3つの特徴

  • 1

    ビジネスに直結するスキルが100以上

    豊富な講座群から、あなたの課題を解決できる講座が見つかる!

  • 2

    3分のキャリア設定で最適講座をリコメンド

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  • 3

    購入した講座は期間の定めなく視聴可能

    何度でも学習できる。メモ機能やワード検索機能も多数

  • 人事データ
  • 組織活性化
  • データ分析
  • 10
  • 2時間59分
  • 学習証明バッジ
  • 発売日2023/2/15
  • 作成者日経ビジネススクール

チャプター一覧(10本)

無料サンプルを見る

  • 1. 人事データ分析でできること 1. 人事データ分析でできること0:21:56人事データ分析においては、組織サーベイや社内データを用いて、人や組織の現状を把握し、対策を打った上で、効果を検証します。
  • 3. 分析可能なデータとは 3. 分析可能なデータとは0:18:01データの整理には想像以上に時間がかかります。個人に紐付けられた状態でデータをそろえることが求められます。また、1概念3項目以上で測定するようにします。
  • 4. データ分析で原因を明らかにする 4. データ分析で原因を明らかにする0:17:52対策を考えるためには影響指標が鍵となります。実践知と研究知をもとに影響指標の候補を挙げ、成果指標との関連をデータによって検証します。
  • 5. 相関分析を活かす 5. 相関分析を活かす0:18:24成果指標と影響指標の候補の関連を統計的に検証しなければなりません。そのために有効な手法が相関分析です。
  • 6. 統計分析の基本を理解する 6. 統計分析の基本を理解する0:17:53グラフの見た目で判断をしていては誤りをおかす可能性があります。統計分析を行うことが大切です。具体的には、有意性検定と効果量を確認します。
  • 7. データ分析を対策につなげる 7. データ分析を対策につなげる0:14:39対策につながる分析にするには、分析前の準備が大事です。分析前に影響指標の候補を挙げる段階で、対策を打てるかどうかを検討しなければなりません。
  • 8. 対策を講じる対象を導き出す 8. 対策を講じる対象を導き出す0:15:57統計分析をもとに属性比較を行います。相対的に伸びしろのある属性を主なターゲットに定めて、対策を打っていくのが有効です。
  • 9. 対策の効果を検証する 9. 対策の効果を検証する0:15:45事前に対策の効果を設計し、対策前と対策後の差を可視化するのが効果検証です。効果の要因も明らかにすると、さらに効果を促すことができます。
  • 10. 人事データ分析の事例 10. 人事データ分析の事例0:18:13組織サーベイにおいても社内データ分析においても、まずは成果指標を丁寧に定めた上で、影響指標の候補を挙げ、成果指標との関連を検証する必要があります。